プリンス東海2025最終節 藤枝東vs藤枝明誠

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プリンスリーグ最終節です。

※バックスタンドから入ろうとしたら開いてなかったためキックオフに間に合いませんでした。円陣の写真は後半のやつです。

試合記録

スタメン

GKは宮崎真心、4バックは1年生DF小澤瑠生、DF寺田理宇、DF永井大智、DF大橋大洋。ボランチはMF南部陽哉と1年生MF葛西源太。2列目は1年生FW森田一颯、MF鈴木睡蓮、MF野口佳音、ワントップはFW木全悠太。

1年生が3人スタメン、キャプテンマークは野口が着けました。

対する藤枝明誠はGK山田匠真、4バックはDF山本陸駆、DF鵜飼亨真、DF堀圭登、DF阿部竜杜。ボランチはMF加藤柊一郎とMF大石然一郎。2列目はMF柿本蕾、MF藤田志瞳、MF磯川友、ワントップは2年生FW渡貫暖。

試合経過

公式記録が出たら更新します。前半立ち上がり7分くらいに明誠がコーナーキックを獲得。右SB山本陸駆が頭で合わせて幸先よく明誠が先制。

この後も明誠は左SHの磯川友のクロスをFW渡貫暖がドフリーで合わせて追加点のチャンス。基本的には出足の速い明誠が押し気味の展開が続きました。

一方の藤枝東はスタメンの1年生の動きが硬かったり、全体的にパスが緩かったりというところで押し込まれがちの展開。そんななか手にしたコーナーキック、トルメンタを囮に蹴られたグラウンダーのキックはMF南部陽哉の元へ。しかし、南部はこれをスルー、後ろから走り込んできたMF野口佳音が合わせるも惜しくもジャストミートせずゴールならず。

前半20分、センターサークル付近で南部がパスを受けるもトラップが足元に入りすぎ、それを見逃さなかった明誠守備陣が取り囲んでボール奪取。すぐさまMF加藤柊一郎がロングシュートを放って追加点。

藤枝東は徐々に1年生たちが試合に慣れると、DF小澤瑠生、MF葛西源太、FW森田一颯とパスを繋いで深い位置まで侵入すると、グラウンダーのクロスを中でFW木全悠太がスルーして別の選手がドフリーでシュート。このシュートは明誠GK山田匠真の手を弾いてゴールへ入るかと思われましたが、ギリギリポストに当たってゴールならず。前半は0-2で藤枝明誠がリードして終えました。

後半、藤枝東は初スタメンの1年生MF葛西源太に代えて2年生MF川口太崇を投入。川口を中心にパスを回してリズムを作ります。

さらにMF望月瑠斗、MF増田瑛斗と主力の2年生を投入。明誠もエースストライカーFW中山聖那を投入。互いにチャンスを作ったものの得点は生まれず、今年最後の藤枝ダービーは0-2で藤枝明誠が勝利しました。

↓試合後のカモン明誠です。

所感

藤枝東は実質前節が引退試合だったようで、今節はMF井上凱晴やMF泉孝太郎が不在。また、1,3年生はテスト明け、2年生は修学旅行帰りという最悪のコンディションだったようです。

【公式】静岡県立藤枝東高等学校(全日制・普通科) on Instagram: "高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 東海 第17節 11/29(土)vs清水エスパルスユース 藤枝総合グラウンド 前半0-0後半0-3合計0-3 選手権が終わり徐々に新チームに移行していく藤高、プレミア昇格を目指す首位清水エスパルスユースと対戦しました。 前半は互角に戦いましたが、後半にチームの完成度の差が出てしまい立て続けに失点、0-3で敗戦となりました。 エスパルスユースはプリンスリーグ優勝、プレミア参入戦に参加となりました。エスパルスユースの皆さん、おめでとうございます。 藤枝東は敗れたものの2年生の奮闘も目立ちました。新チームになって新たな競争が始まっています。 また、来週の最終節は受験などで不在の3年生が多いため3年生が一丸となって戦うプリンスリーグはこれが実質的には最後となります。(最終節に参加する3年生もいます!) 3年生、素晴らしい試合をありがとう! 君たちの思いは確実に受け継がれていきます! #藤枝東 #藤枝 #藤枝pr隊 #藤高 #ヒガシ  #東高 #俺のヒガシ #至誠一貫 #藤枝東高 #藤枝東サッカー部 #藤色  #藤魂 #蹴球都市 #静岡県高校サッカー  #サッカーのまち藤枝 #サッカー王国静岡復活 #3年生のチカラ #高校サッカー選手権 #高校サッカー選手権静岡県大会#wearefujiedahigashi #藤枝東高校チャンネル #清水エスパルス #藤か藤以外か #プレミア昇格 #負けるという選択肢はない #シルバーコレクター返上"
672 likes, 0 comments - fujiedahigashi_official on November 30, 2025: "高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 東海 第17節 11/29(土)vs清水エ...

