プレミアWEST第8節 静岡学園vsサガン鳥栖U-18

高円宮杯プレミアリーグ
人気ブログランキングでフォロー

昨年プレミア覇者の鳥栖と対戦

鳥栖U-18は近年多くの選手をトップに送り込み結果を残しているチーム。昨年はプレミアWEST、チャンピオンシップを制しました。昨年はDF大里皇馬、MF福井太智、MF楢原慶輝、MF坂井駿也と4選手をトップに送り出しました。特に福井はバイエルンに完全移籍を果たしており、今後の活躍が期待されます。

今年のメンバーも代表経験者や2種登録選手を多く擁しています。

PosNo選手学年代表歴
GK1小池 朝陽3年U-16日本代表(2021年)
DF5北島 郁哉3年U-17日本代表(2022年)
DF15大場 章太郎2年U-16日本代表(2021年)
DF17内丸 寛太2年U-16日本代表(2022年)
DF27山口 耀琉1年U-15日本代表(2022年)
DF37黒木 雄也1年U-17日本代表(2023年)
DF38鈴木 悠希1年U-15日本代表(2022年)
MF6林 奏太朗3年U-19日本代表(2023年)
MF10堺屋 佳介3年U-17日本代表(2022年)
FW8山崎 遥稀2年U-16日本代表(2022年)
FW25山村 チーディ 賢斗1年U-15日本代表(2022年)

林、堺屋、FW鈴木大馳が2種登録されています。特に林奏太朗は5/24ルヴァンカップ磐田戦でベンチ入りしています。

対する静学は東海総体と日程が被っていましたが、東海総体にはBチームを送り込み見事準優勝を果たしました。

試合記録

スタメン

静学はインハイのスタメンを踏襲。センターバックコンビはDF大村海心とDF水野朔。DF矢澤怜士は一体どうしたのだろうか。

インハイのときと唯一違うのは左サイド。MF志賀小政ではなくBチームで結果を残していたMF岡元和士がスタメン入り。クロスが持ち味の選手です。

鳥栖U-18は日本代表3選手がスタメン。山村チーディ賢斗はFW登録でしたがボランチでの起用。左FW増崎康清は昨年プレミアチャンピオンシップで先制ゴールを挙げている選手。

得点・交代

スタッツ

静岡学園 鳥栖U-18
後半前半 前半後半
639シュート871
055GK734
617CK541
6612直接FK14311
213間接FK000
202オフサイド000
000PK000

ハイライト

前半は完全に鳥栖ペース。

攻撃時は右SB東口藍太郎が1列高い位置に上がってプレーするなど攻撃的な姿勢。繋いで崩すというよりはFWを裏抜けさせる戦術。静学は裏の対応が怪しく、かなりピンチを作られていました。鳥栖の先制点もまさに裏抜けが結実した形。GKと1対1になったところで増崎がループパスを選択したのにはめちゃくちゃ驚きました。

驚いたのが、育成チームとして名高い鳥栖ですらロングスローを使うこと。左SBの古舘宗也が逆サイドまでスローインしに行っていました。まあ、なんだかんだプロの世界でもロングスローは使われているのでね。

余談ですが、1人鳥栖のガチサポの方がいて、完全アウェイのなか試合中に鳥栖のチャントを大声で歌っている方がいました。Jユースすげえ。笑

ハイライトの中にも声が混ざっています。

後半、静学は2年生MF山下輝大に代えてMF志賀小政を投入。MF高田優をインサイドハーフに入れて志賀を右SHに配置しました。

後半はこの交代が大当たり。右サイドでも問題なく適応し、キレッキレのドリブルを披露していました。終盤はとにかく志賀にボールを渡してドリブルで打開しようという流れになっていて、それに応えて鳥栖DF陣を抜きまくった志賀はめちゃくちゃすごかったです。ただあと1点が遠かった。

また、後半開始早々に同点ゴールを決めたFW神田奏真は本当に大事なところで点を取れるようになりましたね。

今年はコンスタントに得点を取り、インターハイでも試合終了間際に同点ゴール、そして延長戦での決勝ゴール。静学が勝ち続けるには彼のゴールが必須です。

静学首位キープ

静学は引き続き首位キープ。次節はアウェイ履正社戦。下位に沈んでおり、インターハイでも全国大会を逃してしまい苦境に陥っていますが、油断せずにしっかり勝ってほしいところ。

そして神田は得点ランキング4位。西丸がちょっと圧倒的すぎますが、これからもっと得点量産してほしいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました