3回戦が終了し、ベスト8が出揃いました。基本的には順当に勝ち上がっていますが、右上のブロックは大波乱。プリンス勢の藤枝明誠と浜名がどちらも姿を消すこととなりました。
準々決勝 展望
ついに静学登場!
プレミアリーグの日程を消化していた静学が準々決勝からついに登場。個人的に注目しているのは1年生のメンバー入り。昨年はMF山縣優翔とFW佐々木雄基が1年生ながらメンバー入りを果たしました。今年の1年生はMF加集啓太、MF小田切颯佑とU-15日本代表経験者が2人いますが、メンバー入りなるか。愛鷹多目的競技場は大型ビジョンにメンバーが表示されるので、ベンチ入りメンバーまで確認可能。
対戦相手は常葉大橘。新人戦でも対戦し、MF金野仁のPKで静学が1-0で勝利しています。橘はリベンジなるか。
富士東の快進撃継続中
2回戦でプリンス東海の藤枝明誠に1-0の大金星を上げ、3回戦で県Bリーグの袋井を2-0で破った富士東。40年ぶりのベスト8とのこと。所属カテゴリーは東部Aリーグであり、昨年の選手権での沼津東のように台風の目になっています。この快進撃がどこまで続くか大注目。対戦相手は袋井と同じ県Bリーグ所属の聖隷クリストファー。聖隷もプリンス所属の浜名を1-0で破って勢いに乗っている超難敵。どちらが勝つか。
順当勝ちのB、Dブロックの行方は
Bブロックでは富士市立vs浜松開誠館、Dブロックでは磐田東vs藤枝東というある意味いつも通りのカードとなりました。
開誠館はどのようなメンバーになるのか全く予想がつきません。新人戦やプリンスリーグでは、中核メンバーになると思われていたMF川合亜門やFW田窪悠己が不在。インターハイでも登録メンバー外なのかは気になるところ。一方、U-16日本代表GK松浦迅ビエラやMF小關陽生といった1年生にも有望株が多くどれだけメンバーに食い込むのかも気になります。少なくともプリンスリーグでは試合に絡めていません。
富士市立はプリンスリーグで未勝利。しかし、静岡県高校選抜のMF桶川陸やMF伊藤隼磨、U-16静岡県選抜DF細谷蒼太、1年生からレギュラーを務める2年生FW山崎絢心と実力者が揃っています。かなりの接戦になるのではないでしょうか。
藤枝東はプリンスリーグ首位。磐田東はこの難敵を破り、2年ぶりの県制覇へと突き進むことができるか。
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