ルーキーリーグ関東第2節 静岡学園vs前橋育英

ルーキーリーグ関東Aリーグ第2節。開幕集中開催のため、時之栖スポーツセンターへ。

開幕戦となる帝京戦を0-2で落とした静学は、同じく開幕戦を落とした前橋育英と対戦しました。

この試合、裾野E1グラウンド9時キックオフと記載されていましたが、会場に行ったら明らかに違うチームの試合が行われていました。日程をよく見たら鹿島学園vs矢板中央も裾野E1グラウンド9時キックオフになってました。はい。11時キックオフでした。

別会場の9時キックオフだったらどうしようとヒヤヒヤしてましたが、前育と静学両陣営が隣のグラウンドでアップし始めてめっちゃ安心しました。

スタメンは以下の通り。選手の名前が全くわからないですが、試合中の選手の声を聞く限り37番は田邉匠真（静岡学園中）、40番は黒川寛人（静岡学園中）、21番は半田怜也（清水エスパルスJY）。

交代は以下の通り。

7番と40番が負傷交代。また、交代で出場した13番も負傷交代しており、8失点での大敗も相まってかなり苦い試合となりました。

7番→18番、63番→13番は同じポジションの交代。21番→9番の交代で9番がCFに入り、13番が左WGへ、CFだった8番がIHへポジションを移しました。

後半、40番→64番、11番→69番は同じポジションの交代。15番→6番の交代で6番が左SBに、12番が右SBに、64番が1列上がって右WGになりました。

最後は、13番が左サイドを突破した際の交錯で負傷交代し、55番を投入。55番が左SBに入り、6番が1列上がって左WGとなりました。

＞4/26追記

ゲキサカの記事にてFW坂本健悟は20番、MF泉新は69番と判明。

静学は8失点を喫し、開幕連敗。立ち上がり10分で3失点。3点目はGKとDFの連携ミスによるものですが、試合全体を通して選手間のコミュニケーションが少なかった印象。前の試合の矢板中央がかなり活発に選手間でやり取りしたり叫んだりしていたのを見ていたので全然物足りなかったです。

静学の生命線とも言えるテクニックと守備のインテンシティもまだまだ。ドリブルで抜き切る場面はほとんどなく複数人に囲まれてボールを奪われてしまったし、守備の切り替えや出足の速さでは完全に後手に回っており、ファウルも多かったです。正直なところ、前橋育英の方が静学っぽいなと思ってしまいました。

テクニックの面では13番と64番はかなり静学らしく突破する場面があり、今後に期待。13番はMF松永悠輝（湘南ベルマーレU-15）。後半立ち上がりに左サイドを突破してGKの股を抜くシュートでゴールを決めました。その後もカットインからシュートを狙ったりしてかなり効いている印象でした。

また、U-16静岡県選抜GK田邉匠真はPKストップなどナイスセーブが光りました。

静学は開幕連敗で最下位スタート。

まだ高校入学して1ヶ月も経っていないのでこんなものかなと思う一方で、前橋育英の完成度の高さを見てかなり差が大きいなとも思いました。この差をどこまで縮めることができるか。逆にいえば伸び代がたくさんあるということですしね。

次観に行くのは最終節の矢板中央戦になると思うので、選手たちの成長に期待したいです。

とはいえ、B戦見ずに帰っちゃったのはミスだったなぁと思いました。結局66人いるうちのたった18人のプレーしか見れていないわけですし。

これまで特に言ってませんでしたが、もし選手や関係者の方で欲しい写真がありましたらインスタ等で言っていただければ送りますので、お気軽にどうぞ。