J2第11節 清水エスパルスvsベガルタ仙台

人気ブログランキングでフォロー

今季初アイスタです。

パペパルも健在。

これ、実はエスパサポーターのさかたさんが製作したもの。今や名物。

試合記録

【公式】清水vs仙台の試合結果・データ(明治安田J2リーグ:2024年4月20日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
Jリーグの試合日程と結果一覧。試合日には速報もご利用いただけます。

スタメン

スタメンは以下の通り。

フォーメーションは4-4-2。

72分のDF蓮川壮大、DF北爪健吾の同時交代を機にエスパルスは布陣を3-4-2-1に変更。守備時は5バックにして守備固め。こんなオプションを持っていたとは。

所感

エスパルスはめちゃくちゃ調子が良さげ。どの選手も自信を持ってプレーしているのが感じ取れました。その代表格が北川で、昨年のような身体の重そうなプレーはもう跡形もなく、鋭い切り返しから今季4点目となるゴール。

新外国人のMFルーカス・ブラガも2試合連続ゴールとなる先制点を挙げましたし、終盤に入ったFWドウグラス・タンキもフィジカルの強さを見せて惜しくもバーに当たるヘディングシュートを見せました。

仙台はMF相良竜之介がやはり脅威でした。アスルとのルヴァン杯でもドリブルを見せていましたが、エスパルス相手でも十分通用していました。

個人的には途中出場の松井蓮之ほもっとやってほしかったところ。フロンターレから昨季は町田、今季は仙台にレンタル。町田の時は空中戦で圧倒的な強さを発揮していましたが、この試合はセットプレーのこぼれ球要員で競り合う場面はなし。また、フロンターレで磨いたであろうパスについても周りとの違いを見せることができませんでした。うーん、残念。

高校3年生MF西原源樹クラブ史上最年少ゴール

この試合のハイライトは何より、高校3年生のMF西原源樹がクラブ史上最年少ゴールとなるゴラッソをぶち込んだ場面でしょう。

17歳126日でのゴールは、現ガンバ大阪MF石毛秀樹が2012年に記録した17歳214日を上回る記録とのこと。まだプロの強度に慣れきってはいないように見えましたが、それでもGKノーチャンスなゴールを叩き込むのはさすが。

17歳MF西原源樹がJ初弾でクラブ最年少記録更新! 清水は仙台との上位対決制してトップキープ | ゲキサカ
J2リーグは20日、第11節を開催した。1位清水エスパルスはホームで5位ベガルタ仙台と対戦し、3-2で勝利した。 ここ3戦無敗、3連勝を狙う清水と、上位陣に食い込むべく、2連...

試合後のヒーローインタビューでのインタビュー慣れしてないところや、MOMの表彰の後にスタジアムを1周しないでゴール裏の方に行ってしまったところや、スタジアム一周のときの慣れてなさがまだまだ高校生の初々しさが残ってて最高でした。こんなことを言い始めるあたり、自分もおっさんになったなと思います。

昨年はMF矢田龍之介やMF小竹知恩が先に2種登録でトップチームデビューを果たした一方で西原はトップチーム出場なし。遅れを取ったものの、今季は開幕戦からベンチ入りして2人の果たせなかったJリーグ出場を掴み取ると、今季既に9試合目の出場。立場が完全に逆転しました。

個人的には一番最初にトップチームに定着するのは小竹だと思っていたのでかなり意外でした。JFAアカデミー福島戦なんかを見ていて西原もすごいとは思っていましたが、まさかここまで成長するとは。

こんな言い方するのもアレですが、エスパルスは下部組織から昇格してきた生え抜きの選手をあまり大事にしないイメージがあり、徒に昇格させまくる割に全く試合に出さずにレンタルでたらい回しにして最後は完全で放出するというのを繰り返していましたが、そんな中で西原がしっかりと試合に出続けているのはかなりの快挙だと思っています。そういう意味では宮本航汰も北川航也もすごいと思っています。

小竹と矢田も後に続いてほしいですが、いま引き抜かれたらエスパルスユースのプレミア昇格はかなり厳しくなりそうな気がします。ただ、ロアッソ熊本のようなサイクルが作れるのならそれも悪くないのかなという気もします。少なくとも昇格プレーオフ圏内に辿り着ければプレーオフでトップ帯同していた選手を使えますし。今年は枠が広がって2位以内なので。

ルヴァン杯富山戦に注目

ルヴァンカップ富山戦は、普段試合に絡めていないメンバーがスタメンになると思います。ユース所属の面々以外にも、ユース上がりの安藤阿雄依やJ3の生態系を乱した千葉寛汰、高体連出身の森重陽介や郡司璃来など期待の選手が多くおり、争いは熾烈。富山戦でアピールできるか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました