J3第28節 藤枝MYFC vs 松本山雅FC

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まえがき

2週連続静岡に松本サポ

先週は沼津に、そして今度は藤枝に松本サポが大挙しました!

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11時30分の時点で既にスタジアム周辺の駐車場は満車。10時40分の時点で多目的Pが満車寸前というツイートを見て、一か八かで行ってみたらなんとか停められたので良かったです・・・。

 

当然ながら松本ナンバーの車ばかり、道ゆく人もほぼ松本サポ、スタジアム前のスタグル広場も松本サポでいっぱいという状態。愛鷹で一度見ているとはいえすごい迫力。

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松本サポ大行列でスタグルも大繁盛

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藤枝MYFCのマスコット蹴っ飛ばし小僧と写真撮影しているのもやはり松本サポ。

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そして、スタジアム内もホームジャック状態。

ゴール裏の芝生地帯は埋め尽くされていました。

松本サポ、恐るべし。

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ホームタウン志田榛原地区のマスコット大集合

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藤枝MYFCのホームタウンである藤枝市焼津市島田市牧之原市川根本町、吉田町の4市2町のマスコットが大集合しました!

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注目はフジえさん。

怖い見た目ながら愛嬌は抜群。

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てか、どの市町村もマスコットいるんですね。

※志榛地区のマスコット記事は今後作る予定です!

 

J2昇格争いの大一番

藤枝が勝点55の3位、松本が勝点54の4位で迎える一戦。鹿児島は既に試合を終えており、勝利して勝点を59に伸ばしています。この試合で勝利したチームは、鹿児島が負けた時に昇格圏内の2位に躍り出ることが可能になります。逆に負けてしまうと昇格が遠のいてしまいます。

 

超重要な一戦です。

 

藤枝と松本、両チームの状態は対照的です。

 

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藤枝は6月25日の第14節YS横浜戦から6連勝。8月27日の第22節首位いわきFC戦では0-3と完敗してしまったものの、そこから7戦無敗。好調をキープし続けています。特に9月10日のヴァンラーレ八戸戦から9月24日の愛媛FC戦までの5連戦を4勝1分けで乗り切りました。

 

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松本は第21節ギラヴァンツ北九州戦から5連勝していたものの、第26節YSCC横浜戦はホームでまさかの敗戦。第27節のアスルクラロ沼津ではシュートを18本放つも無得点で引き分け。流れは良くありません。

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藤枝MYFC 1-0 松本山雅FC

試合記録

スターティングメンバー

藤枝はキャプテンのMF杉田真彦が出場停止。代わりにMF水野泰輔が3試合ぶりのメンバー入りで先発。

対する松本のメンバーは前節とほとんど同じ。FWはルカオに代わって小松蓮が先発。現役高校生FW田中想来は第25節鳥取戦以来メンバー入りなし。残念。

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得点者・交代
藤枝MYFC 1-0 松本山雅FC
得点者
27榎本啓吾(アシスト:38渡邉りょう) 88分  
交代
      40分 33大野佑哉 13橋内優也
      60分 14パウリーニョ
←岡山
4安藤輝
4秋山貴嗣 6小笠原佳祐
←熊本
61分      
7鈴木惇 8岩渕良太        
      74分 26佐藤和弘 7田中パウロ淳一
        19小松蓮
←山口
9ルカオ
        32横山歩夢 25榎本樹
26横山暁之 28松村航希 87分      
27榎本啓吾
東海学園大
16神谷凱士
←川崎
90分+2      
SUBSTITUTE
GK40名良橋拓真   GK16村山智彦
FW19三木直土(←磐田)   DF37宮部大己
FW20中井崇仁(←法政大)    

 

ハイライト

youtu.be

 

立ち上がりの猛攻を凌ぎ切る

序盤は松本が高いインテンシティで猛攻を仕掛けます。前半18分が最たるシーンで、左サイドでMF横山暁之がDF鈴木翔太にボールを下げましたが、鈴木がトラップを浮かしてしまい、松本FW小松に奪われると松本FW横山歩夢がロングシュート。藤枝GK内山がなんとか掻き出しましたが、松本の圧力でパスを思うように繋げず、本来のスタイルを出させてもらえませんでした。正直沼津戦とのギャップが激しすぎて面食らいました。

 

前半20分にようやくMF河上翔平がチームファーストシュート。この辺りから藤枝がペースを握り始めます。

 

