5/29~6/13にフランスで行われるモーリスレべロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)のメンバーが発表されました!
招集メンバー
有名どころでいくと青森山田高からFC東京へ入団した松木玖生、尚志高からシュツットガルトへ入団したチェイスアンリが選外となりました。また、神村学園の福田師王も今回は選ばれませんでした。
松木はFC東京でバリバリレギュラー張ってますが、だからこそ今抜けられると困るということでしょうかね。代わりに(?)青森山田高時代にダブルボランチを汲んでいた宇野が選ばれています。
>5/24追記
5/24、ウズベキスタンで行われるAFC U23アジア杯(6/1〜6/19)に参加するU-21日本代表が発表されました。チェイスアンリ、松木玖生はこちらに飛び級で選出されていました。
私の応援しているチームで行くと、川崎フロンターレの永長鷹虎、アスルクラロ沼津の遠山悠希も選外となってしまいました。まあ、試合に絡めてないんだからしょうがないですね。今後に期待。
海外組はブラックバーンU-18から前田、FCバルセロナU-18から髙橋、オーストリアのインスブルックU-23から二田が選ばれました。
前田は香港、髙橋はスペイン生まれのハーフ。特にU-16スペイン代表選出歴もある髙橋は最年少16歳での選出となりました。
現役高校生は川崎U-18から高井、鳥栖U-18から福井、FC東京U-18から熊田、セレッソ大阪から北野が選ばれました。とはいえ高井と福井は既にプロ契約を結んでおり、北野に至ってはJ1・ルヴァン杯合わせて15試合出場している逸材です。
高井と福井はプロ契約しているので、表記をユースにするかトップにするか微妙なところですね。主戦場がどっちかというかんじなのでしょうかね。
今大会の10番はJ3松本山雅の2年目横山。J2で迎えたルーキーイヤーは16試合0得点に終わりましたが、今シーズンは9試合で6得点。信州ダービーにもフル出場しました。
海外にルーツを持つ初招集DFコンビ
髙橋センダゴルタ仁胡(Niko Takahashi Cendagorta)FCバルセロナU-18
髙橋センダゴルダ仁胡はFCバルセロナU-18所属の16歳。日本人の母とアルゼンチン人の父のもとスペインのCornellaで生まれ、地元クラブでプレーしたのち2020年にバルサに加入。主に左サイドバックでプレーし、2020年にU-16スペイン代表に招集されています。また、アルゼンチン代表からも打診されており、もちろんU-16日本代表にも打診されていましたが、コロナ禍により見送られていました。
NHKニュースでバルサ加入が報道されていたらしく、そのときは「日本代表でプレーしたい」と日本語で語っていましたが、のちのインタビューでは「3か国すべての代表でプレーし、一番良いところを選びたい」と語っていました。笑
Cornella’s Japanese/Argentinian fullback/winger Niko Takahashi is joining La Masia for next season. Transfer has been known for months, but Niko has been interviewed by Japanese media media recently. pic.twitter.com/TSMpzMyDQT
— La Masia (@Youngcules) 2019年7月21日
ウィキペディアが一番わかりやすいです。
下記リンク、髙橋の生い立ち等いろいろ書いてあります。
前田ハドー慈英(Jay Maeda Haddow)ブラックバーンU-18
香港生まれのイギリスと日本のハーフで、8〜12歳を香港のKitchee SCで過ごし、2016年にイングランドに移住し、ブラックバーンと契約。既にU23チームでもプレーしているっぽいです。
本人としては香港に強い愛着を持っていて、「香港がマイホーム」と語っています。
フル代表で日本を選ぶかは微妙っぽそうです。
純日本人の海外組 二田理央
