プリンスリーグ東海第14節 静岡学園Bvs清水エスパルスユース

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試合後に近くのカフェでピザトーストとアフォガードを嗜みながらソファ席で悠々と書いてます。ここのソフトクリームは絶品なので機会があればぜひ。

試合記録

第14節 結果 : 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ東海
【9月28日(土)-29日(日)】試合結果(一覧) 星取表 得点者リスト 警告・退場者リスト 出場記録 藤枝明誠 1-0 富士市立 四日市中央 0-5 藤枝東 静岡学園Ⅱ 3-5 エスパルス グランパスB 4-2 浜名 ジュビロ 1-0 浜...

スタメン

延期されていた第11節富士市立戦では3年生DF宮城迅と1年生DF飯尾善がセンターバックを務めてクリーンシートを達成。今節はDF吉田俐軌がスタメン復帰し、2試合連続スタメンとなった宮城がキャプテンマークを巻きました。

また、シーズン序盤はキャプテンマークを巻き、ボランチでレギュラーだったMF村松宗は藤枝東戦同様右SBでスタメン。ボランチには2年生のMF杉田和心とMF北田優心が並びました。

前線はプレミアリーグのメンバーに追加登録された2年生FW上田悠世がセンターフォワード、2列目に神吉俊之介、佐々木雄基、山田悠太の2年生ながら超高校級のスーパードリブラー3人衆を揃えました。

清水ユースは2年生GK後藤悠貴が先発。第9節までは同じく2年生のGK大石息楓がゴールマウスを守っていましたが直近4試合は後藤が出場、守護神争いが熾烈です。2022年は当時2年生のGK北村風月がスタメンを張っていたものの、2023年は北村のプリンス出場はゼロ。さらに2年生GK柴﨑海翔も出場ゼロでした。そんな中守護神の座を守り続けたのが当時1年生の大石息楓でした。今季序盤も大石がスタメンを張り続けていましたが、ついにその牙城が崩れています。

DFラインはいつもの4人。前線もほぼいつも通り。不在の矢田の代わりに市川幸優がボランチに入り、サイドハーフは西原源樹が不在ですが針生涼太と小竹知恩の世代別代表が並び、1.5列目の位置にも世代別代表の土居佑至が入っています。

エースのMF西原源樹はU-20アジアカップ予選を戦うU-19日本代表のキルギス遠征のため不在。また、10番のMF矢田龍之介も不在。9月30日に18歳の誕生日を迎える矢田、まさかの海外移籍の手続き中だったりします???

得点・交代

静岡学園B3-5清水エスパルスユース
得点者
10佐々木雄基9分 
 13分15針生涼太(アシスト:8土居佑至)
20上田悠世(アシスト:7山田悠太)42分 
 47分5中山温樹(アシスト:8土居佑至)
 49分9田代寛人(アシスト:6石川成希)
 52分11小竹知恩
 63分15針生涼太(アシスト:9田代寛人)
20上田悠世(PK)69分 
交代
9北田優心
②ガンバ大阪JY
31阿部雄大
③千里丘FC
69分   
   76分11小竹知恩
③プログレッソ佐野
23望月蒼太
①清水エスパルスJY
10佐々木雄基
②川崎フロンターレU-15
11望月成真
③静岡学園中
80分   
23神吉俊之介
②アミザージ神野
21加集啓太
①プルミエール徳島
80分   
   82分15針生涼太
②フォーリクラッセ仙台
34末吉琉人
①casa okinawa
2提坂日葵
②静岡学園中
19三原夕輝
③サルパFC
87分   
SUBSTITUTE
GK25北澤豪士フォンテ静岡 GK16大石息楓清水エスパルスJY
DF12舘優太鈴鹿PG U-15 DF4皆見宏樹清水エスパルスJY
FW24飯尾善大阪東淀川FC    

