プレミアWEST第12節 静岡学園vs東福岡

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台風で延期になった第12節の東福岡戦。お互いに全国選手権出場を決めた上での対決となりました。

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試合記録

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スタメン

静学は選手権決勝から中3日でスタメン総入れ替え。選手権決勝を大学受験で欠場していたMF加藤佑基を除き、ここ最近出場機会の少なかったメンバーがスタメンとなりました。MF藤本虎之介はプレミア初スタメン、2年生DF吉田俐軌はプレミア初出場。

東福岡は11/10に選手権福岡県大会決勝を終えており、主力を投入。選手権では4-1-4-1だったようですが、今節は4-2-3-1。DF山禄涼平が欠場した左CBに選手権ではIHを務めたMF塩﨑響が入り、トップ下に2年生MF西田煌が入りました。ほかのメンバーは選手権決勝と同じ。エースストライカーFW齊藤琉稀空は欠場、注目の2年生FW山口倫生はベンチスタート。

ちなみに平岡道浩監督は今年就任1年目とのこと。

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得点・交代

静岡学園0-0東福岡
交代
15池田双葉
③千里丘FC
37上田悠世
②千里丘FC
HT28西田煌
②廿日市FC
32杉谷俊哉
②アビスパ福岡U-15
   59分10児玉愁都
③オリエントFC
7稗田幹男
③下関市立垢田中
   59分29伊波樹生
③casa OKINAWA
19山口倫生
②アビスパ福岡U-15
9大木悠羽
③清水エスパルスJY
28原星也
③静岡学園中
87分   
23四海星南
②FC東京深川
7天野太陽
③大阪市ジュネッス
87分   
31國領英夢
③セレッソ大阪U-15
22望月就王
③静岡学園中
90分   
32藤本虎之介
③アイリス住吉
24篠塚怜音
②ジェフ千葉U-15
90分   
SUBSTITUTE
GK17有竹拓海FC東京深川 GK14神田謙二郎スマイス・セレソン
DF2関戸海凪静岡学園中 DF22小林聖翔浜松FC
    DF39竹田舜クレフィオ山口FC
    MF40宇都宮夢人FC Livent

静学はハーフタイムで左WG池田双葉を下げて2年生FW上田悠世を投入。上田は前節で初のベンチ入りを果たし、今節でプレミア初出場。これに伴い、センターフォワードを上田、右WGを大木悠羽、左WGを加藤佑基に変更。

東福岡もハーフタイムで選手交代し、トップ下を西田煌から杉谷舜に交代。また、59分に10番の児玉愁都とFW伊波樹生を下げてMF稗田幹男とFW山口倫生を投入。

静学は87分と90分にそれぞれ2枚替え。選手権決勝に出場した4選手を投入するも得点を奪えずドロー。

所感

選手権やプレミアで出場機会の少なかった選手中心で臨んだ一戦。引き分け以上でプレミア残留がかかった重要な試合でしたが、見事スコアレスドローでミッション達成。

Jサポやってると控え主体の試合って逆にワクワクするんですよねー。 プレミア初出場の2年生DF吉田俐軌とFW上田悠世は緊張したとは思いますが、2人とも堂々とプレーできていて良かったです。また、初スタメンのMF藤本虎之介も個人的にはかなり良かったと思います。

DF吉田俐軌は前に出てボールに触れずピンチになった場面もあったが、対人の強さとパス出しの上手さを見せた
2年生FW上田悠世は後半開始からプレミアデビュー
初スタメンのMF藤本虎之介は守備とビルドアップで存在感

