高円宮杯U-18サッカーリーグ静岡 清水東vs浜名

高円宮杯静岡県リーグ
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前回対戦は浜名が大勝

前回対戦ではインターハイ後で新体制になった直後だった清水東に対してそのままフルメンバーで臨んだ浜名が6-3で大勝しています。(清水東が文化祭と被っていて練習がまともにできなかったという噂もあります。)

清水東は第12節で清水ダービーに1-2で惜敗しましたが、続く第13節では清水エスパルスユースBに7-0で圧勝。上位進出へ向けて上向きの状態で臨みます。対する浜名は前節の静岡学園C戦が延期になり消化試合が1試合少ないながらも2位をキープ。第12節では磐田東との大一番にも勝利しており、リーグ優勝の本命です。

今回はお互いしっかり準備した上での対戦となります。

試合記録

清水東はエースFW今井陸がベンチスタート。代わりに1年生FW白川翔が先発。清水ダービーでも途中から出場していた選手です。

浜名は10番MF加藤千寛と2年生ストライカーFW津田廉大がベンチスタート。浜名は主力が大学受験で抜けることもなく、インターハイのフルメンバーで臨みます。

試合経過

38分に浜名DF三森遥稀のゴールで先制を許すも直後に同点。浜名DFのGKへのバックパスが短くなったところをMF藤島敬太がカットし、最後にFW白川がリーグ戦初ゴール。浜名は序盤からDFラインでのボール保持に難が見られ、清水東にボールを奪われる場面が散見。また、ボールを奪われた後に相手選手を倒してしまう場面もあり、今日の試合ではノーファウルの判定でしたが場合によっては退場になってもおかしくなかったのかなと思います。

とはいえ浜名もパスワークでの崩しはさすが。いつものように簡単に相手守備を崩してゴール前に迫る場面を作りますが、GK村松桂匠を中心とした清水東守備陣が追加点を許さず。前半は1-1で終了。

後半開始と同時に浜名はFW津田廉大を投入。勝ち越しを狙います。

清水東も後半途中にFW今井陸と1年生FW濱村知太郎を投入。

追加点を奪ったのは清水東。

73分、右WB宮野陽貴のクロスから途中出場のFW今井陸がヘディングで合わせてゴール。めちゃくちゃ綺麗なゴールで観客席からは大歓声があがりました。

この得点の直後に浜名は10番MF加藤千寛を投入して同点を狙いますが、ここからさらに清水東が畳み掛けます。

83分、左サイドからドリブルを仕掛けた今井のクロスのこぼれ球を宮野が身体ごと押し込み3点目。

今日の宮野は攻守において大活躍。中3のときにU-15日本代表候補に選ばれた逸材がその力を遺憾無く発揮していました。

宮野がゴールした際に外れたネットを修繕していた影響で後半ATが6分と長くなりましたが、このまま清水東が3-1で勝利。2位浜名に見事勝利しました。

順位

今節の勝利で清水東は勝点を24に伸ばして順位を4位に伸ばしました。同じく勝点24で並んでいた静岡学園Cがプリンスから降格してきた常葉大橘に5-0で大勝して2位浮上、浜名は3位後退。清水桜が丘はエスパルスユースBに前半2-0からの逆転勝ちで首位キープ。東海大翔洋vs磐田東は今日行われます。

  • エスパルスユースB 2-4清水桜が丘
  • 常葉大橘0-5静岡学園C
  • 清水東3-1浜名
  • 浜松開誠館B 2-1藤枝東B
  • 東海大翔洋vs磐田東

また、インフル流行で第13節静学Cvs浜名が延期となり1試合未消化となっています。

順位チーム試合勝点得点失点
1清水桜が丘14311013291514
2静岡学園C1327832341519
3浜名1326823301416
4清水東142473435269
5東海大翔洋132480523221
6磐田東131853523212
7常葉大橘14133471423-9
8エスパルスユースB14134192847-19
9浜松開誠館B14123381120-9
10藤枝東B14512111539-24

浜名はまだ首位清水桜が丘や強敵静学Cとの試合が残っており、プリンス昇格プレーオフ進出には気が抜けません。清水東は次節東海大翔洋との試合に勝利すれば残りは下位勢との試合のみ。油断は禁物ですが期待はしてしまいます。

また、これから選手権も始まるのでそちらにも注目です。

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