【レビュー】J2第1節 いわきFC vs藤枝MYFC

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プレビュー

スタジアムを改修

いわきのホームは21世紀の森公園公園にあるいわきグリーンフィールド。J2仕様にすべく観客席を2300席から5030席に増やし、大型ビジョンを設置、そして芝の張り替えを行なったようです。

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J2のスタジアム基準は1万席以上、そしてその3分の1以上が屋根で覆われていることが条件となります。それに照らし合わせるといわきGFはまだ不十分。例外規定を適用という形になっており、2025年の6月までに整備計画をJリーグに提出する必要があるようです。

いわきFCのJ1基準スタジアム整備へ いわき市、計画に協力
 いわき市の内田広之市長は1日、サッカーJ3のいわきFCが今後進めるJ1基準を満たしたホームスタジアムの整備計画の作成に市として協力する方針を初めて示した。将来的なJ1昇格を目指すクラブにとって基準を満たしたスタジアムの整備は不可欠で、市は補助金を申請するなど整備費も含め協力する。いわきFCが今季J2昇格を果たした場合...

まだ東北社会人リーグに所属していた2019年に、クラブハウスのあるいわきFCパークにスタジアムを建設するかもなんて話をいわきサポから聞いたことがありますが、果たしてどうなるのでしょうか。

スタメン

いわきFC

いわきは左サイドを一新。昨季左SBとして32試合に先発して5G5Aを記録したDF日高大が千葉へ移籍。また、左SHとFWとして30試合5Gを挙げたMF鈴木翔大とは契約満了していました。今日は左SBに鳥取から獲得したDF石田佑資を、左SHに拓殖大から加入したルーキーMF鏑木瑞生を起用しました。

また、右SHの開幕スタメンには2024年シーズンの加入が内定している拓殖大のMF加藤悠馬が抜擢されました。大学生は同じく名古屋学院大FW近藤慶一がベンチ入りしました。

2トップはJ3得点王とMVPをダブル受賞したFW有田稜と昨季スーパーサブとして29試合に出場したFW谷村海那が組みました。

10番FW有馬幸太郎はベンチ外。ルーキーはFW近藤慶一に加えて常葉大から加入のDF速水修平がベンチ入りしました。岡山の10番MF宮崎幾笑はベンチスタート。

藤枝MYFC

対する藤枝は、ルーキーのスタメン・ベンチ入りはなく、手堅い布陣となりました。

鳥栖へステップアップを果たしたGK内山圭の代わりに開幕守護神になったのは大宮から獲得したGK上田智輝。

昨季33試合に出場して藤枝の根幹を担っていたMF鈴木惇は海外挑戦しリトアニア1部へ。この穴を埋めたのは鳥取から獲得したMF新井泰貴。また、コンビを組んだのは今日はMF水野泰輔ではなくシャドーでの出場がメインだったキャプテンMF杉田真彦。杉田の主戦場だったシャドーには仙台からレンタルしたMF大曽根広汰が入りました。

FWアンデルソンの加入で熾烈なスタメン争いが勃発していた1トップは、昨季途中に沼津から加入してきて今季9番を背負うFW渡邉りょうが射止めました。

他のポジションは昨季と変わらない顔ぶれ。3バックはDF小笠原佳佑、DF川島將、DF鈴木翔太の3人。WBは昨季30試合10G6AのMF久保藤次郎と34試合4G2AのMF榎本啓吾。大曽根と共にシャドーに入ったのは昨季31試合13G8Aを挙げて今季から10番を背負うMF横山暁之となりました。

ハイライト

試合所感

拍子抜けの前半

前半終わったとき、「いわき大丈夫か」と心配になってしまいました。

昨季は圧倒的なフィジカルを活かした前プレ&ロングボール戦術でJ3を独走したいわきが、その面影を完全に無くしていました。

昨シーズンの藤枝総合での試合ではなす術もなく0-3で敗戦しましたが、メンバーに大きな変更は互いにないはずなのに藤枝がことごとくヘディングに競り勝つ謎の状態。藤枝の3バックは前回対戦と同じだし、ワントップ渡邉の相手がいわきの家泉と遠藤なのも同じ。

