ルヴァンカップ準決勝 川崎フロンターレvsアルビレックス新潟

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静学の試合を見終えた後三島駅へ直行し、新幹線と東急を乗り継いで武蔵小杉へ。

残念ながらスタジアムに入ったときにはまだ試合が始まっていませんでしたが、席に行く途中でキックオフしちゃいました。

新幹線は13:58発の1本前に13:24発の新幹線があったのですが、駐車場へ到着したのがそのくらいの時間だったので間に合わず。まあしょうがないですね。むしろ時之栖から三島駅まで車で30分で行けるという知見を得ました。

ただし、席に着いてからの光景が異様でした。下に貼ったインスタのリンクは私の投稿なのですが、1枚目は到着した直後の動画。新潟サポ、アウェイ動員数が多いのはいつものことなのですが、この日はさらに常軌を逸した人数。私の席の周りがほとんど新潟サポ。声量が正直フロンターレ応援席とは比べものにならないほど大きい・・・(私の席がアウェイ寄りだったこともあると思いますが)。

カトリーヌ on Instagram: "2024/10/13 Sun. #YBCルヴァンカップ #準決勝 #川崎フロンターレ 0-2 #アルビレックス新潟 いろいろな意味で地獄な試合でした"
16 likes, 0 comments - kathorine_fro on October 13, 2024: "2024/10/13 Sun. #YBCルヴァンカップ #準決勝 #川崎フロンターレ 0-2 #アルビレックス新潟 いろい...

また、試合前にはフロンターレがバックスタンドでコレオをやったようですが、新潟サポがあまりにも多すぎて上手くいかなかったようです。ここまでホームジャックされるとは・・・。

試合記録

川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト
2024 YBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦 vs.アルビレックス新潟 ゲーム記録ページ|ルヴァンカップ準決勝第1戦は1-4で敗れた。ホームで行われる第2戦で、この3点差をひっくり返すべく積極的に得点を重ねていきたいゲームとなる。多くのサ...

所感

内容のほとんどない試合だったなという感じ。サポーターから見ると2トップの山田新とエリソンは前線に張り付いているだけでボールを引き出すような動きはほぼなし。DF陣は点を取らなければいけない状況で後ろでボールを回しているだけで時間を浪費し、縦パスを出したかと思えば引っ掛けてという状態。せこさんのマッチレビューにもあるように、この数日間で何かを準備していたようにはとても思えない試合でした。終盤はなんかもう惨めな感情が芽生えてくるような、それほどの惨敗でした。

選手の試合後コメントを見ると、決して勝つ気がなかったわけではなく、むしろ各々の勝ちたいという気持ちが空回りした結果ということがわかりました。戦い方について各々思うところはありつつもそれを試合中に擦り合わせることができず、チグハグなままで試合を進めてしまい、失点し、焦りから上手くいかずという悪循環に陥ってしまったということみたいです。

11小林悠

2トップのエリソンとシン(山田新)はパワーがあるので、前半からスペースに放り込むシーンをもっと作れたらチャンスがあったと思うが、パスをつないで崩そうとしすぎている部分があったと思う。もう少し気を遣って2人のどちらかが下がってきてもよかったと思うが、そういうタイプのFWでもない。それならば彼らのスピードやパワーを生かしてもよかった。何度かサイドからシンプルに入れられる場面もあったので、そういうところはもう少しできたんじゃないかなと。

19河原創

前線が前に張りついていたので距離が遠いと感じていたが、リスクを冒して縦パスを入れたときに引っかかってしまうシーンもあった。ビルドアップで少しずつ前進するのか、それとも前線の選手が下りてボランチとFWの中間のラインに立つのか。どちらが正解かというのはないがピッチ内で解決できたと思う。後半は何回かチャンスを作れたが、それよりも個人的には前半の出来のほうが気になる。

20山田新

自分たちの狙いを出せなかったし、もったいない試合だった。無得点で勝つこともできていない。前半から多くの決定機を作れなかったし、ボールを握っているなかで相手のディフェンスラインを動かせなかった。もっとシンプルにやれば難しい試合にならなかったと思う。後半の入りはアキさん(家長昭博)へのロングボールで勝てていたので、前半からそういう形でもよかった。前線に人はいても並んでいる状態だったので段差を作れず、相手を食いつかせてスペースを使うことができなかった。人はいてもいい距離感ではなかったので、ランニングをかけることもできなかった。相手にとっては自分とエリソンを使われるのが嫌だと思うので、そこをチームとしてどう使うかだったと思う。

77山本悠樹

いつもどおりやりたいが前の選手が守備でいつもより前から行かなければならなかったり、攻撃で得点を取りたい気持ちはわかるがゴール前にへばりつくような形になってビルドアップがうまくいかない形になってしまった。距離を縮めようと思って後ろからボールを進めても得点を取りたい気持ちが強すぎて合わなかったり、いつもなら離れるところで自分で前を向こうとしてボールを取られたり、そういうシーンが多くなって少しずつリズムがおかしくなってしまった感じはある。前に張りついているのであればロングボールを蹴ってセカンドボールを拾う形でもよかったと思うし、後ろからボールを進めるのであればもっとスムーズに動かして、相手をより押し込んだ状態でプレーしなければいけなかった。それぞれの思いがあって勝ちたい気持ちが強すぎて、チームとしてどうしていくのかという部分でうまく合わない感じがした。

なんにしろ、第2戦もしっかり勝ち切った新潟の選手たち、そして等々力をジャックして(新潟目線で)最高な雰囲気を作った新潟サポーターには天晴れと言わざるを得ませんね。新潟サポがアウェイユニホーム着用禁止エリアでユニホームを着ていたことに対して苦言を呈しているフロサポもいましたが、とはいえあれだけの人数のサポーターが集まれたのは熱量が違うと言わざるを得ないですね。完敗です。

リーグ戦に翻ると、フロンターレは現在勝点43の10位。前半で中断した浦和戦を含めて残り6試合。降格圏のジュビロ磐田が残り全勝すると勝点50まで伸ばすことができるため、フロンターレはあと勝点8伸ばせば残留確定となります。まずは残留を確定させて、ACLを本気で獲りに行ってほしいなと思います。

一方アルビレックス新潟。ルヴァンカップ決勝の相手は名古屋グランパスとなりましたが、この勢いのまま優勝してほしいと思います。

何がすごいって、既にルヴァンカップ決勝の日、新潟から東京へ向かう新幹線が全て満席になっている模様。初タイトルへ向けてクラブ・サポーター一丸となっています。

新潟の決勝の相手は名古屋グランパス。初タイトルを手にできるか、注目です。

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