高円宮杯U-18サッカーリーグ静岡 アスルクラロ沼津U18 vs 静岡学園C

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県リーグが開幕しました。向かったのは愛鷹スポーツ広場。1年でのプリンスリーグ昇格を目指すアスルクラロ沼津U18と上位カテゴリーへの個人昇格を目指す静岡学園Cの注目対決です。

キックオフは10時。この後14時から愛鷹多目的競技場でJ3の試合があったこともあり、アスルサポが大勢詰めかけていました。さすがにエスパルスユースやジュビロユースのような応援はしておらず、普通の観戦。

今年の静学Cチームのユニホームは昨年のBチームと同じデザインに変わっています。ということは、今年のBチームは去年のAチームのデザインに、Aチームは選手権のときのデザインに変わっているんだと思います。

メンバー

スタメン

スポマネ等のサイトで情報が入ったら更新しますが、両チームのスタメンは以下の通り。

アスルユースの方はToryval STAGEやJユースカップのメンバーから引用。ユースは1年間背番号が変わらないの法則に則りました。GK三沢玖龍、MF髙原瑛斗、MF土橋陽は静岡県選抜経験者。今春のヤングサッカーフェスティバルで飛び級ながらU-17静岡県ユース選抜に選ばれたMF中野遥翔やU-16静岡県選抜DF佐野輝典はベンチスタート。

静学は背番号のみ。試合中選手の名前が飛び交っていましたが、公式待ち。

得点・交代

静学インスタによると、先制点は原川、2点目は福井だったとのこと。福井はおそらく3年生の福井諒太(ECジョガドール)だと思いますが、原川がわからず。公式の情報待ち。

所感

前半は終始静学ペース。静学がテクニックを生かしたドリブルとショートパスでアスルユースを圧倒します。アスルはボールを奪っても静学の切り替えの速さに対応できずすぐ奪い返され、ロングボールに頼る展開に。ロングボールを蹴っても球際で勝てず、すぐ回収される展開。

そんななか静学はPKを獲得、9番が難なく決めて先制。

攻撃の形をなかなか見出せない中でもギリギリで耐えていたアスルユースとしては痛い失点を喫し、0-1で折り返し。

後半開始早々、ゴール前でフリーキックを獲得。

キッカーは10番MF土橋陽。壁の下を狙ったキックは壁に当たってしまうものの、こぼれ球をMF髙原瑛斗が押し込み同点。

流れを掴んだアスルユースはサイドチェンジを多用しながら攻め、前半と逆の展開に。静学も左SHの20番を中心にカウンターで反撃。

静学左SHの20番は足がとにかく速く、得点には絡まなかったものの何度もチャンスを作りました。また、20番に比べてボールを持つ機会は少なかったものの右SHの11番もテクニックがあり、相手DFが2人、3人いるところを突破して静学らしさを感じました。

真ん中のポジションにいた10番も相手DFを気にせずかわしていくタイプ。

一進一退の攻防が続く中、後半40分に差し掛かるところでアスルユースのカウンターから最後は右サイドで途中出場の中野遥翔がフィニッシュ。仕掛ける機会は多かったものの飛び級でのU-17静岡県ユース選抜入りという肩書に見合う働きをなかなか見せることのできなかった中野が値千金の逆転ゴール。

これで勝負は決まりと思いましたが、静学がすぐに取り返します。途中交代の13番が右サイドからグラウンダーのクロスを入れて途中出場の21番が合わせて2-2。

1年でのプリンス昇格のためには勝ちが欲しいアスル。逆に静学20番に決定機が訪れるもののGK三沢玖龍がストップ。

そして迎えた後半45分、途中出場の秋山陽太のコーナーをドンピシャで合わせたのはDF勝又大地。

この後、静学もゴラッソをぶち込んだもののファウルで取り消しとなり、アスルユースが3-2で逆転勝ち。

1年でのプリンス昇格を目指すアスルユースにとっては難敵静学を逆転で下したのは良いスタートと言えそう。対する静学は負けはしたもののやはり今年も強いですね。左サイドの20番は特に注目。

県Aリーグ結果

県Aリーグ第1節の結果は以下の通り。

  • 静岡学園C 2-3 アスルクラロ沼津U18
  • 東海大翔洋 2-0 清水エスパルスユースB
  • 清水東 0-2 常葉大橘
  • 磐田東 2-1 浜松開誠館B
  • 清水桜が丘 2-1 飛龍

東海大翔洋と常葉大橘が首位スタート。次いでアスルユース、磐田東と清水桜が丘が続きます。静学Cは次節常葉大橘との対戦。注目の試合です。

今年の県Aリーグを制し、プリンス昇格を勝ち取るのがどのチームになるか楽しみです。

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