J3第37節が行われ、福島ユナイテッドに負けたアスルクラロ沼津はJ3最下位が確定し、JFLで2位になったレイラック滋賀との入れ替え戦に回ることが決まりました。

アスルはこの福島戦、引分以上ならヴァンラーレ八戸vsカマタマーレ讃岐の結果次第、負けたら讃岐の結果に関わらず最下位確定という状態でした。
- 勝利→讃岐が引分以下なら最終節の結果次第
- 引分→讃岐が負けなら最終節の結果次第
- 負け→最下位確定
そんななか、ほとんどずっと押し込まれた状態で前半35分にDF松長根悠仁の先制ゴールで福島にリードされてハーフタイムを迎えました。後半は終盤にFW川又堅碁が1点を返すものの1-3で敗戦、最下位が確定しました。
アスルは福島に対して2019年以降2分10敗、ホームでも2分6敗と相性がめちゃくちゃ悪い相手だったようですね。

アスルvs福島が14時キックオフでしたが、それより1時間早い13時に八戸vs讃岐がキックオフ。しかも、前半6分に元清水エスパルスのFW後藤優介がゴールを決めて讃岐が先制。かなり嫌な予感がする中での福島戦でした。そして、沼津vs福島のハーフタイムの時点で19位讃岐が2位八戸に1-0で勝利したことが判明。19位讃岐が2位八戸を倒すまさかの番狂せが起きて後半を待たずにアスルの最下位が決定していました。
ただ、後で知ったのですが、八戸は讃岐相手に直近4試合勝ちなし、今年の讃岐ホームでの試合も負けており相性が悪かったようです。2位vs19位、それも2位のホームだから負けるわけないと思っていましたが、全然そんなことありませんでした。

私はブログに書いてたくらいなので心の準備はできていました。リーグ戦はこれまでの積み重ねの結果なので、今さら騒ぐようなことでもありませんし。

昨季までの主力がごっそりいなくなって始まった今シーズン。昨季の得点源が軒並み移籍し、不安がある中でのスタートでした。


しかし、開幕戦のガイナーレ鳥取戦で3-0と最高のスタートを切り、杞憂に終わって良かったと思いました。

しかし、第2節から13試合未勝利、ツエーゲン金沢戦に3-1で快勝するもその後3連敗、高知ユナイテッドに4-0で快勝するもその後8戦未勝利と地獄が始まりました。松本山雅に負けて8戦勝ちなしとなった後に中山雅史監督を解任し、鈴木秀人氏が新たに監督就任。就任直後3戦で2勝する解任ブーストを見せるも負の連鎖は止められず。

個人的にはJFLに落ちても試合は見に行くと思うので、JFL降格それ自体にはそんなに恐れてはいません。たまにはいつもと違うチームとの試合を見たいなというだけの理由ですが。しかし、往々にしてあるのは降格による資金減、資金減に伴う主力大量放出と成績悪化、JFL定着です。昨季J3からJFLに降格したいわてグルージャ盛岡とYSCC横浜は1年でのJ3復帰ならず。J2を経験した岩手ですら9位であり、既に主力の大量放出をリリースしています。清水エスパルスのように降格したのにスポンサーが増えるチームは稀です。

ということで、1年でJ3復帰できるなら降格しても良いですが、できないなら降格しないでほしい、今の段階でそんなのわからないから降格しないでほしい、という感じです。
滋賀には行けなさそうですが、ホームの試合は見れそうなのでしっかり見届けたいと思います。
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