富士市立戦では後半ATからの出場だった1年生MF加集啓太は80分からの出場。

試合終了時の選手配置

清水ユースはベンチ入りが4人。そのうち1人がGK大石息楓のため、実質交代枠は3人。3年生のDF皆見宏樹、1年生MF望月蒼太、casa okinawaから加入の1年生MF末吉琉人。怪我人が続出してるんですかね。

得点シーンは以下より。静学は先制点のみ。

所感

前半はほぼ五分の展開ながらも静学が2-1でリード。しかし、後半立ち上がりから攻勢をかけた清水ユースが4得点をあげて逆転勝ち。静学はPKなどで追いすがるも、後半ラストプレーの上田悠世の2本目のPKは清水ユースGK後藤が残した足でストップ。3-5で前半戦の雪辱を果たしました。

清水ユースはサイドバックがサイドハーフにパスを出さずに真ん中を経由させたがる傾向がシーズン始めからあり、前半は小竹にあまりボールが渡らず。この試合の前半の印象としてはあまりポゼッションをせずに比較的縦に速めの攻撃をしている印象がありました。対照的に静学はボールを保持し、ガンガンサイドにボールを持たせて仕掛けさせるスタイルで、サイドに流れてボールを受けた10番FW佐々木雄基のカットインシュートで幸先よく静学が先制。

このカットインからゴールを決める

縦に速い攻撃で針生が決めて清水ユースが同点に追いつくも、左SH山田悠太のクロスをFW上田悠世がヘディングで合わせて勝ち越し。この時点では前半戦同様静学が勝つのかなと思っていました。

ただ、後半清水ユースは戦い方を大きく変えてきました。いつもなら出さないであろうアバウトな縦パスや裏へ走らせるパスを小竹に集める戦い方に変更。その期待に応えて小竹が左サイドの攻防を優勢に進めると、3連続得点で一気に逆転。

後半2分、土居のCKをキャプテン中山温樹が頭で合わせて同点
小竹がボールを持った流れから最後は田代が決めて逆転
左サイドで小竹が仕掛けてそのままゴール

静学は勢いに飲まれ、吉田が低い位置でボールを奪われて失点したり、なかなか前にボールを運べない時間が長くなりました。

5点目はDFラインからボールを奪って針生がフィニッシュ

終盤に佐々木、神吉、山田の2列目3人がドリブルをガンガン仕掛けてゴール前に迫るもののなかなか決まらず。さらにメンバーを入れ替えて得点を目指しましたが追いつけず。

望月成真(11番)と加集啓太(21番)を投入

最後、この日2本目となったFW上田悠世のPKを清水ユースGK後藤悠貴がストップして試合終了。

最後のPKは清水ユースGK後藤がストップ

順位

気付いたら磐田U-18と清水ユースのワンツーフィニッシュが現実的な状況になってました。磐田U-18は安定して上位にいた気がしますが、清水ユースは開幕戦で浜名に負けたり結構転けているイメージがあったので意外(過去の順位表眺めてたら第7節の時点で清水ユースは6位でした)。まあ、両チームとも本来はプレミアにいるべきチームなので妥当と言えば妥当。

しかも、この2チームは3位浜松開誠館よりも消化試合が1試合少ない状況。未消化試合は清水ユースvs浜名、磐田U-18vs四日市中央工業であり、さらに差が開く可能性があります。

むしろこの2チームを追える状況なのは4位藤枝明誠。藤枝明誠も未消化試合が1試合あり、その相手は名古屋U-18Bです。

静学B見納め

後になって気付きましたが、どうやら今日の試合が私に取って静学Bの今シーズン最後の観戦だったようです。

11/23の浜名戦は見に行けなくもないのですが、エスプラットフジスパークは行っていいのかよくわからないので多分行かないと思います。

今年は主力の多くが2年生なので、来年また一段と成長した姿を新人戦やプレミアで見せてくれればと思います。3年生は最後のプレミア登録変更、そして選手権メンバーに滑り込んで、その勇姿を見せてほしいです。

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