7月11日~7月14日に夢フィールドで行われるU-16日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーが発表されました。
メンバー
今回の招集メンバーを見ると常連組は呼ばれておらず、基本的には新戦力発掘の場になりそうですね。久々に代表に呼ばれた選手も多くいます。
GK田中亜理、DF藤井葉大、MF加藤嵩寅、MF小竹知恩、FW石山青空は3月に行われた時之栖チャレンジカップ以来の招集。MF山口豪太はルーマニア遠征以来の招集となります。
また、DF大場章太郎、DF佐藤海宏、DF山本虎、MF今富輝也、MF白須健斗、FW木吹翔太、FW倉林佑成は昨年のU-15日本代表以来の招集。つまりU-16日本代表初招集です。
過去の招集メンバーはこちら
時之栖チャレンジカップの記事書いてないですが、しれっと書いて更新するかもです。笑
海外組 三角乃英はオランダ代表経験者
唯一の海外組となった三角乃英(みすみ のえ)はユトレヒトユース在籍のセントラルミッドフィルダーで、世代別オランダ代表のようです。
直近では今年の4月26日~4月30日に行われた国際試合のU-16オランダ代表に選ばれています。
これが代表メンバー発表
これが試合結果
スウェーデンに3-1、デンマークに7-0、ベルギーに2-0。三角は3試合全てに出場して2ゴールをマークしています。
ただ、気になる点としては、オランダ代表というか代表候補って表現がされているらしいという点。記事を読んでいると、代表が「Onder-16」と表現されている一方、今回は「Futures Onder-16」と表現されています。記事は全部Google翻訳にぶち込んでいるので詳しいことは分かりませんが・・・。
まあ、オランダ代表クラスの逸材であることに変わりありません。
U-19日本代表でも海外育ちの髙橋センダゴルダニ胡(バルセロナU-18)や前田ハドー慈英(ブラックバーンU-18)を招集したり、JFAもかなり情報網が広がっていますね。
ただのトレーニングキャンプにわざわざオランダから日本に呼びつけるのは結構鬼畜な気もしますが、それでも招集に応じてくれたというのは本人にもその気があるということなのでしょうか。オランダ代表でも活躍しているみたいですし、期待したいですね。
👤三角乃英(みすみのえ)/Noë Misumi
🏟ユトレヒトU-17
🌍U-16日本代表候補🇯🇵/U-16オランダ代表🇳🇱
🎂2006/2/3
📍CMFオランダのアマチュアクラブ、スポルティング・マルティヌスのアカデミーからユトレヒトのアカデミーに移籍したそう
U-15オランダ代表とU-16オランダ代表に招集歴がある pic.twitter.com/QlWIVRyclE— All Young Player Scout Net 日本語版🇯🇵 (@YoungPlayerNet) 2022年7月7日
高体連から8人選出
飯塚高DF藤井葉大(ふじい ようた)、青森山田高DF山本虎、神村学園高DF吉永夢希、鈴木悠仁(すずき ちかと)、興國高DF國岡俊哉、久松大燿(ひさまつ たいよう)、市立船橋高MF峯野倖(みねの こう)、高川学園高FW山本吟侍(やまもと ぎんじ)と
藤井葉大(飯塚高)
福岡の新興勢力飯塚高の左SB。まだ福岡1部リーグ所属ながらインターハイ予選ではプリンス所属の筑陽学園高を下して決勝に進出し、決勝ではプリンス所属の九州国際大付属高相手にPK戦までも連れ込んだ末の敗戦。2年連続のインターハイ全国出場とはならなかったものの、過去にはフットブレインにも取り上げられるなど、最も勢いのあるチームの一つです。
山本虎(青森山田高)
2020年には中学3年生ながら青森山田2ndのメンバーとしてプリンスリーグに出場している逸材です。しかしながら、高校1年生の昨年はプレミアリーグ、全国高校サッカー選手権ともにメンバー外、高校2年生となった今年もプレミアではまだ1試合の出場に留まっています。この代表活動で何か持ち帰ることができるか。
吉永夢希(神村学園高)
神村学園高の左SB。立ち位置としては準レギュラーのようで、インターハイ予選準決勝・決勝では後半から途中出場しました。中学時代のソレッソ熊本ではFWをやっていたようですが、コンバートされたようですね。
鈴木悠仁(神村学園高)
神村学園高のCB。3月のサニックスカップでは中学3年生ながら出場し、その後もレギュラーとして出場し続けています。
國岡俊哉、久松大燿(興國高)
どちらも情報なし。試合数がバラついていますが、プリンスリーグ関西で興國高は現在2位。ただ、両者ともに試合には絡めていないようです。
星取表のスコアから試合記録が閲覧できます。
峯野倖(市立船橋高)
JFAアカデミー福島WEST出身のボランチ。プレミアリーグではメンバー外。
山本吟侍(高川学園高)
高川学園高は現在山口県1部リーグ所属。レノファ山口U-18以外に対抗馬はいないので、プレーオフを勝ち抜けば3年生でようやくプリンスリーグでプレーできます。
現役中学生2人選出 山口豪太(FC LAVIDA)、仲山獅恩(東京ヴェルディJY)
山口豪太はルーマニア遠征でも選出されていましたね。今年3月に行われたJヴィレッジカップでは、FC東京に帯同していた荒井悠汰の代わりに当時中学2年生ながら昌平高校の10番として試合に出場してゴールも挙げました。プリンスリーグでもちょいちょい出ているとの噂。
昨年の高円宮杯でも2年生ながら10番を背負い準優勝に貢献。
しかし、今年はクラブユース選手権では関東予選で敗退していまい、全国出場はならなかったようです。高円宮杯に関しては現在関東リーグ2位で全国出場圏内にいるとのこと。
仲山獅恩に関しては全く情報がありません。要注目です。
注目選手
FW木吹翔太(こふぃ しょうた):広島ユース
ガーナ人の父と日本人の母をもつハーフ。高校1年生ながら身長199センチという高身長FW。中学時代はボランチだったそうです。中3の途中でFWにコンバートされた模様。
また、2月に福田師王がバイエルンに練習参加した際、木吹も帯同したようですね。この書き方だとまだ何人か連写参加した選手がいそうです。
YouTube情報では福田師王、木吹翔太のほか、セレッソ大阪に内定した神村学園高MF大迫塁、、U-16日本代表の大宮U18FW磯﨑麻玖と清水ユースMF矢田龍之介、U-18日本代表MFの大津高MF碇明日麻、日本高校選抜の流経大柏高のSB大川佳風、同じく流経大柏高で選手権のとき正GKを務めたデューフエマニエル凛太朗、セレッソ大阪U-18の石渡ネルソン、磐田U-18の高身長FW後藤啓介が参加したそうです。本当かよ。笑
ただ、残念ながらプレミアリーグではまだ出場時間1分。
また、高身長FWといえばガイナーレ鳥取に所属していた畑中槙人(現エリース東京FC)がいますが、彼はトップ昇格時点で身長203センチあり期待されていたものの試合に絡めず。日本人高身長選手が活躍するのは難しい印象がありますが、木吹はどうなるか。
MF白須健斗(しらす けんと):横浜F・マリノスユース
163センチと小柄ながらプレミアで既に8試合に出場しているサイドアタッカー。得点はまだないものの、キレッキレのドリブルであわやという場面を作り続けています。
マリノスユースはほかにもFW望月耕平が選ばれています。白須ほどのインパクトはありませんでしたが良い選手です。また、DF埜口怜乃のような有望選手もいるので、今後代表にも絡んでくるかもしれません。
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