第102回全国高校サッカー選手権 メンバー発表

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全国高校サッカー選手権開幕を1週間後に控えた12/21、登録メンバーが発表されました。

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第102回全国高校サッカー選手権大会 チーム紹介ページです。

静学のメンバーは大枠はプレミアでもお馴染みのメンツが揃いました。MF福地瑠伊は怪我で県大会を欠場。今月からようやくジョギングを始めたようですが、間に合わず全国もメンバー外となりました。

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福地陣は今月2日までBチームでボランチとしてプリンスリーグを戦っていた。そして5日の練習からAチームに合流。「球際の強さには自信があります」とピッチを走り回っている。

プレミアでは背番号変更がなかったためレギュラー格でも2桁背番号の選手が多かったですが、そのような選手は1桁に変更になっています。DF水野朔が24番から4番へ、DF大村海心が20番から5番へ、MF田嶋旦陽が16番から8番へ変更になっています。準レギュラーという立ち位置ではありますが、2年生DF岩田琉唯も33番から3番に変更になっています。ほかにも細かい背番号変更がありますが、一番謎なのはDF吉村美海が19番から16番へ変更になったことでしょうか。レギュラーなのに2桁だし、中途半端な変更になっています。そしてMF森崎澄晴も14番のまま。

下級生で選ばれたメンバーは、2年生はDF3岩田琉唯、DF13野田裕人、DF24矢澤怜士、MF23天野太陽、FW20大木悠羽の5人、1年生はGK17有竹拓海、MF18山縣優翔、MF28佐々木雄基の3人。佐々木はプレミアでは1回目のメンバー変更からずっと登録メンバーに入っていたものの出場機会がほとんど得られていなかったのでメンバー外になると予想していましたが、ギリギリ入った格好です。

プレミアや選手権県大会でメンバーに入れず、全国大会で滑り込んだメンバーは3年生のMF桾澤琢太とMF福地陣の2人でした。桾澤は1年通してプリンスリーグで活躍したボランチ。福地陣はMF福地瑠伊の双子の弟で、ボランチもしくはトップ下の選手。

大阪東淀川FCから5人

選手権登録選手30人の出身クラブを都道府県別に分けました。今年は、今年も?関西圏が多く、16人が関西出身で、大阪出身が13人で最多となりました。特に多いのが東淀川FC。川崎内定FW神田奏真やDF大村海心、DF井口晴斗のレギュラー格をはじめ、県大会で活躍したMF庄大空、2年生DF矢澤怜士と5人もいます。

次に多いのが静岡ですが、一気に人数が少なくなり4人のみ。ちょっと悲しくなりますね。しかもレギュラー格が徳島内定のMF高田優だけ・・・。静岡と隣接する神奈川、愛知からは合わせて5人。ただし、レギュラー格はFC DIVINEのDF野田裕人と刈谷JYのMF森崎澄晴のみで、神奈川は全員リザーブ。

大阪13:東淀川FC×5、大阪市ジュネッス×3、千里丘FC×2、アイリス住吉×1、八尾大正FC×1、RESC×1

静岡4:静岡学園中×2、清水エスパルスJY×1、エスパルス静岡×1

東京3:FC東京むさし×1、FC東京深川×1、FC澁谷×1

神奈川3:湘南ベルマーレU-15×1、川崎フロンターレU-15×1、FC厚木DREAMS×1

奈良2:ディアブロッサ高田×2

愛知2:FC DIVINE×1、刈谷JY×1

兵庫1:神戸FC×1

千葉1:JSC CHIBA×1

埼玉1:1FC川越水上公園×1

BチームMF桾澤琢太とMF福地陣が滑り込み

Aチームに滑り込んだのはMF桾澤琢太とMF福地陣。ボランチを務める桾澤は、プリンスリーグではDF菅井海翔とMF野瀬快に次ぐ3番目の出場時間です。

福地陣はたしか今年怪我で出遅れたという話があった気がしますが、記事を見つけられず。はじめはBチームの登録メンバーにも入っていませんでしたが、1回目のメンバー変更でBチーム入り。そして、最終タームでは10番を背負いました。プレースタイルは福地瑠伊のようにボックストゥボックスで広範囲を動き回り、福地瑠伊よりもさらにゴールを積極的に狙いに行く選手かなという印象があります。

桾澤は出場時間の割にプレーの印象がないと思いましたが、私が観戦したプリンスリーグの試合にたまたま出場していなかったようです。桾澤が欠場したプリンスの試合は3試合ですが、私が見に行ったのはそのうち2試合だったようです。

予想フォーメーション

最後に静学の予想フォーメーションを。

4-3-3もしくは4-2-3-1が基本になると思います。基本は選手権のメンバーが軸になり、センターフォワードが川崎内定のU-18日本代表FW神田奏真になるってくらいですかね。あと、左WGが誰になるかが不透明。突破力&得点力重視ならMF志賀小政一択です。MF岡元和士はクロスの精度が魅力。また、ここ最近のプレミアではDF泉光太郎が先発でした。泉はもともと右SBのレギュラーでしたが、ボランチもできます。MF小山顕は両サイドのWGだけでなくIHもできるし、左SBをやったこともあります。選手権で活躍したMF庄大空はセンターフォワードか左WGでの出場が濃厚。プリンスでは右WGが主戦場でしたが。庄とともに選手権で活躍したMF宮嵜隆之介はセンターフォワードか左WGかIH。FW大木悠羽は来年のセンターフォワード第一候補ですが、今年はプレミア無得点に終わりました。ポストプレーを得意とする神田とは異なり裏抜けが得意なタイプですが、どうも今年のチームとは水が合わない部分があるため出場機会は限定的な気がします。

DFラインはこのメンバーで固定だと思います。もしかしたら右SBが野田裕人じゃなくて泉や岩田になるかもという程度。岩田はDFラインに何かあったときのためのバックアッパーかなという気がします。プレミアでは右SBも左SBもセンバもやってます。なんならぶっつけ本番でセンターフォワードもやった経験があります。

と、あまり機会もなかったので好きなだけ長々と書いてみました。

今年最後の大会、有終の美を飾れるか

今年戦ってきたメンバーでやる最後の大会となる選手権。福地瑠伊が間に合わずメンバーが揃わなかったことは残念ですが、悔いなく戦ってほしいです。

初戦は12/29、高知代表明徳義塾です。

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