磐田東17年振り2回目の全国出場!
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メンバーやフォーメーション等まとめてあるのでついでに過去記事もどうぞ。
今シーズンの両チーム
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新人戦ではともに2回戦を突破するも、新型コロナ蔓延防止のため新人戦が中止に。3回戦を勝ち進めば準々決勝で磐田東vs藤枝明誠のカードになるところでしたが・・・残念。
ちなみに2年前のルーキーリーグでの対戦では磐田東が3-1で勝利。藤枝明誠は現キャプテンの山本蒼太が得点。磐田東は左SBの倉田幸栄(こうえい)が1ゴール、現10番谷野暁希(やの あつき)が2ゴールを挙げています。
谷野はルーキーリーグ7試合6得点で得点王に輝いています。ちなみに2位は藤枝東の10番井藤璃人(いふじ りひと)、海貝俊輔(うみがい)の5得点、4位が3得点で藤枝東の佐藤瑛斗、清水東の中山大耀、常葉大橘の丸山栞汰(かんた)、そして磐田東の神谷宥河(ゆうが)です。藤枝明誠は9位の2得点で山本蒼太、香川太朗、瀬之口史紋(せのくち しもん)がランクインしています。
また、2021年のルーキーリーグでは藤枝明誠の遠野翔一が7試合5得点で得点王です。
1部リーグ大会結果2021 | ルーキーリーグ東海U-16~create the future~ 公式HP
新人戦後は各々の所属するリーグを消化。
磐田東は県1部で4試合を終え、3勝1分。浜名、聖隷クリストファーと勝点で並んでいるものの得失点差で首位に立っています。
その後、インターハイは西部予選からの登場。準決勝では県1部で同勝点の聖隷クリストファーを4-0で粉砕したものの、決勝では同じく同勝点の浜名に1-2で敗れました。これによって西部2位での県大会出場となりました。
県大会では初戦で静清に勝つと、ここから快進撃。
プリンスリーグ所属の常葉大橘、浜松開誠館に勝利すると、準決勝ではプレミアリーグ所属の静岡学園に圧倒的に攻め込まれるものの無失点に抑え切りPK勝ちを果たしました。
藤枝明誠は新人戦の後、プリンスリーグ東海で鎬を削りました。5試合を終えて4勝1分。6試合を消化しているチームがいる中で首位をキープ。
インターハイは県大会からの登場。問題なく勝ち進むと、準々決勝、準決勝ではプリンスリーグでまだ対戦していない清水桜が丘、藤枝東と対戦。どちらもPK戦の末勝利し、決勝に駒を進めています。
試合結果 磐田東2-0藤枝明誠
試合記録
磐田東は準決勝静学戦と同じメンバー。
元ジュビロ磐田監督の鈴木政一氏を祖父にもつ鈴木彩斗(あやと)は右SBで先発。
キャプテンの港聖頼(みなと せら)はベンチスタート。キャプテンマークは準決勝に引き続きCB森蓮太が巻きました。
藤枝明誠は準決勝からメンバーを1人入れ替え。FW山本朱羽(しゅう)に代えて10番のMF瀬之口史紋(せのくち しもん)が先発。トップ下に入り、準決勝でトップ下だった香川太朗が左WGに、左WGだった林賢人が右WGにポジションを変えました。CFに入った遠野翔一は川崎フロンターレFW遠野大弥のいとこ。
キャプテンマークを巻くのはヤングサッカーフェスティバルで静岡県選抜に選ばれていたCB山本蒼太。
ハイライト
前半40秒。クリアボールをセンターサークル手前でFW徳増倭(とくます やまと)がFW神谷宥河(ゆうが)にフリック。神谷が粘って中央の10番谷野暁希(やの あつき)にボールを渡すと、谷野は一気に加速。藤枝明誠DFをぶっちぎってそのままゴール。
藤枝明誠はボールを繋いで攻めようとしますが、磐田東が前線からハイプレス。中々繋げずロングボールに逃げる展開。15分過ぎから展開が落ち着きパスを回せるようになるも、アタッキングサードでの精度が悪くシュートまで持ち込めず。
前半は藤枝明誠シュートゼロに終わりました。
藤枝明誠は後半12分にようやく1本目のシュート。
柴田一杏(いあん)、山本朱羽を入れてフォーメーションを4-1-3-2に変えて攻勢を強めますが、その矢先に磐田東に追加点が入ります。
後半30分、途中出場の1年生伊藤悠陽(はるひ)が中央から左サイドへ展開。ボールを受けた瀧井空が左サイドで仕掛けてシュートを放ち、明誠DFに当たったこぼれ球を徳増倭が押し込み2点目。
磐田東は谷野をはじめ瀧井や能野日路(よきの ひろ)が随所にテクニックを披露。
このまま藤枝明誠に得点を許さず、17年振り2回目のインターハイ静岡県大会優勝を成し遂げました。
香川太朗ドリブルで奮闘
藤枝明誠が磐田東の前進守備の前に攻めあぐねる中、左WGに入った香川はドリブルで孤軍奮闘。
前半4分、自陣からドリブルを始めて4人抜きし、クロス。
前半36分、自陣ペナルティエリア前でこぼれ球を拾うとドリブルで独走、相手ペナルティエリア前でファウルされるまで止まりませんでした。
後半19分にもスピードで左サイドを千切ってクロスしたものの、中で待っていた遠野はうまくミートできず。
今後も注目の選手です。
谷野暁希が先制し流れ作る
実況がしきりに「プロ注目」と言っていた磐田東の10番。中学時代はジュビロ磐田U-15に所属していましたが、U-18への昇格はならず。高校1年時のルーキーリーグでは東海1部得点王、2年時には10番を背負いました。先制点の後は目立つ場面がありませんでしたが、3回戦の常葉大橘戦、準々決勝の浜松開誠館戦、そして決勝の藤枝明誠戦と重要な試合でしっかりゴールを決めており、全国大会での活躍にも期待です。
決勝進出の2チームは東海総体へ
磐田東、藤枝明誠はともに6/18,19に行われる東海総体へ出場します。ここで優勝しても全国へ行けるわけではありませんが、2019年、2021年は静岡県勢が1位、2位を独占しています(2020年は中止)。
愛知
1位:中京大中京
2位:中部大第一
岐阜
1位:帝京大可児
2位:中京
三重
1位:四日市中央工業
2位:宇治山田商業
全国大会は7/24〜7/30、徳島で行われます。
リーグ戦再開
インターハイ予選が終わったので、中断していたリーグ戦が再開します。
県リーグは6/11に再開。
磐田東はホームで聖隷クリストファーとの首位決戦です。その次は6/19に科学技術との試合を控えていますが、東海総体と重なります。もっと言うと全国総体が始まる7/24にも浜松開誠館2ndとの試合があります。当然リーグを延期にすると思いますが、いつになるのでしょうか。
高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ2022静岡・スルガカップ大会 | 一般財団法人 静岡県サッカー協会
ちなみに中部地区リーグは6/4に既に再開していたようです。
プリンスリーグは6/25に再開。
藤枝明誠はアウェイ帝京大可児戦。また、藤枝東は清水桜が丘との静岡県対決です。
東海|高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2022|JFA.jp
プレミアリーグは6/12に再開。静岡学園は6/18にアウェイでジュビロ磐田U-18と対戦。こちらは有観客ですが事前申請が必要で、6/13以降に情報が出るようです。
>6/14追記
6/13の12時に観戦受付開始、先着400名が観戦可能だったようです。14日の10時頃に思い出してサイトを見たときにはもう受付終了していました。早い。笑
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