J3第25節 アスルクラロ沼津vsFC今治

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J3第25節、アスルクラロ沼津vsFC今治です。一昨日、昨日のSBSカップで雷雨の中断が続いたこともあり、行くべきかめちゃくちゃ悩みましたが行きました。何事もなく無事で終わって良かったです。浦和vs川崎は前半終了時点で試合中止となったこともあり、余計に良かったと思います。

さて、沼津vs今治は2位vs3位の直接対決。勝点は同じ43。悲願のJ2昇格のためには絶対負けられない一戦です。また、この試合は10勝1分1敗でホーム勝率1位のアスルと7勝2分2敗でアウェイ勝率2位の今治という対決。超楽しみです。

第24節終了時点の順位(https://web.gekisaka.jp/competition/standings?id=1034)

試合記録

スタメン

スタメンは以下の通り。いつものメンバー。

対する今治は高卒ルーキーのFW横山夢樹がスタメン。

FW横山夢樹

高校卒業前の2/25の開幕節ガイナーレ鳥取戦でいきなりベンチ入りすると、第2節のツエーゲン金沢戦でプロ初出場。第4節のYS横浜戦でプロ初スタメンを掴み取り、これまで17試合出場、そのうち11試合でスタメンとなり3ゴール2アシスト。結果を出しています。ちなみにサガン鳥栖からバーミンガムへ移籍したFW横山歩夢の弟。

横山と同じく帝京から加入したDF梅木怜は、今節はベンチ入りしなかったもののこれまで12試合に出場しておりこちらも高卒ルーキーとしては上々のスタートを切っています。

名門校の攻守の柱、DF梅木怜とFW横山夢樹がプロでの挑戦を決意。自覚を持って成長続け、帝京、今治の力に | ゲキサカ
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試合記録

【公式】沼津vs今治の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第25節:2024年8月24日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
Jリーグの試合日程と結果一覧。試合日には速報もご利用いただけます。

下記ポストではシュート数4対14となっていますが、上記Jリーグ公式記録では4対16となっています。シュート数が違うのはあるある。

ハイライト

所感

今日の試合、特に前半は横山にやられたと言っても過言ではない内容。2トップの一角で先発した横山は、主に左サイドでボールを受けると積極的にドリブルを仕掛けてチャンスを演出し、1アシスト1PK奪取という結果を残しました。

PKダッシュに繋がったドリブル突破を運良く写真に収めていました。

まさかここまでやるとは正直思っていませんでした。完全に今治の主力。GKにまでプレッシャーをかける献身性もあるし、非常に良い選手。もしアスルがJ2昇格したらぜひ獲ってほしいです。

今治は全員がサボらず献身的に守備をしていた印象。ボールホルダーには2人でプレスに行ってパスコースをうまく消していたし、GKにプレスを行く場面も多かったです。こうすることでアスルの選手の考える時間を極端に制限していた印象。普段は気にならない程度のアスルの選手の身体の向きや判断のスピードが今節はかなり気になりました。もっと身体を開いて前向きでトラップすれば良いのにとか、判断が遅いとか。大宮相手でも気にならなかったのに。そういった意味では今治の守備力はJ3レベルを完全に超えていると感じました。

攻撃面ではボールを奪ったら速くゴールに向かう姿勢があったように思います。守備ではかなりボールの近くに選手が寄ってプレスをかけやすくし、ボールを奪ったら逆サイドの選手にボールを渡して時間をかけずに攻め切るという場面が多かったです。

また、今治はシュートの意識が高いのが印象的でした。アスルの選手はより良い状態でシュートを打とうとしてパスを出し、結局シュートを打ちきれずに終わる場面が多かったですが、今治はとにかくシュートで終わろうという姿勢が見られました。その結果、シュート数はアスルの4本に対して今治は16本と大きな差が開くことになりました。アスルはクロスバーに当たるシュートが2本あり、両方決まっていれば…と思う反面、今治はもっと多くの決定機があったのでなんとも言えないです。GK武者大夢のスーパーセーブがなければ間違いなくもっと点差がついていました。

アスルは3位転落、次は3位攻防戦

第25節を終えての順位は以下の通り。勝利した今治が2位浮上。負けたアスルは3位転落。松本山雅に3-0で快勝したカターレ富山が勝点1差の4位、奈良クラブに2-0で勝利したギラヴァンツ北九州が5位につけています。

https://www.jleague.jp/sp/standings/j3/

そして、次はその4位富山とのアウェイの試合です。富山はなんと今季ホーム無敗。ようやくアウェイで勝てるようになったとはいえ、アスルにとっては鬼門。一応通算成績ではホームでもアウェイでもアスルが勝ち越してはいますが…。

J3富山が3発快勝でホーム無敗を継続…今季最多の5816人が来場 - スポーツ報知
カターレ富山は、3-0で松本山雅FCに快勝。順位はJ2昇格プレーオフ出場圏内の4位をキープした。前半は互角の展開が続く中、同41分にDF安光将作(24)が鮮やかに先制ゴールを決めると、後半8分にはM
https://www.football-lab.jp/comparison/team/2024/31296/2024/30308

今年のJ3は本当に大混戦。連敗しようものなら一気に順位が下がります。間違いなくここが正念場、踏ん張りどころなので、富山を倒して再びJ2自動昇格圏内に戻りたいところ。

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