まえがき
観音温泉スペシャルマッチ
本日は観音温泉スペシャルマッチと冠のついた試合。選手入場は観音温泉の法被を着て行われました。
※観音温泉は下田市にある旅館です。興味のある方は是非宿泊してみてください。1番安いプランで1泊2日17,750円だそうです。
ちなみに場所はここ
沼津駅や熱海駅から車で大体2時間くらい、電車だと熱海駅から伊豆急行に乗って1時間半くらいだそうです。
キックオフ前の写真撮影。
長野はユニホーム姿でバッチリ決めます。
対するアスル。
まずは観音温泉の法被を着て
水谷「まだかな〜」
次は観音温泉関係者とパシャリ
水谷「長いなぁ…」
まだまだ続いて
水谷「まだ終わらんの!?」
ようやくユニホーム姿で撮影
水谷「待ちくたびれたよ…」
私はフロンターレに教育されてるので、こういうのどんどんやれってタイプですね。楽しい。笑
アスルGK2人ベンチ入り、苦しい台所事情
GKは武者が先発、ベンチに野村と三井の2人が入りました。三井がまだJ3に出場できていませんが、GKが固定ではなく、熾烈なレギュラー争いを繰り広げているのは良いこと。
ですが、普通GKを2人もベンチに入れるなんてふつうあり得ないですね。去年も一時期噂されていましたが、怪我人多すぎ疑惑。
怪我等による離脱がリリースされているのは3人のみ
杉本大雅 左肩関節脱臼(2/19〜4ヶ月)
染矢一樹 左ハムストリング肉離れ(4/10〜約8週間)
ハディ U-23マレーシア代表(4/25〜6/19)
主力だった附木や佐藤、継続的にベンチ入りしていた鬼島や遠山、ブイゴックロンがベンチ入りしてないあたり、やっぱ怪我なのかな。。。
附木はスタジアムに来てたし元気そうでしたけどね。
みんなの早い復帰を祈ります。
長野の水谷はフル出場、佐野、原田はベンチ外
長野は昨年の天皇杯でフロンターレと延長戦にもつれ込む大健闘をし、そこから謎に親近感が湧いています。
また、長野には同年代の静岡出身選手やフロンターレ関係の選手が所属しているので密かに注目しています。
その注目選手である水谷拓磨はフル出場、佐野翼と原田虹輝はベンチ外でした。
水谷は清水エスパルスの下部組織出身、高3で2種登録、トップ出場を果たした逸材です。技術的にはJ1でもやれていましたが、162センチと小柄なためかやはりフィジカルでやられてしまうことが多かった印象です。
水谷はエスパ復帰か
うまいしユーティリティ性あるけどフィジカルコンタクトが弱いって印象あったけどどう成長したか
期待してる— カトリーヌ (@kathorine_fro) 2018年1月10日
てか水谷拓磨は放出されたの?
U-17W杯で10番(なぜか左SB)だったしたしか高3くらいからそこそこトップで試合出てたし期待してたんだが
今治にレンタル行ったと思ったら気づいたら長野にいるんだが— カトリーヌ (@kathorine_fro) 2020年11月19日
お、佐野翼と水谷拓磨が長野パルセイロと契約更新か!良き良き!
— カトリーヌ (@kathorine_fro) 2020年12月28日
こんな感じでかなり期待していたのですが・・・
この頃から既にエスパはトップ昇格させたはいいけどトップチームでろくに使わず放出するみたいなことやってたんですよね・・・
柏瀬暁、柴原誠、加賀美翔・・・
地元で天才と呼ばれていてもプロで通用せず早々に社会人サッカーへ行ったり引退したりするのを見るのは悲しい。
そんななか水谷は長野でキャプテンを任されていますし、長野自体J2にかなり近いところにいるチームなので頑張ってほしいですね。
佐野は私と同い年で、ACNジュビロ沼津(現アスルクラロ沼津U-15)時代から有名でした。清水商業高(現清水桜が丘高)では1年時から試合に出場し、1学年上の風間宏矢(千葉)、新井一耀(千葉)、青木翼(元岐阜、マルヤス岡崎)や2学年上の前澤甲気(八戸)といったのちにプロになる選手が大勢いる最強世代の中で10番をつけてプレー。順天堂大卒業後、アルビレックス新潟シンガポールに入団し、ルーキーイヤーながら21試合26得点で得点王を獲得しています。2018年に熊本に加入、2020年から長野でプレーしていますが、レギュラー獲得には至らず、苦戦を強いられています。
今季はすでに6試合で出場しており、今節も途中出場あるかなと期待してましたが、ベンチ入りとはなりませんでした。
佐野翼 2022 選手データ | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB
原田は高卒4年目。フロンターレからのレンタルです。フロンターレで2年プレー後、試合経験を積むために鳥取へレンタル。序盤こそ出場機会を得ていましたが、成績不振による監督交代後は出場機会を失ってしまいました。今季は長野にレンタルされています。ただ、今季J3では試合出場はおろかベンチ入りすらできておらず、厳しい日々が続いています。
