清水桜が丘戦4連敗中、5度目の正直を
清水東は今季清水桜が丘戦は4連敗中。県総体準決勝では内容では上回るものの序盤の2失点を取り返せずに敗戦、あと一歩でした。
- 新人戦(3回戦) :清水東0-3清水桜が丘
- リーグ(前期) :清水桜が丘3-1清水東
- 中部総体(決勝):清水東0-4清水桜が丘
- 県総体(準決勝):清水東1-2清水桜が丘
総体で選手入れ替え
清水東は5度目の正直と行きたいところですが、総体が終わると3年生の大半が引退するため必然的に戦力ダウンしてしまうことが問題でした。
県総体で準優勝した2021年はFW佐野健友が初の理数科で10番を背負い、選手権まで残ったことで話題になりましたが、それはレアケース。
今年も理数科在籍のDF前田凌が選手権まで残るか引退して受験勉強に専念するかで悩んでいるという記事が出ました。最終的に前田は受験勉強に専念することを選んだようです。
ちなみに、昨年新設された清水東ジュニアユースでは勉強も重視し、予備校と提携して練習前に勉強しているということで話題になっています。
今年残留したのはGK村松桂匠、DF宮野陽貴、DF田村天、MF田丸柊羽、MF藤島敬太、MF山崎太耀、FW今井陸の7人。去年は主力級がMF木内琢満とFW中山大耀の2人だけしか残らなかったことを考えるとかなり多く残ってくれました。
試合記録
スタメン
清水東は1年生FW濱村知太郎が先発。ルーキーリーグ東海で得点ランキング2位の9得点を挙げている期待のストライカーです。昨年のFW中山大耀、今年のFW今井陸に続くエース候補です。
清水桜が丘は戦力ダウンのないフルメンバー。昨年国体メンバーのGK高田翔やSBSカップ静岡ユースメンバーのDF岡谷龍斗が先発。
試合経過
前半20分に桜が丘の相川郁也が先制(まだ現地に到着していなかったので詳細不明)。しかし、74分にフリーキックのこぼれ球をペナ外からFW今井陸がダイレクトで叩き込んで清水東が同点。清水東MF若松瑞樹のミドルがバーを叩くなどチャンスがありましたが、87分に桜が丘がコーナーのこぼれ球をDF岡谷龍斗がペナ外からゴラッソをぶち込み勝ち越し。桜が丘が今季清水東戦5連勝を飾りました。
夏場で暑かったからか両チームとも正直プレーが雑だったかなぁという印象。特に清水東は意図の見えないロングボールが多く、桜が丘に跳ね返されるシーンが多かったかなぁと思います。とはいえサイドの攻防ではかなり優位に立てており、チャンスは多く作れていた印象。
順位
清水桜が丘は勝点25で2位。首位は勝点26の浜名を追走しています。清水東は勝点18の5位。プリンスリーグ昇格プレーオフ圏内の2位以内はまだ遠いですね。静学を除く各セカンドチームは苦戦中、加えて今季プリンスから降格した常葉大橘も下位低迷。下位チームが今から劇的に盛り返すことはないとは思いますが、プレミアではジュビロ磐田U-18が最下位。降格した場合、プリンスから県リーグへの降格枠が広がり、その煽りを受けてAリーグからBリーグへの降格枠が増える可能性があるため、油断せずに勝ち続けてほしいところ。
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