これまでの勝ち上がり
静学は1回戦で三島北に5-0、2回戦で新居に15-0で大勝。FW上田悠世が8得点。また、MF四海星南とDF石川舞偉が2試合連続ゴールを決めています。
- 静岡学園5-0三島北
- 得点者：上田悠世×3、四海星南、石川舞偉
- 静岡学園15-0新居
- 得点者：上田悠世×5、上野晴翔×3、小山颯太、前田一樹、石川舞偉、四海星南、神吉俊之介、安武凛、OG
富士市立は1回戦で清水西に6-0、2回戦で加藤学園に4-0で勝利。鈴木悠斗、小林富司がそれぞれ3得点、遠藤壮大が2得点しています。懸念としては、絶対的エースになると思われていたFW山﨑絢心がこの2試合欠場しているらしいことか。
- 富士市立6-0清水西
- 得点者：鈴木悠斗×2、小林富司×2、遠藤壮大、竹内悠二
- 富士市立4-0加藤学園
- 得点者：鈴木悠斗、小林富司、遠藤壮大、小畑龍武
試合記録
大体合っていると思いますが、静学の選手は呼び方などで名前を判断しているので信用しすぎないでください。富士市立は公式Xから引用しているので合っていると思います。
スタメン
静学は今日の試合もGK有竹拓海、MF山縣優翔、MF篠塚怜音、MF佐々木雄基は欠場。有竹はGKのアップを手伝ってました。
GKは昨年プリンスリーグで守護神を務めた瀧優斗。4バックは右から提坂日葵、吉田俐軌、筒井龍之介、塚田哲也。提坂と吉田は昨年プリンスリーグで主力、筒井と塚田は県Aリーグメインで出場していたようです。アンカーは杉田和心、インサイドハーフに四海星南と北田優心。右WGは選手権からAチーム入りした神吉俊之介、左WGは静学中時代10番だった前田一樹。センターフォワードに2試合8得点のエースストライカー候補上田悠世。
富士市立は3-4-2-1。注目FW山﨑絢心はベンチスタート。U-16静岡県選抜DF細谷蒼太など多くの選手が昨年から試合に絡んでいました。新10番の竹内悠二は愛知県常滑市のSpiritsスポーツクラブというチーム出身らしいです。
得点・交代
- 静岡学園
- 前半23分：4吉田俐軌
- 前半38分：12前田一樹
- 富士市立
- 後半15分：7小林富司（PK）
- 静岡学園
- HT：8北田優心→11山田悠太
- HT：24筒井龍之介→18大島颯太
- 富士市立
- 前半35分：9小山慶→19遠藤壮大
- HT：5増田伸羽→11山﨑絢心
- 後半16分：15大谷碧斗→18志田悠斗
- 後半27分：6杉山正宗→13窪田永遠
- 後半27分：18志田悠斗→25山川大賢
- 後半36分：16望月周飛→12鈴木勘九朗
前半23分、コーナーキックが流れたのを神吉俊之介が拾ってクロス、こぼれ球を吉田俐軌が詰めて静学が先制。
前半38分、右サイドからパスを受けた上田悠世が左の前田一樹に渡すと、前田がペナルティ手前で右足シュート、追加点。
ハーフタイムで静学はDF筒井龍之介に代えてDF大島颯太、MF北田優心に代えてMF山田悠太を投入。MF前田一樹がIHに入り、山田が左WGに入りました。
富士市立は前半でFW小山慶に代えて1年生FW遠藤壮大を投入。また、ハーフタイムでエースFW山﨑絢心が入りました。
後半15分、静学のハンドで得たPKをキャプテン小林富司が決めて1点を返すもチャンスを多く作れず。
所感
静学は盤石とは言えないまでもしっかりと勝利。
GK瀧優斗は安定した動き。PKで失点を許したものの、DFラインでボールを奪われて1対1となった大ピンチでもスーパーセーブ。常に声を出し続けているGKのいるチームは強い。有竹拓海の地位を脅かせるか。
センターバックは吉田俐軌の相方を競っている状態の模様。前半は筒井龍之介、後半は大島颯太が左CBを務めました。筒井も大島もそれぞれ違う持ち味があり、どちらが吉田の相方を務めることになるか。
サイドバックは提坂日葵が3試合連続スタメン、塚田哲也が2試合スタメンで石川舞偉が1試合スタメンという状態のようです。提坂は両サイドバックできるので石川が出た時にどっちをやるのか分かりませんが、塚田と石川が競ってるという感じかな。石川が2試合連続ゴールを決めており、攻撃的サイドバックという感じか。塚田は同じサイドの前田とかなりコミュニケーションを取りながらプレーしており、かなり安定感がありました。
あまりイメージがありませんでしたが、アンカーの杉田和心がかなり球際で戦える選手でした。サイズはありませんが、思いのほか守備で刈り取っていた印象。さすが全中優秀選手。
四海星南はDFラインから最前線から守備に攻撃に走り続けていました。ボールを失わないし、今のチームのキーマンの1人。
北田優心はガンバ大阪JYの10番、ルーキーリーグ関東1部アシスト王ということで期待値がかなり高くなってしまっているところもあると思いますが、まだまだやれると思います。力を出しきれていない印象。
右WG神吉俊之介のドリブルの凄さはご存知の通り。ただ、今日は結果が欲しかったところ。ゴール前のシュートを思いっきりふかしてしまったところなどは課題。
得点を挙げて勝利の立役者となった左WG前田一樹。ルーキーリーグで見た時のようにドリブルでガンガン行く感じではなかったものの、しっかり結果を残しました。中盤よりサイドの方が伸び伸びしてるようなしてないような。
後半から左WGに入った山田悠太はポストに当たるシュートを放ちましたがゴールならず。次戦に期待。
上田悠世は3試合連続ゴールとはならず。今日は決定機があまり訪れなかった印象。後半1対1で仕掛けた場面、左足でシュートを打つかと思ったらボールが切れてクロスみたいになったのはもったいないなと思いました。次戦翔洋戦で真価を見せられるか。
富士市立は静学の速いプレッシャーにかなり難儀しており、対抗しようとしてか疲れからか終盤ファウルが多くなっていたのは反省点。ただ、FW山﨑絢心とFW竹内悠二の両アタッカーはプリンスでもかなりやれそう。特に山﨑は1年生の頃からレギュラーとしてやってきて今年が集大成。得点力が課題だと思うのでぜひ頑張ってほしいところ。
静学 次戦は東海大翔洋
静学の次戦の相手は東海大翔洋。昨年に引き続き勢いのあるチーム相手にどんなメンバーで臨むのか。個人的には色々な選手を見たいのでどんどん選手入れ替えてほしいなぁと思ったり。最初は藤枝ダービー行こうと思っていましたが、富士総合行こうかなという気にはなってます。