二田は上記2人とは異なり、海外にルーツを持たない海外組。鳥栖アカデミー出身で現在はオーストリア2部のインスブルックのU-23でプレーしています。2021年6月30日に鳥栖とプロ契約し、2021年7月15日〜2022年6月30日まで期限付き移籍となっています。
インスブルックU-23では14試合16得点を挙げ、トップチームの試合にも出場するなど順調にステップを駆け上がっているようです。
現役高校生も招集
髙橋センダゴルタ仁胡は高校2年生、前田ハドー慈英は高校3年生での招集ですが、ほかにも4人現役高校生が招集されています。
高井幸大(川崎フロンターレU-18)
今シーズンにプロ契約を結んだ192センチの高身長センターバック。先日のACLにも帯同し、4/15の蔚山現代戦、4/18広州FC戦でベンチ入り、広州戦では58分にプロ初出場を果たしています。とはいえ、普段はプロに混ざって練習を行い、週末はユースの公式戦に出るというのが基本路線のようで、ACL後の高円宮杯プレミアリーグではキャプテンマークを巻いて3試合連続フル出場し、首位を走るチームの中心的存在となっています。
U-18高井幸大選手プロ契約締結のお知らせ | KAWASAKI FRONTALE
北野颯太(セレッソ大阪)
2020年に2種登録され、セレッソ大阪U-23でJ3とはいえクラブ史上最年少となる16歳2ヶ月10日でプロ初出場を果たし、柿谷曜一朗の記録を更新した逸材です。
2020年はU-23で8試合164分出場。今シーズンはJ1で10試合303分、ルヴァン杯で5試合393分と出場時間を着実に伸ばしています。ルヴァン杯では3得点を挙げており、特に第2節鹿島戦でのプロ初得点は17歳6カ月17日でクラブ史上最年少得点となりました。
第2節鹿島戦
第4節鹿島戦
第6節大分戦
福井太智(サガン鳥栖)
クラブ最年少の16歳7ヶ月でルヴァン杯初出場。
今シーズンはまだJ1でベンチ入りすらできていない状況ですが、ルヴァン杯では3試合208分、高円宮杯プレミアリーグでは7試合630分出場5得点を挙げています。また、3月に行われたサニックス杯ではMVPを獲得しています。
福井も今シーズンプロ契約を結んだ逸材。というかプロA契約を勝ち取ってます。
熊田直紀(FC東京U-18)
熊田は上記3人とは異なり、まだプロ契約は果たしておらず、2種登録にとどまっています。
FC東京U-18所属4選手トップチーム(2種)のお知らせ|ニュース|FC東京オフィシャルホームページ
高円宮杯プレミアリーグでは8試合652分出場10得点で得点ランキングトップ。
トップチームではJ1出場はありませんでしたが、ルヴァン杯では2試合108分の出場。最終節福岡戦ではGL敗退が決まっていたこともあってフル出場を果たし、GL突破へ全力で来る相手に貴重な経験積みました。
高卒ルーキーの有力候補たち
今回代表に選ばれた選手以外にも有望な選手はたくさんいます。
出場時間だけで言うと松木以外はどんぐりの背比べのようなものですし、今回選ばれなかったとしてもまた次選ばれるように頑張ってほしいですね。
⚽️5/22日までJ1&ルヴァン杯
高卒ルーキーの累積出場時間🥇1018分 松木玖生/FC東京←青森山田
🥈488分 中村仁郎/G大阪←G大阪Y
🥉369分 升掛友護/柏←柏U18
4⃣300分 坂本一彩/G大阪←G大阪Y
5⃣270分 田中隼人/柏←柏U18
5⃣270分 菊地脩太/清水←清水Y⏬以下はこちらhttps://t.co/iM09AonmNl
— 高校サッカーをもっと!! (@kokosoccermotto) 2022年5月23日
⚽️5/22日までJ2/J3
高卒ルーキーの累積出場時間
🥇375分 西久保駿介/千葉←三菱養和Y
🥈366分 玄理吾/徳島←静岡学園
🥉356分 オリオラサンデー/徳島←福知山成美
4⃣340分 松田隼風/水戸←JFAA福島
5⃣302分 小山聖也/讃岐←讃岐U18
6⃣281分 屋敷優成/大分←大分U18
7⃣267分 佐野航大/岡山←米子北— 高校サッカーをもっと!! (@kokosoccermotto) 2022年5月23日
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