代わりにスタメンにはDF小澤瑠生、MF葛西源太、FW森田一颯と1年生が並び、途中出場でMF荻島虎鉄が入りました。森田以外は今日の藤枝ダービーがプリンスデビュー戦。序盤はかなり硬く、試合に入れていなかった印象ですが、途中からは3人が絡んでチャンスを作り出す場面もありました。

DF小澤瑠生
MF葛西源太
FW森田一颯
MF荻島虎鉄

唯一のフル出場だった小澤は対峙したのが県内屈指のドリブラーであるMF磯川友だったため対応に四苦八苦していましたが、後半途中からは中に入ったりしてかなりプレーに慣れてきている様子が見て取れました。FW森田一颯はAチームに早い段階で絡んでいた選手でしたが、今日のプレーはあまり冴えなかった印象。本来センターフォワードの選手かなという印象はあるので、今後躍動する姿をみたいところ。

2年生については、今年1年試合に出続けたDF永井大智とDF大橋大洋はさすがの一言。MF望月瑠斗やMF増田瑛斗には来年得点の部分を期待したいです。MF川口太崇はこの試合後半から出場しましたが、川口がパスを捌くことでかなり藤枝東は落ち着けた印象があります。第1節の静岡学園B戦からの成長をかなり感じました。1,2年生もタレントが揃っていると思うので、来年こそは全国出場を目指して頑張ってほしいです。

明誠は負けたら降格の可能性があった一戦でワントップに2年生のFW渡貫暖を大抜擢しましたが、それ以外はDF山本洸弥の代わりに2年生のDF堀圭登が入ったくらいでほぼベストメンバー。この試合で負けていたら9位だったので、まずは勝って自力で残留を勝ち取れて安堵といったところでしょう。

FW渡貫暖は役割を果たしてFW中山聖那と交代

明誠のDFラインから対角のサイドハーフへのロングボールが藤枝東にかなり効いていました。特に左サイドの磯川へロングボールが渡り、そこから磯川のドリブルというのが1試合通じて脅威になっていました。

また、今日の藤枝東はパスが緩かったり強度の面で難があり、明誠は高い位置からの素早いプレスでボール奪取している場面が多くありました。明誠の2点目はまさに高い強度でボールを奪ったところからであり、素晴らしいプレーでした。そして、ボールを奪ってからすぐにロングシュートを選択したMF加藤柊一郎の判断も素晴らしかったです。

来年に向けてという部分については、明誠は今年下級生があまりAチームに絡めていなかったので不透明な部分が多い印象。年間通して試合に出ていたのはDF堀圭登くらいか。来年の陣容がまったく読めません。どうなるか楽しみ。

プリンスリーグ東海最終順位

まずは今節が始まる前の順位を見てみましょう。

東海|高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2025|JFA.jp
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2025 東海のページです。
東海大翔洋vs富士市立は1-1です

最終節の試合結果です。静岡ダービーを制した清水エスパルスユースはプリンスリーグ無敗優勝です!この勢いのままプレミア復帰してほしいところ。

翻って残留争い。

8位名古屋グランパスU-18Bと10位富士市立の直接対決は前半で2点リードを奪った富士市立が勝利し、最下位脱出!また、9位帝京大可児はなんと東海大翔洋に7-1で大勝!前半だけで10番MF青木嘉宏が5得点の大爆発!中京大経由で藤枝MYFCとかいうルート本当にありそう。それとも明治大からのプロ入りか。明誠は藤枝東に2-0で勝利。そして静岡学園Bは浜松開誠館に0-2で敗北。

その結果の順位は以下の通り。

最下位名古屋U-18Bは愛知県リーグ降格決定。9位の静岡学園Bは静岡学園のAチームがプレミア残留し、かつ清水ユースとジュビロ磐田U-18がともにプレミア昇格した場合のみプリンスリーグ残留、それ以外は静岡県リーグ降格かと思います。静学Bが降格した場合、玉突きで県Cリーグの静岡学園Eが中部地区リーグへ降格。また、静学Aがプレミアから降格、清水ユースと磐田U-18がともにプリンス残留となった場合は8位の富士市立もおそらく県リーグ降格になります。

静学Aは明日ホームで神村学園、来週アウェイでサンフレッチェ広島ユースと対戦。今日アビスパ福岡U-18が帝京長岡に勝利し、自力での残留を確定させたため、残留争いは静学、ファジアーノ岡山U-18、東福岡の3チームに絞られました。

明日岡山U-18と東福岡の直接対決が行われ、その試合が引き分けになり、かつ静学が神村学園に勝利すると静学残留の可能性がグッと上がります。静学は神村学園にアウェイでは勝利しているものの、選手権による中断明けでリーグ2連敗。対する神村学園は全国選手権出場権を獲得した上にリーグ再開後2連勝中。かなり難しい試合になることが予想されます。なんとか勝利をもぎ取ってほしいです。

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