藤枝が強すぎるというよりいわきが弱すぎる。昨シーズンの強さはなんだったんだ。こんな出来だと真っ先に降格するぞ。と本気で心配になりました。

藤枝からすると、やりたい放題にできた前半でした。左CBの鈴木翔太から右WBへの久保藤次郎へのロングフィードが超効果的で、石田の裏を取り続けました。また、右サイドから左WBの榎本啓吾へのサイドチェンジも同様に有効で、いわきの両サイドの裏を取り続け、チャンスを作り出しました。

須藤監督は試合後のインタビューで「いわきは同サイド圧縮してくるのでその際に空く逆サイドのスペースを使った」と話しており、まさに狙い通りの展開でした。

【公式】いわきvs藤枝の試合結果・データ(明治安田生命J2リーグ:2023年2月18日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
Jリーグの試合日程と結果一覧。試合日には速報もご利用いただけます。

それだけでなく、縦へのロングボール主体のいわきに対して藤枝DF陣は競り負けることなく対応しました。1トップの渡邉もいわきDF陣に対して競り勝ち、起点になっていました。前回対戦の時こんなに勝ててたっけ?

失点してからもいわきは前から行くのではなく後ろでブロックを組んで待ち構える守備。藤枝からするとかなり楽そうでしたね。

とはいえ、藤枝にミスがなかったわけではありませんでした。藤枝は3バックもボールサイドの選手は攻撃参加するので、ビルドアップでボールを奪われると3対2とか4対2で数的不利の状態に絶対なりますし、GK上田がフロンターレのソンリョンリスペクトのようなパスミスを何本かして肝を冷やす場面もありました。

とはいえ、藤枝のミスありきという印象が強かったですね。いわきがハイプレッシャーでボールを奪ったというわけではなく、藤枝がイージーなミスをしたから奪えたという感じ。

こんなに好き放題できて良いのか?とこちらが不安になってしまうほどゆるゆるないわきに、心の中で「いわきは1桁順位いくと思ってたけどこれはさすがに降格しちゃうだろ・・・」と思いました。

一転して地獄だった後半

ハーフタイムでいわきは両SHを下げてDF江川慶城とMF永井颯太を、FW有田を特指のFW近藤に交代しました。

昨シーズンから江川の投入は嵯峨理久を一列前に上げて攻撃的に行くというサインでしたが、今回江川が入ったのはいつもの右SBではなく左SB。左SBの石田が本職の右SBへ移りました。

後半は一転してほぼ一方的に藤枝が殴られ続ける展開。いわきは明らかに選手間の距離が短くなってパスが繋がるようになりました。また、前半はノンストレスだった対角へのロングフィードが、江川の投入により繋がらなくなりました。

その結果、藤枝は後半の15分で2失点。後半はひたすら「早く試合終わってくれ」と祈るような展開になってしまいました。

いわきは1点目も2点目もあまり喜ばず、ボールをセンターサークルへダッシュで運んで早く試合再開させようとしてきてマジで怖かったです・・・笑

そんな押し込まれる時間帯が長かったものの、全く攻撃ができなかったわけではなく54分や68分には決定機がありましたし、両サイドの久保と榎本のドリブルはやはり脅威でしたし、面白かったです。

ただ、昨季は後半途中でWBを交代させてたところを今節はフル出場。カウンターの場面で上がりきれない部分もあったので、J2の長丁場を乗り切れるか不安な部分もありますね。

あとがき

記念すべきJ2初戦を勝利で飾りました。

ただ、後半の内容を見た後だと今後への不安は拭えないかな〜というのが正直なところ。J3と違って理不尽系FWも多くいますし。

また、J2初戦を勝ったと言っても相手は藤枝と同じくJ2初挑戦のいわきなので、正直J2でやれるという指標にはなり得ません。次節の長崎戦が本当のJ2開幕戦かなと思います。

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