ボール支配の藤枝、カウンターの松本

前半20分以降は藤枝が本来の繋ぐスタイルでペースを握り始め、ポゼッションの藤枝、カウンターの松本という構図が濃くなっていきます。

25分に渡邉りょうがヘディングシュートを放ち、31分には右からのロングボールを渡邉がアウトサイドで浮かせてDFをかわしてシュート寸前まで持ち込むなど、渡邉もゴール前で存在感を見せていきます。どちらも松本GKビクトルに阻まれましたし、61分にも渡邉が抜け出してビクトルと1対1になる場面がありましたが、この試合は渡邉とビクトルの対決がかなり面白かったです。

 

松本は後半3枚替えで勢い

後半も藤枝がポゼッションで攻め、松本がカウンターで隙をつく構図は変わりませんでしたが、72分に松本ベンチは3枚替えを決断。ボランチ佐藤和弘を田中パウロ淳一に、そして2トップの横山歩夢と小松蓮をルカオと榎本樹に交代します。

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この交代によって松本はプレッシングが活性化。ルカオが藤枝最終ラインからボールを奪う場面も何度かあり、かなりヒヤヒヤするシーンが増えました。75分には左サイドからのグラウンダーのクロスを田中パウロ淳一がドフリーでシュートを放ち、枠に行ってたら1点ものシーンも。藤枝が押し込まれる場面が増えました。

 

大卒ルーキー榎本啓吾が決勝点!

そんな中、勝負を決めたのは左WBの大卒ルーキー榎本啓吾。88分、右のハーフスペースで岩渕良太が横山暁之に代わって入ったばかりの松村航希にパスを入れるとそのままゴール前へ走り込みます。松村はヒールパスでワンツーを試みますが、少しずれて岩渕には渡らず相手DFに当たって跳ね返り、ペナルティーマーク付近で待っていた渡邉の元へ。渡邉はシュートフェイントで引きつけて左にいた榎本はパス。榎本はフリーで松本ゴールのニア上をぶち抜きました!

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攻め込まれていた中でのゴール。

スタンドのサポーターも総立ちで歓喜してました。もちろん私も。笑

いつもJ3の試合では点が入っても両腕でガッツポーズ作る程度なのですが、さすがにJ2昇格がかかった大一番、劣勢の中で試合終了間際にとった先制点は喜びを爆発させずにはいられませんでした。

 

この後榎本は脚を攣って交代しますが、素晴らしい活躍でした!

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交代で入ったのはDFの神谷凱士。守備固めを図ります。
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この後も松本がパワープレーで押し込む展開。藤枝は下手に繋ぐことをせずにひたすら大きくクリアして跳ね返し、最後は松本陣内のコーナー付近で時間稼ぎ。そして、なんとか勝利をもぎ取りました!

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藤枝の横山vs松本の横山

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藤枝の25歳MF横山暁之と松本の19歳FW横山歩夢。どちらもチームのキーマン。藤枝の横山暁之は11得点、松本の横山歩夢は10得点とどちらもチームのトップスコアラーです。また、どちらもドリブルが巧みなのも特徴です。

この試合でも双方チャンスは多くありましたが無得点。今後の活躍に期待です。

 

あとがき

J2昇格 藤枝は前進、松本は一歩後退

渡邉りょうが累積で出場停止

センターフォワードを誰にするか悩みどころ。

土井智之は怪我?実力でメンバー入りできてない?

 

藤枝は8戦負けなしの3連勝です。

富山も3連勝しており、お互い4連勝をかけた試合となります。富山はホームの勝率が76.9%(13戦10勝1分2敗)であり、まだホームでは2敗しかしていない難敵。

今季はホームで0-2、天皇杯ではアウェイで0-1と2敗している相手。また、9月17日の第23節沼津戦に敗戦後、石崎信弘氏から小田切道治氏に監督交代していますが、小田切氏就任後は3戦3勝しています。渡邉りょうを出場停止で欠く藤枝にとってはまた正念場となります。

 

松本は今節の敗戦で直近3試合1分け2敗となりました。また、この3試合は無得点での敗戦。間違いなくチャンスはあるものの決めきれない展開が続いています。掲示板なんか見ると「名波浩の戦術レスサッカーが限界」などいろいろ書いてありますが、来季もJ3となってしまうのか。

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