毎年恒例、スーパーカップの前座試合として行われる
NEXT GENERATION MATCH。
埼スタで毎年行われていましたが、今回は日産スタジアムで開催されました。
スーパーカップは2018年、2019年、2020年に観戦に行き、今回4回目となりますが、ネクストジェネレーションマッチは初です。
埼スタに10時到着ってかなりハードルが高いので・・・
今回は日産だったので多少は朝早く行くハードルが下がったということと、
高校サッカー沼に本格的にはまり始めているため是が非でも行きたいなあということで、見に行ってきました!
ただ、日産、ピッチが遠すぎて見にくいんですよねえ。。。
なぜ国立でやらなかった。。。
背番号ちゃんと見えなくてどの選手がプレーしてるのかよくわからなかったし、写真撮るのも光学25倍だと日産レベルでは大きく映せない。。。
2年連続で川崎ユースと対戦
ネクストジェネレーションマッチは去年に続き日本高校選抜と川崎ユースが対戦しています。
なんでだろうと思って過去の結果見てみたらどうやらJ1優勝クラブの下部組織とやってるっぽいですね。
過去の結果は以下の通り。いずれもかなり僅差のゲームとなっています。
2019年 高校選抜1-1Jユース選抜
2020年 高校選抜2-3横浜F・マリノスユース
2021年 高校選抜1-2川崎ユース
高校3年生主体の高校選抜に対し川崎ユースは新チームで挑む
さて、メンバーです。
川崎ユースは1,2年生のみ、高校選抜は2,3年生のみの編成です。
代表歴のある選手は赤字で示しました。
詳しくは
GK21 濱崎:1年
DF3 松長根(まつながね):2年
DF5 浅岡:2年
DF7 溝田:2年
MF6 吹田:2年
MF18 由井:1年
MF10 大関(おおぜき):2年
MF8 川口:2年
MF14 大瀧:2年
MF11 岡野一(おかのいち):1年
FW9 五木田(ごきた):2年
控え
GK1 宮地:2年
DF2 戸田:2年
DF13 信澤(のぶさわ):2年
DF22 江原:1年
MF17 尾川:1年
MF25 志村:1年
FW20 岡崎:1年
日本高校選抜
GK1 佐藤(大津):3年
DF2 田口(流経柏):3年
DF13 チェイスアンリ(尚志):3年
DF4 馬場(桐光学園):3年
DF12 大川(流経柏):2年
MF15 薬師田(大津):3年
MF8 山市(桐光学園):3年
MF11 藤森(青森山田)3年
FW9 松永(静岡学園):3年
FW19 守屋(前橋育英):3年
控え
GK17 吉田(桐光学園):3年
DF3 柳生(前橋育英):3年
DF5 海老沼(米子北):3年
MF6 小泉(静岡学園):3年
MF20 阪田(東山):2年
FW10 福田(神村学園):2年
FW14 大迫(神村学園):2年
川崎ユースは代表経験のある4人は全員先発。プロ契約した高井はベンチ入りせず。
また、4月からユースに昇格する現中学3年生もベンチ入りしませんでした。
高井はかなり楽しみにしていたのですが、今日は松長根と浅岡がセンターバックのコンビを組みました。
フロサポから「あいつはトップに上がってくる」と騒がれている大関はボランチで先発。10番でキャプテンマーク、役満です。
また、代表経験のある由井と岡野一が先発なのは予想できましたが、代表経験のない濱崎が1年生ながら先発。
対して高校選抜は3年生主体のスタメン。
唯一大川が2年生で先発に入りました。
キャプテンマークをまくのは海外クラブへの加入が噂されているU-22日本代表候補チェイスアンリ。
1,2年生主体の川崎ユースが勝利、高校選抜は良いところなし
試合は前半19分、大関のアシストから川口がミドルを叩きこみ川崎ユースが先制。
これが決勝点となり川崎ユースが1-0で高校選抜に勝利しました。
高校選抜は前半のうちに10番福田を出したり、試合終盤にチェイスアンリを前線に上げてパワープレーを試みたりしていましたが、得点を奪うことはできず。。。
立ち上がりは高校選抜がかなり圧力をかけて攻めていたように見えましたが、スマホに目を落とした数秒のうちに川崎ユースがカウンターを仕掛けゴール。ゴールシーンを見逃しました。。。
高校選抜のボール保持してる時間が比較的長かったように思いますが、正直そこまで怖い攻撃はほとんどなく危なげなく川崎ユースは守っていました。
反対に川崎ユースはDFラインから丁寧につなぎつつ、ロングボールからFW9番の五木田が抜け出したり、多彩な攻撃を見せていました。
1年生岡野一も物怖じせず1対1を果敢に仕掛けていました。
また、よく言われている「ユースはフィジカル弱い」という感じもなく、むしろトップチーム同様プレッシャー激しく守れていましたし、なによりやっぱりみんな上手い。。。
特に10番大関は中村憲剛FROに「クラシカルな司令塔」と評された通り、自分で点を取りに行くというよりはパサーって感じでしたね。そしてボールを奪われない。
大関が交代してからはセンターバックの松長根がキャプテンマークを巻いていました。
浅岡と共に安定した守りを見せました。
高校選抜は後半何本か決定的なシュートを放ちましたが、川崎ユースの1年生守護神濱崎のビッグセーブで無得点。
高校選抜はさらに連携を深めヤングサッカーフェスティバルへ
高校選抜は一緒にプレーしてまだそんなに経っていない中での試合で、所属チームにいるときの輝きを見せた選手はあまりいなかったかなという印象です。
チェイスアンリはおそらくその最たる例で、U-22日本代表やフル代表の練習パートナーという肩書通りのプレーを見せられたとは言えず、フットボールタイムで内田篤人さんが言っていたようなスケール感も正直ほぼほぼ感じませんでした。
川崎ユースがクロスを上げてこなかったこと、ビルドアップでは右に開いて球出しをするという慣れないことをやっていたこと、また終盤のパワープレーでもボールがとんでこなくて競り合いの機会がほとんどやってこなかったこと、原因はさまざまあるとは思いますが。。。
一方で福田師王は見せ場を作っていてさすがというところですが、後半は反対側のゴールに攻めていたので正直よくわかりませんでした。笑
川崎ユースのGK濱崎が当たっていなかったらヒーローになれていたかもしれませんが。
高校選抜の次の試合は静岡県ヤングサッカーフェスティバル、静岡県ユース選抜との試合です。
静岡県ユース選抜がどのようなメンバーで来るのかはわかりませんが、今回の試合よりも連携を深め、お互いの持ち味を出して良い試合を見せてくれると思います!
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