ルーキーリーグ関東2023最終節 静岡学園vs西武台

ルーキーリーグ
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インフル流行で部活動停止

前節市立船橋に敗戦して全国出場の可能性が絶たれ、3年連続の全国出場とはならなかった静岡学園。残り1節時点でまだ残留が決まっておらず、今節の3位西武台戦は重要な一戦となりました。

関東ROOKIE LEAGUE U16

そんな中、静学ではインフルエンザが流行。先週のプレミアでも主力選手がインフルで数名欠場しており、今週の金曜日時点で部活動中止措置が取られました。これに伴い、週末のプレミアの横浜FCユース戦、プリンスリーグの藤枝東戦、県・中部各種リーグ戦が延期となりました。

静岡学園高等学校サッカー部
静岡学園高等学校サッカー部公式ホームページです。静学サッカー部に関する情報を随時更新しております。

ただ、ルーキーリーグについては記述がなく、ワンチャンやる可能性がありそうだったので、とりあえず会場に行ってみることにしました。「部活動停止」なんだからそもそも活動しているはずがないという思いと、1年生の方はまだ蔓延してなくて活動可能だからという半ば屁理屈でやることも可能ではという思いが半々くらいで、やってなかったら他のチームの試合見るかさっさと帰ればいいやと思っていました。

結果、やってました。

メンバー

スタメン

運良く見たかった選手はほぼ勢揃い。強いて言うなら川崎フロンターレU-15出身のMF佐々木雄基とアスルクラロU15出身のDF石川舞偉も見たかったですが、今節は欠場。

システムはAチームと同じ4-3-3。

GKは9月の登録変更でAチームに登録されたFC東京深川出身の有竹拓海。センターバックはともに身長187センチのDF筒井龍之介とDF吉田俐軌。右SBにはジェフ千葉U-15で10番を背負ったDF篠塚怜音。左サイドはSB提坂日葵とSH前田一樹の静岡学園中コンビ。アンカーにFC東京深川のMF四海星南。IHは既にAチームデビューしているU-15日本代表MF山縣優翔、そしてガンバ大阪JY10番のMF北田優心。右SHは神吉俊之介、ワントップに山縣と同じく千里丘FC出身の上田悠世。上田綺世に似ている上に36番。絶対に意識してるこれ。

交代

後半途中に3人交代がありましたが、交代後の選手の名前が分からず。というか、1年生の大会だしハーフタイムで一気に交代するか、そうでなくとも交代枠いっぱいまで使うものだと思ってたし、少なくともGKはセレッソ大阪U-15の瀧優斗がいるので交代するのではと思っていましたが。残留がかかっているのか8人の交代枠のうち3人しか使いませんでした。いや、インフルだったのかもしれませんが。

  • 36上田悠世→33宮本侑宕(アルコバレーノFC)
  • 44神吉俊之介→57安池政之新(静岡城内FC)
  • 10前田一樹→60山田悠太(清水エスパルスJY)

9/16更新:ニューバランスチャンピオンシップで選手背番号判明したので追加しました。

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ハイライト

DF43吉田俐軌(セレッソ大阪西)

身長187センチの大型DF。相方の筒井も187センチだしGKの有竹も184センチなので感覚がバグりそうでした。

やはり競り合いが強かったし、無難な横パスだけでなく縦へのロングフィードも織り交ぜており好印象。

DF53篠塚怜音(ジェフ千葉U-15)

篠塚怜音(れお)は中学時代中盤の選手だったこともあって、攻撃時はサイドだけでなく明らかにボランチの位置に入って偽SBとして攻撃に関わっていました。左SBの提坂も多少中に入ることはありましたが、篠塚は左サイドまで出張することもあり、役割が明確に異なっていました。

MF39四海星南(FC東京深川)

MF四海星南(しかい せな)は広範囲に動いてパスを捌いてボールを動かす役割。チームで1番ボールを触っていました。ミドルシュート打てるようになったら手がつけられなくなる気がします。

MF35山縣優翔(千里丘FC)

キャプテンを務めたMF山縣優翔は高校総体でAチームデビューを既に果たしており、プレミアリーグ大津戦では60分から出場。プレミアでは基本的には後ろで捌くようなプレーが多かったですが、ルーキーリーグでもプレースタイルは大きく変わらない印象を受けました。

やはり同年代では頭ひとつ抜けており、かなり余裕を持ってプレーしていました。

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MF10前田一樹(静岡学園中)

全中準優勝メンバーの10番。得点という結果をしっかり残し、たしかにこれは10番だなという印象。

MF44神吉俊之介(アミザージ神野)

神吉と書いて「かんき」と読むらしいです。最初「かみよし」だと思ってたので、選手が「かんき!」と呼んでいたのはなんでだろうと思ってました。

MF神吉俊之介は積極的にサイドから仕掛けており好印象でした。右サイドから切り込んで左脚でシュートを打とうとする場面が多かったですし、たしかに佐々木を差し置いてスタメンを張るだけのことはあるなと思いました。

MF41北田優心(ガンバ大阪JY)

北田はコーナーキックでCB吉田俐軌の先制点を、そしてループパスでFW上田悠世の1点目をアシストしました。ただ、エースという感じはまだしなかったかなぁという印象。得点が欲しかったかな。今後の成長に期待。

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最終結果

静学は5位。どこかであと1勝していれば3位に滑り込んで全国行きをかけたプレーオフへ進出できましたが・・・惜しかったですね。

関東ROOKIE LEAGUE U16

個人表彰では、MF北田優心が6アシストでアシスト王、各チームから1人選出される優秀選手にDF篠塚怜音が選ばれました。

関東ROOKIE LEAGUE U16

2021年はFW神田奏真、2022年はFW大木悠羽が得点王になっていましたが、今年は得点王は日大藤沢の有川啓介。静学はMF前田一樹とFW上田悠世が4得点でチームトップとなりました。

これで静学のルーキーリーグは終了し、各カテゴリーのチームに振り分けられます。既にAチームにはMF山縣優翔、MF佐々木雄基、GK有竹拓海が登録されていますが、Bチームに誰が入ってくるのかもかなり楽しみです。Cチーム以下は公式記録が見れないので、試合を見に行っても選手を顔で判断するしかないのであまり行く気が起こらない・・・。

まずは今週末のJFAアカデミー福島vs静岡学園Bの試合を楽しみに今週1週間過ごしたいと思います。それまでにインフル鎮静化しててくれ・・・!

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