静学のホーム開幕戦です。今年はホーム全試合時之栖Aグラウンドでやるためアクセスが良く、座席付きで快適な観戦環境です。
前日に国立で町田ゼルビアvsヴィッセル神戸があったからか、神戸サポがかなり多め。観客200人。
試合記録
スタメン
メンバー入りした選手は前節の東福岡戦とほぼ同じ。今節は矢澤怜士がメンバーから外れていますが、東福岡戦で途中交代しているあたり、怪我してるのかもしれません。代わりにスタメンになったのは今田桜雅、ベンチには関戸海凪が入りました。また、金野仁に代わって加藤佑基がメンバー入りしました。
フォーメーションは4-3-3。新人戦ではなかなか固定できていなかった右WGは鵜澤浬が務めました。
神戸は昨年バリバリ主力だったU-16日本代表GK亀田大河、U-17日本代表DF山田海斗、U-16日本代表MF濱﨑健斗がスタメン。また、山田と濱﨑とともに2種登録されているMF岩本悠庵、FW岡奨瑛もスタメン入り。
京都サンガU-15から加入したU-16日本代表の1年生FW川端彪英がベンチ入りしており、ここも注目。結局試合に出ませんでしたが。
交代
2失点目の直後、静学はMF鵜澤浬とMF池田双葉の両WGを下げてDF関戸海凪とFW加藤佑基を投入し、フォーメーションを3-4-1-2に変更。かなり低い位置まで下がってボールを受けることが多かった山縣をボランチへ。
ハイライト
所感
新人戦では無双していた静学でしたが、さすがにプレミアレベルになるとドリブルで来るとわかっていながら止められないなんてことも少ないなという印象。ここ数年はMF古川陽介、MF髙橋隆大、MF志賀小政のように、「分かっていても止められない」ドリブルを持っている選手がいましたが、今年はまだそこまでの存在感を持った選手は出てきていません。まだ2試合なのでここからだと思いますが、歴代の最強ドリブラーたちに続く選手が現れるかに注目したいです。
また、守備でもアフター気味のタックルもありイエロー4枚。私はアウェイ側の席にいたので周りの神戸サポが「何してくれてんねん」とブチギレている様を見て内心ドキドキしていましたが、強度の面でも神戸に負けていたなぁと思います。
あと気になったのは、全体的に今年の静学の選手は大人しい印象。去年まではGK中村圭佑が常に指示を出しており、FPの選手間でも意見を出し合ったりしていましたが、この試合はあまりそのような声が聞こえず。ハーフタイムの後、「やらせんなよ!」とか「やれよ!」とか気持ちを盛り上げる声が少しありましたが、それ以降は特に声もなかったような気がします。対して神戸はかなり選手間でプレーのすり合わせを常に行っており、こういう差が出たのかなぁと感じました。
神戸はDF山田海斗とMF濱﨑健斗が別格。キャプテンと10番というベタなチョイスですが。笑
山田は身長191センチの長身CB。静学のFPの登録選手の中では186センチのDF矢澤怜士が最長身ですがこの日は不在。静学のFPは全員170センチ台で、セットプレーのときは175センチのDF山内星之介が山田のマークについていましたが、完全に頭一つ出ていました。案の定、しっかりコーナーキックから頭で決めて先制点。また、良い縦パスをバンバン通しているなぁと思いました。
濱﨑は2点目と3点目に関与。どちらも濱﨑のシュートのこぼれ球から生まれたものであり、攻撃を牽引しました。特に別格だと思ったのが2点目の場面。DF土田拓とMF天野太陽の間を割って鋭くカットインしてシュートまで持ち込みました。
次節奮起できるか
試合後のインタビューで、川口監督はかなり厳しいコメントをしていたようです。
川口監督は「このメンバーで2試合やってみたが、なかなか難しい。きょう輝いていた選手はゼロ。一人もいない」。メンバー変更によるてこ入れを示唆した。
次節のメンバーがどうなるかわかりませんが、選手たちが奮起して連敗ストップできるか注目です。
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