今シーズン初等々力。第1戦を勝利で終え、引き分け以上でベスト8進出決定の試合です。
スタメン
基本的には第1戦のメンバーと同じ。第1戦と異なるのは、左CBに丸山祐市、左SBに三浦颯太が入った点。富士フイルムスーパーカップでフル出場した丸山祐市がジェジエウに代わって左CBに、左SBには瀬川祐輔の代わりに本職の三浦颯太が入りました。
佐々木旭は第1戦に引き続き右SBで先発。
試合記録
所感
受け入れ難いベスト16敗退
まさかのシーズン始まる前にACL終了。
アウェイでの第1戦を勝利で終え、引き分け以上で勝ち抜け、1点差の負けでも延長戦となる中での敗退は受け入れ難いです。ただ、このような大舞台で弱いのもまた事実。
これ以外にも後半ATでの失点による負けは結構やってる印象。
サポーター側も正直なところ浮ついてるところあったよなと思います。Gゾーンでは試合前の応援でルーティーンとは違うことされて、メインにいる自分たちはついていけてませんでした。この手の気合いは空回りするのがフロンターレ流。
また、序盤で2失点はしたものの追いつき、なおもフロンターレが押しているという状況下、少なくとも自分はしっかり勝ち切って90分を終えたいと考えていました。まあそれ自体は普通ではあるのですが、かなり楽観視しているニュアンスが入ってしまっていたなぁと。油断してました。まさか90分で敗退してしまうとは・・・。
監督の采配も納得しきれない部分がありました。1人も交代しないで終盤を迎えていたので、フレッシュな選手を入れてさらにギアを上げてほしいと思っていましたが、いざ交代してみるとパワーダウンしていた感は否めない…。山本悠樹とマルシーニョは下げてはいけなかったなと感じました。
特に、今日の試合では脇坂のプレースキックが冴えず失点の起点にもなってしまいましたが、脇坂を下げずに山本悠樹を下げたのは疑問が残ります。明らかに脇坂は調子が良くなくて、途中でプレースキッカー交代しなかったのも正直疑問でした。まあ、期待がそれだけ大きいというのもあるわけですが。
この日の山本は攻守ともに躍動しており、相手GKを退場へ追い込むエリソンへの絶妙なスルーパスも放っていました(ビデオ判定の結果、エリソンのオフサイドで退場取り消し)。84分のこの交代はターニングポイントだったなと思います。
スーパーカップのときは「2チーム分の戦力万歳」と思っていましたが、ACLのガチンコ勝負という局面ではまだその領域に至っていなかったのか?ちょっと浮つきすぎたな、自分。
新戦力躍動
とはいえ、新加入選手は素晴らしい活躍をしてくれました。左SB三浦颯太の縦への推進力、IH山本悠樹の攻守への貢献、CB丸山祐市の積極的な鋭い縦パス、CFエリソンのゴール。また、新加入選手だけでなく、マルシーニョはいつも通りスピードで脅威になり、佐々木旭も今季から務めている右SBで攻守に安定感を見せていて、チームとしての出来は決して悪くないどころか多くの時間帯で相手を圧倒していて見ていて楽しかったです。これは今後素直に楽しみです。
国内無双して次回のACLへ
試合終了後の多くのサポーターの気持ちはこんな感じ。2025年開催予定のクラブW杯出場権も逃してしまったし。
新しいフォーマットのクラブW杯は4年に1度。2025年大会に参加できなければ次は2029年大会となってしまうため、選手が大幅に入れ替わった状態で臨むことになってしまいます。そういう事情もあり、2025年大会に滑り込みたかったですが・・・。ACL優勝以外にもAFCのクラブポイントで1番になれば参加可能で、フロンターレにはその可能性もあったのですが、そちらも今回の敗退で可能性ゼロになってしまったので・・・。悔しい。
今年に目を向けると、フロンターレは昨年末の天皇杯優勝で24-25シーズンのACL出場権は確保済み。今年の9月開幕です。23-24シーズンのACLがなくなって戦力がやや過剰になってしまったとはいえ、次のACLのときにはしっかり戦力を整えなければならない。これはしっかり考えておかなければいけない点です。
次こそはACL優勝したいですね。
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