プレミアWEST2025 第3節 静岡学園vs東福岡

人気ブログランキングでフォロー

今日はルーキーリーグからのダブルヘッダー。選手権を沸かせた東福岡へのリベンジマッチとなりました。

前回のホーム戦では満開だった桜もほぼ散ってしまった

試合記録

静岡学園高校 vs 東福岡高校 試合情報|高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025|JFA.jp
高円宮杯プレミアリーグ 2025大会公式サイトのWEST 静岡学園高校 vs 東福岡高校の日程・結果ページです。試合結果、出場記録、公式記録を掲載しています。

スタメン

静学は布陣を入れ替え。サイドバックをこれまで中盤起用していたMF篠塚怜音とMF藤原晃太郎に代え、センターフォワードに2年生FW坂本健悟を起用。また、これまでの2試合で途中出場していたMF山田悠太をスタメン起用しました。

東福岡はGKに青木琥汰郎、DFラインは竹田舜、細野昇輝、佐野遥斗、小熊亮輔。ダブルボランチに宇都宮夢人と昨年から試合に出ていた西田煌。サイドハーフは吉川豹生と堀田太陽。2トップは昨年から試合に出ていた山口倫生と齊藤琉稀空。

得点・交代

静岡学園1-1東福岡
得点
 28分10齊藤琉稀空(アシスト:24堀田太陽)
18坂本健悟(アシスト:14佐々木雄基)31分 
交代
   59分9山口倫生
③アビスパ福岡U-15
19井野悠世
③ソレッソ熊本
23藤原晃太郎
③フレスカ神戸
13松永悠輝
②湘南ベルマーレU-15
70分   
   71分7吉川豹生
③ブルーウイングFC
27窪田琉真
②長崎ドリームFC
   71分24堀田太陽
③PLEASURE SC
11北橋佑理
③FC KAJITSU
7北田優心
③ガンバ大阪JY
16杉田和心
③静岡学園中
76分   
   85分27窪田琉真
②長崎ドリームFC
12福谷厘登
③ブリジャール福岡
SUBSTITUTE
GK30福元泉太SC豊田ペレニアル GK41奥野真羽音福岡市立東光中
DF4筒井龍之介虎ジュニア DF3岡本有人KINGS FC
DF24大島颯太アイリス住吉 DF4長谷川莉玖FC Livent
MF6前田一樹静岡学園中    
MF15松井翼静岡学園中    
静岡学園1-1東福岡
後半前半チーム合計前半後半
336シュート312
5611GK312
347CK312
7411直接FK835
022間接FK303
022(オフサイド)303
000PK000

序盤はなんとなく東福岡ペース。前半28分、ゴール前の混戦からこぼれ球を10番FW齊藤琉稀空が押し込んで東福岡が先制。

齊藤琉稀空のゴールで東福岡が先制

しかし、静学もセットプレーからすぐ同点に。31分、右サイドで得たフリーキックをFW佐々木雄基がゴール前に入れると、FW坂本健悟が頭で合わせてゴール。

この位置で得たフリーキックから同点

この後から静学もペースを掴み始め、相手陣地で北田がボールを奪うとロングシュート。また、右サイドで坂本が粘って逆サイドのMF山田悠太へ展開、山田がカットインしてミドルシュートを放ちました。ただし、いずれも枠を捉えることができず、1-1で前半終了。

後半、前半から適宜ポジションチェンジしていた佐々木と北田のポジションを明確に入れ替え。北田がサイド、佐々木が真ん中へ。

東福岡は59分、DF吉田俐軌に完全に抑えられて存在感のなくなっていたFW山口倫生に代えてFW井野悠世を投入。さらに71分にサイドハーフのMF吉川豹生とMF堀田太陽をそれぞれMF窪田琉真とMF北橋佑理に替える2枚替え。

静学も70分にサイドで豊富な運動量と縦へのドリブルを見せていた左SB藤原晃太郎に代えて2年生DF松永悠輝を投入。さらに76分に右サイドのMF北田優心に代えてMF杉田和心を中盤に投入。

終盤は静学が四海星南や山縣優翔がゴール前でチシュートを打ち、山田がミドルシュートを放つなどチャンスを作り続ける展開。東福岡は85分に途中出場していた2年生MF窪田琉真を下げてDF福谷厘登を投入。

そのまま試合は動かず、1-1のドロー。静学は2分1敗、東福岡は3分とお互いに3試合勝利なしとなりました。

所感

この試合で1番目立ったのはDF吉田俐軌。写真全然撮ってないですが、東福岡FWへの楔を前に出てカットする読みの鋭さ、背負おうとした相手にぶつかって潰す力強さ、そしてもちろん空中戦も無敵。東福岡FWにほぼ何もさせませんでした。また、ボール保持でも安易にサイドバックに出すわけではなく縦パスやロングボールを積極的に狙う配球も見事でした。これはそろそろ代表入りあるのではないでしょうか。プレミア屈指のセンターバックだと思います。

交代する藤原を労う

2年生FWの坂本健悟がプレミア初スタメン。ワンタッチで落とすプレーが柔らかく、たまたまかもしれませんがヘディングすらも勢いを完全に殺していたのにはビビりました。胸トラップを見た時に神田奏真を思い出しました。プレミア初スタメンでゴールを決める勝負強さも見せ、今後スタメンに定着しそう。

後半は坂本と佐々木雄基の2トップのような形になっていました。坂本が落として佐々木が拾ってというやり方はかなりハマっていたように見え、前線で前向きで佐々木がボールを持てると理不尽ドリブルがあるのでかなり良いのではと思います。

去年は序盤の勝てない時期でも左サイドのMF加藤佑基が1人でゴール前まで運ぶシーンがありましたが、今年はなかなかそのくらい圧倒的なドリブルを持っている選手がまだ出てきていない印象。今日フル出場を果たしたMF山田悠太は良いドリブルを見せてはいたものの、相手を抜ききれない場面も多々ありましたし、途中から右サイドに入ったMF北田優心も縦突破を狙う場面がほぼなく、相手の脅威になったかというと微妙なところ。開幕戦でのMF神吉俊之介も大津のU-16日本代表候補DF渡部友翔に縦突破を封じられてしまいました。

静学といえばウイングのドリブル突破だと私は思っているので、そこでもっと相手を上回ってほしいと思っています。頑張ってほしいし、昨年のMF原星也のように下からの突き上げを期待したいところ。今年も加集啓太や落合咲蔵、安武凛と良い選手がいますしね。

順位

名古屋グランパスU-18が開幕3連勝で首位、2位は2勝1分のサンフレッチェ広島ユース。この2チームのほかに無敗を継続中のチームは東福岡で3分けの8位。静学は2分1敗で10位。未勝利なのは静学のほか東福岡、11位神村学園、12位アビスパ福岡U-18の4チーム。

静学は次節アウェイ神村学園戦。1分け2敗、1得点7失点と開幕ダッシュに失敗している神村学園に勝利できるか。波に乗った状態でその次のホームサンフレッチェ広島ユース戦に臨みたいところ。

タイトルとURLをコピーしました