ただ、伸び悩んでいる選手がいたのも事実。左WGの池田双葉は加藤佑基ほどの存在感を見せられず。観客席とは反対のサイドだったからというのもあるとは思いますが、もっとやれるはず。また、FW大木悠羽はセンターフォワードと右WGでプレーしたものの、エースストライカーとして期待されていた姿には程遠い出来だった印象。裏への抜け出しはオフサイドになったものが多かったもののギリギリであり良いトライだった一方、簡単にボールを失いすぎるのが目に付きました。本人も「ボールを収めるのは苦手」と理解しているので、ここを改善できるかが今後に向けてのポイントとなります。まあ、乾皓洋との同時起用で大木には裏抜けを狙わせる、みたいなやり方もアリだと思いますけどね。どうなるか。

プレミアリーグはこれから3回目の登録メンバー変更を経て残り3節を戦います。ここで生き残ったメンバーで全国選手権を戦うことになるんだと思います。選手権静岡県大会に出場したMF神吉俊之介とMF佐々木雄基、怪我から復帰したDF野田裕人は確実にメンバーに入ってくると思います。あとはどれだけ入れ替わりが起こるか。

順位

プレミアWEST

静学は今節の引き分けで勝点1を積み上げ、勝点20に。11位米子北が残り3試合全勝しても勝点を越えることができないため、残留確定。

残留争いはファジアーノ岡山U-18、米子北、鹿児島城西の3チームに絞られました。鹿児島城西は数字上はまだ残留の可能性がありますが、第21節に2位ヴィッセル神戸U-18との対戦を控えており3連勝は現実的ではありません。実質岡山U-18と米子北の残留争いとなります。岡山U-18と米子北は第21節に直接対決を控えており、この結果次第では状況がひっくり返る可能性があります。とはいえ、米子北の残りの対戦相手は首位大津にプロ3人擁する広島ユースであり、全勝はかなり厳しいとは思います。

  • 10位:ファジアーノ岡山U-18(勝点15)
    • 東福岡、米子北、鳥栖U-18
  • 11位:米子北(勝点10)
    • 広島ユース、岡山U-18、大津
  • 12位:鹿児島城西(勝点7)
    • 神村学園、神戸U-18、帝京長岡

優勝争いは大津とヴィッセル神戸U-18の2チーム。既に勝点は7差あり、大津はあと1勝すれば優勝確定。早ければ次節静学戦で優勝が決まります。

  • 1位:大津(勝点49)
    • 静岡学園、神村学園、米子北
  • 2位:ヴィッセル神戸U-18(勝点42)
    • 帝京長岡、鹿児島城西、名古屋U-18

プレミアEAST

ところでEASTの方はどうなっているかというと、接戦です。

優勝争いは首位鹿島アントラーズユースから5位前橋育英までが勝点3の中にいます。第21節には首位鹿島ユースと2位横浜FCユースの直接対決があり、勝った方が優勝にグッと近づきます。昌平って4位だったんですね。

  • 1位:鹿島アントラーズユース(35)
    • 前橋育英、横浜FCユース、尚志
  • 2位:横浜FCユース(35)
    • 市立船橋、鹿島ユース、大宮U18
  • 3位:柏レイソルU-18(32)
    • 尚志、前橋育英、川崎U-18
  • 4位:昌平(32)
    • 流経大柏、川崎U-18、青森山田
  • 5位:前橋育英(32)
    • 鹿島ユース、柏U-18、市立船橋

残留争いは大宮アルディージャU18が降格決定的。残留を尚志、FC東京U-18、市立船橋の3チームで争います。数字上は6位流経大柏から8位川崎フロンターレU-18まで可能性がありますが、この3チームが降格する可能性は低いと思います。

  • 9位:尚志(20)
    • 柏U-18、青森山田、鹿島ユース
  • 10位:FC東京U-18(20)
    • 大宮U18、市立船橋、流経大柏
  • 11位:市立船橋(20)
    • 横浜FCユース、FC東京U-18、前橋育英

尚志、市立船橋ともに優勝争い中のチームとの対戦を控えています。市立船橋は加えてFC東京U-18との直接対決もあり、少なくともこの直接対決に勝てないと残留は難しそう。

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