プリンスリーグ東海 藤枝東vs静岡学園B

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高校生ぶりに藤枝東高校にやってきました。

富士市立高校は校内の駐車場使用OKでしたが、藤枝東高校は関係者以外NGとのこと。徒歩数分のところに蓮華寺池公園の駐車場があるのでそこに駐車して向かいました。藤枝東高校と蓮華寺池公園ってこんなに近くにあったんですね、知らなかった。

試合記録

第13節 結果 : 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ東海
【9月14日(土)】試合結果(一覧) 星取表 得点者リスト 警告・退場者リスト 出場記録 四日市中央 0-2 藤枝明誠 浜松開誠館 0-0 浜名 富士市立 1-2 ジュビロ 藤枝東 1-1 静岡学園Ⅱ エスパルス 4-1 グランパスB

スタメン

藤枝東は多少の入れ替えはあるもののほぼメンバー固定。夏休み明けからDF寺田理宇とFW市川大耀が2試合連続でスタメン入り。また、右WGは出場停止の小池海人の代役となった長谷川泰人は初スタメン。MF泉孝太郎は欠場。

静学は舘優太がAチームに上がった國領英夢に代わってスタメン定着。右SBの杉山由羅とボランチの村松宗がポジション入れ替え。10番FW佐々木雄基がトップ下に入り、右WGに神吉俊之介、左WGに山田悠太、センターフォワードにプレミアメンバーに登録されたFW上田悠世が入りました。

得点・交代

藤枝東1-1静岡学園B
得点者
6村上樹60分 
 72分23神吉俊之介(PK)
交代
20小島荘司
③FC府中
29望月瑠斗
①藤枝東FC
68分   
   69分2提坂日葵
②静岡学園中
9北田優心
②ガンバ大阪JY
   89分10佐々木雄基
②川崎フロンターレU-15
11望月成真
③静岡学園中
22長谷川泰人
③掛川JFC
23本田悠人
③京都サンガU-15
90+7分   
SUBSTITUTE
GK17薮中宗一郎 ③京都サンガU-15 GK25北澤豪士 ③フォンテ静岡
DF3井上凱晴 ②ブリンカール安城 DF19三原夕輝 ③サルパFC
DF4山本旬 ②FC LESTE MF21加集啓太 ①プルミエール徳島
DF12久米仁一郎 ③名古屋グランパスU-15 MF33浅居潤亮 ③ガンバ大阪JY
FW16木全悠太 ②FC東京むさし FW24飯尾善 ①大阪東淀川FC

静学はプレミア登録外となったMF北田優心とMF浅居潤亮に加えて1年生のDF飯尾善とMF加集啓太がベンチ入り。

前半は0-0で折り返すも、後半に10番柳川結飛のコーナーキックのこぼれ球を藤枝東キャプテン村上樹が押し込んで先制。

しかし、藤枝東はGK宮崎真心がペナルティエリア内でボールを奪われ、慌てた宮崎が山田悠太を倒してPKに。神吉俊之介がPKをしっかり決めて同点。

後半早々に静学MF杉田和心の治療によって後半ATが10分を超えた一戦は、その後スコアが動かずドロー決着となりました。

所感

この試合で1番見応えがあったのは、藤枝東FW市川大耀と静学DF吉田俐軌の肉弾戦。190センチの市川と187センチの吉田の競り合いは紛れもなく県内トップクラスの戦い。この日は市川の方が上手で、ボールを奪われることはほとんどなかったし、ポストプレーからチャンスメイクできていました。市川はなかなかレギュラーに定着しきれていないところもありますが、ここから得点量産態勢に入ってほしいところ。

静学はここ数試合FW上田悠世がセンターフォワードを務めているようで、シーズン序盤にセンターフォワードで出場していた佐々木雄基は今節トップ下で出場。今回はかなり警戒されていたこともあってかいつものような上手さを見せることができず。

佐々木に代わって入ったFW望月成真はプレスの掛け方が上手く、少ないタッチ数ではたくプレーがかなり効いていたように思います。静学の前線の選手にしては珍しいタイプの選手な気はしますが、違う部分で自分の価値を示している選手。というか89分の交代だったんですね。

サイドで出場した山田悠太もシュートは1本のみ。高い位置でカットインからシュートを打つというよりは、センターラインくらいのところで中に切り込んで逆サイドへサイドチェンジする場面が目立ちました。サイドチェンジはかなり有効だったのでそれはそれで良いですが、やはりゴールへ向かう姿も見たいところ。

今節、藤枝東はMF長谷川泰人がプリンス2試合目の出場で初スタメン。FW小池海人が出場停止だったようで、その代役。スピードに乗った縦突破からのクロスで、特に後半チャンスを量産していました。

DF寺田理宇は2試合連続でフル出場。同じ2年生でセンターバックのレギュラーだったDF山本旬からポジションを奪った形。ルーキーリーグではサイドバックだったと記憶していますが、これからセンターバックとしてどのような活躍をしていくか楽しみです。

1年生FW望月瑠斗が後半、小島荘司と交代で左WGで出場。ボールを持った回数はそこまで多くはありませんでしたが、投入からすぐにシュートを放つなど、非凡な動きを見せました。コーナーキックではペナ外からこぼれ球を狙う役割でしたが、ちょうどこぼれてくる位置にポジショニングしていたのはすごいと思いました。やはり藤枝東も人材が豊富。

この試合の後、B戦がありました。ルーキーリーグのときにB戦見ずに帰ったのがもったいなかったと思っていたこともあり、せっかく藤枝まで来たしというのもあり、今回は観戦しました。

45分1本?でしたが、結果は1-1。藤枝東は原田音生、静学は加集啓太が得点。ともに1年生のレフティ、そして21番、2年後の10番候補。

藤枝東のメンバーは以下の通り。コロコロ選手が変わっていくので追いきれてない部分あるかも。1年生のDF永井大智も出てたようです。

静学側は自信がないので載せません。ただ、トップチームのメンツが多かったっぽいです。顔を覚えるのが苦手なので間違っているかもですが、DF矢澤怜士、DF土田拓、MF望月就王、DF今田桜雅が出てたっぽい?

藤枝東は急ブレーキ

藤枝東は開幕6試合を5勝1分、22得点という圧倒的な強さでスタートダッシュを決めましたが、そこからJクラブ2連戦、藤枝ダービーを落として3連敗。その後も勝点が積み上がらず6位に沈んでいます。エースFW湯山大輔も第5節までで11ゴールと超ハイペースでゴールを重ねていましたが、最近はノーゴールの試合も増えています。ここからの巻き返しには湯山以外の得点源が必須となります。個人的にはFW藤井有志、FW市川大耀の奮起に期待。

静学は2年生の多いチームながら5位につけています。来年に向けて楽しみな人材が順調に育っている印象ですが、来年とは言わず今年Aチームで頭角を現せればプロへの道もひらけてきそう。

どちらのチームも選手権、それ以後が非常に楽しみです。

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