プリンスリーグ東海第14節です。開幕から無敗を継続して首位を独走する静岡学園を藤枝明誠が止められるか注目。


試合記録
スタメン
GK田邉匠真、3バックはDF飯尾善、DF林奏汰、DF保延昭良。ボランチがMF加藤煌清とMF半田怜也、右WBがMF加集啓太で左WBがMF高丘泰昂。トップ下MF佐野泰聖で2トップがFW坂本健悟とFW沢井翼。夏季中断明けで初めて飯尾、林、保延の3バックがスタメンで揃いました。また、左WBでアシストを量産していた加藤が今節はボランチ。

藤枝明誠はGK久保野英虎、4バックはDF髙塚耀太、DF乙黒太希、DF西野彪雅、DF小杉宇海。ボランチがMF横田川優咲とMF達城怜音。2列目がFW丸野八雲、MF河島龍希、FW久保山泰牙の3人で、ワントップがFW渡貫暖。新人戦ではGK末高拳斗が守護神としてゴールを守っていましたが、直近ではプリンス登録メンバーから外れているのが気になります。

試合経過
得点
- 19分
- 静学:8半田怜也(A:)
- 35分
- 明誠:26久保山泰牙
- 48分
- 静学:15沢井翼
- 52分
- 静学:13加藤煌清(A:18佐野泰聖)
- 63分
- 明誠:13丸野八雲
- 85分
- 静学:9坂本健悟(A:16長坂健太)
- 90分
- 静学:9坂本健悟(A:)
19分、ショートコーナーからのクロスをMF半田怜也が頭で合わせて静学先制。
35分、静学最終ラインでのパス交換をFW久保山泰牙が奪ってそのまま決めて明誠が追いつく。
48分、左サイドからFW沢井翼がカットインからミドルシュートを決めて静学が勝ち越し。
52分、右サイドでペナルティエリアに侵入したMF佐野泰聖からのパスをペナ前で受けたMF加藤煌清がゴール左上へミドルシュートを突き刺して3-1。
63分、左サイドでボールを持ったMF河島龍希から展開し、最後はペナルティエリア右でフリーでボールを受けたFW丸野八雲がシュートを流し込み3-2。
藤枝明誠がペナルティエリア内でクリアしようとしたところ静学MF村松亮の足を蹴ってしまいPKを献上するも、FW坂本健悟のキックを明誠GK久保野英虎がストップ。
85分、左サイドのMF長坂健太が縦突破して深い位置から抉るクロス、FW坂本健悟が頭で合わせて4-2。
90分、コーナーキックをFW坂本健悟が頭で合わせて5-2。
交代
- HT
- 明誠
- 9渡貫暖→19田中子劉③油山カメリアFC
- 明誠
- 後半
- 静学
- 7加集啓太→26亀川潤①静岡学園中
- 13加藤煌清→19杉ノ原芽生②静岡学園中
- 静学
- 14高丘泰昂→16長坂健太③静岡学園中
- 18佐野泰聖→24村松亮③清水エスパルスJY
- 明誠
- 13丸野八雲→16相樂羽琉②三菱養和SC調布
- 明誠
- 6横田川優咲→27松本優誠①掛川JFC
- 静学
- 3飯尾善→21新宮仁喜③千里丘FC
- 明誠
- 3乙黒太希→28森堆賀①藤枝明誠SC
- 静学
明誠はハーフタイムでキャプテンのFW渡貫暖を下げてMF田中子劉を投入。

MF横田川優咲に変えて1年生のFW松本優誠を投入し、4-1-3-2に変えて攻撃的な布陣へ。

さらに後半ATにDF森堆賀を投入。

所感
結果としては静学が大量得点で勝利しましたが、明誠が2得点して追い縋ったように思ったより一方的にはならなかった試合でした。正直もっと一方的に静学が攻めて点差が開くと思っていました。明誠はワンタッチの繋ぎから攻める場面もあったし、静学のプレスに対して右SBのDF高塚耀太などが個人技でかわしたり、選手権期待できそうだなと思います。
FW坂本健悟が2得点を決めてリーグ17得点目、得点ランキングトップを独走中です。2点ともヘディングシュートで、静学にしては珍しくクロスやセットプレーからのヘディングシュートがメインの得点パターンになっています。2023年のFW神田奏真もクロスからのワンタッチゴールが多かった記憶がありますが、近いものを感じます。

坂本の1点目をアシストしたMF長坂健太はインターハイでブレイクした後、ECLOGAでMVPになるなど大活躍しましたが、プリンスリーグの出場は夏季中断以降初めて。今節は途中出場してから切れ味鋭い縦突破を何度も見せました。個人的にはスタメンでも見たい選手ですが、今後もスーパーサブとしての起用になるのかは注目。正直、新人戦で見た時はここまで活躍すると思っていませんでした。静学毎年恒例の夏に急成長した選手です。

また、この試合ではミドルシュートで立て続けに2ゴールが生まれました。FW沢井翼のカットインシュートはぜひMF加集啓太にも期待したいプレー。過去の試合を見ている感じ加集は巻いてファーに決めたそうな気がしていますが。
2024年の東海ルーキーリーグ得点王FW久保山泰牙が一時同点に追いつくゴールを決めました。これで久保山はチームトップの3得点目。実際に見るまでワンタッチゴーラーなのかなと思っていたりしましたが、サイドから仕掛けるのも苦にはしていなかった印象。


キャプテンマークを巻いたFW渡貫暖はハーフタイムで交代。エースとして前線で身体を張って粘り強くボールをキープしようとしており、特別悪い印象はありませんでした。ただ、今季リーグ戦ノーゴールは9番を背負うストライカーとしてはあまりにも物足りなさすぎるのも事実。選手権での巻き返しに期待。

静学、明誠ともに1年生が出場。
静学はMF亀川潤がMF加集啓太に代わって出場。変態ドリブラーから変態ドリブラーへの交代。ドリブルでペナ内に侵入してシュートまで行きましたが惜しくもゴールならず。今年のうちにAチームでブレイクできるか。


明誠の方はFW松本優誠とDF森堆賀の2人が途中出場。2人とも5月2日の第5節静岡学園戦で早くもプリンスデビューを果たしたホープ。特に松本は今節で9試合目の出場、そして既にプリンス初ゴールを決めています。


1年生ながらMF坂本雄哉の代わりに10番を背負うMF笈田淳平も今節ベンチ入りしていたので見たかったですが、今節は出場せず。
順位
第14節の結果と順位は以下の通り。


静学が首位独走。2位清水エスパルスユースはU-21リーグと日程が重なるもほぼベストメンバーで東海大翔洋戦に臨みましたが、0-1で敗れて今季3敗目。残り4試合で勝点差7まで開いており、次節清水ユースが敗れるようであれば静学優勝が決まる可能性があります。
東海大翔洋が帝京大可児FW髙田憲慎&MF荒川星七のFC岐阜U-15 2年生コンビに沈んだ浜松開誠館を抜いて3位浮上。藤枝東は愛工大名電に3-1で勝利して5位。アウェイでFW宇都宮大志の5ゴールで5-3で三重を破った富士市立が7位浮上。8位が藤枝明誠で、降格圏には三重と愛工大名電が並んでいます。
次節の対戦カードは以下の通り。来週の第15節が選手権前最後の試合になります。選手権を良い雰囲気で迎えられるような試合になるか注目。


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