試合結果 アスルクラロ沼津 1-0 AC長野パルセイロ
試合記録
ハイライト
熾烈な藤嵜の相方争い
今節の藤嵜の相方CBは篠崎となり、井上はベンチスタートとなりました。
第5節の北九州戦(❍4-0)では井上・附木がCBとして、篠崎が左SBとして出場。
第6節宮崎戦ではCBで附木が出場、篠崎がベンチ入りし、井上がベンチ外。延期された第4節八戸戦も宮崎戦と同様。
第7節松本戦、そして今節長野戦では篠崎が先発、井上がベンチ入り、附木がベンチ外となりました。
こうして見ると、まえがきでは附木が怪我したのかなと書いたのですが、ただ純粋に今節はベンチ外になったという見方の方が正しそうですね。藤嵜を絶対的レギュラーとして、その相方争いがかなり熾烈なのかなという印象。
篠崎は昨季2試合57分と出場機会が限られており特徴が良くわからないというのが正直な印象でしたが、今節長野戦では危ない場面では無理せずクリアして堅実なプレーぶりが光りました。
今節のWGは北が右、ノアが左
開幕からの2試合はCFで出場したものの、その後は右WGで途中出場→渡邉交代後にCFに入るという形が続いたノア。右WGに入っても中に切れ込んでシュートを打つでもなく縦へ運んで逆足の右足でクロスし味方に合わないという苦行のような展開が多かったので、多少は緩和されるといいなと思って見ていました。
ゴールキックはノアを目掛けて蹴り、競り合ったボールを渡邉が裏で拾うという形をかなり狙っていました。ゴールキックがそのまま外へ出てしまったり、競り合ったボールがうまくつながらなかったり、あまりうまくいってなかったように見えましたが。
ノアは割と器用なのでそれなりにWGのプレーができていますが、やはり適正はそこじゃないだろうと思います。
まあ、今節は渡邉が下がってポストプレーというのがかなりはまっていたので別にいいんですけどね。
北は継続してWGとして出場。北ももはやセンターの選手なのかサイドの選手なのかわからなくなっていますが。とはいえ、今回の試合からは北はWG向きではないかなと感じました。
60分の大迫の左サイドからのマイナスクロスをインサイドキックで合わせた場面や67分の渡邊のポストプレーからフリーでシュートを打った場面。枠を外すのにびびってシュートを打っているようにも見えてしまいました。あの場面でもっと強烈なシュートを打てればキーパーがはじいて二次攻撃にもつながるし、キーパーがミスってゴールになるかもしれないしもったいないなあと思います。
GK武者、スーパーセーブ連発
岐阜戦以来2試合目の出場となりました。
40分にポストを叩いたデュークカルロスのカットインからの森川のシュートや、89分の水谷のアーリークロスを胸ではじいた場面はさすがに失点を覚悟しましたが、ダイナミックなセーブが多くウノゼロの勝利に貢献しました。
長野はチャンス作るも弱点突かれ敗戦
長野はグラウンダーのパスを繋ぐスタイル。前半はそれにこだわりすぎてうまく行っていないように見えました。後半は修正し、ロングボールを織り交ぜるようになりましたが、ウイングのデューク・カルロスと森川は共にドリブラーであり、ことごとく沼津DFに跳ね返されてしまいました。
守備の場面でも沼津は真ん中へのロングボールを控え、175センチ北vs164センチ水谷、189センチノアvs175センチ杉井とミスマッチの部分を徹底的に狙っており、やられてしまった格好かなと思います。
とはいえ、シュタルフ悠紀監督はインスタで、試合のスタッツ自体は全く悪くないと明かしており、継続することが大事だと思います。まだ首位と勝点3差の5位ですしね。
あとがき
次戦は天皇杯藤枝MYFC戦
準決勝では、アスルは藤枝市役所と対戦し、90分のPKを決め1-0で勝利。
藤枝は静岡産業大と対戦し、延長戦の末4-2で勝利し、ともに決勝進出を決めています。
今季J3の成績はほぼ五分五分。
アスルが4勝4敗、10得点9失点で9位。
藤枝が4勝1分3敗、10得点9失点で8位。
正直もっと藤枝はもっとたくさん得点するだろう、そしてもっと失点するだろうと思っていました。笑
また、アスルはもっと得点少ないだろうと思っていました。笑
お互いに予想を覆されてたというのが正直なところです。
藤枝が長野に1-1で引き分け、八戸に0-1で負け、北九州に1-0勝ち、岐阜に4-3で勝ち。
一方アスルは長野に1-0で勝ち、八戸にも2-0で勝ち、北九州に4-0で勝ち、岐阜に2-0で勝ちと、めちゃくちゃ安易に見ればアスルに分がありそうです。
また、藤枝はポイントゲッターがある程度定まっており、これまで4得点の土井と3得点の久保をうまく抑えることができればかなり勝ちに近づきそうですね。
昨シーズンの藤枝総合運動公園でのダービーは1-5で藤枝にケチョンケチョンにされましたが、今回のダービーではどうなるか。注目です。
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