静岡学園のホーム最終戦です。プレミア残留を目指す18位静学は5位神村学園と対戦しました。


試合記録

スタメン
静学のスタートは4-4-2。GKは有竹拓海ではなく瀧優斗を抜擢。4バックはMF松井翼、DF筒井龍之介、DF石川舞偉、DF提坂日葵。ボランチはMF足立羽琉とMF四海星南、右SHがMF松永悠輝で左SHがMF藤原晃太郎。2トップはFW上田悠世とFW坂本健悟。

神村学園も4-4-2。GK寺田健太郎、DFラインはMF細山田怜真、DF中野陽斗、DF今村太樹、DF荒木仁翔。ダブルボランチはMF堀ノ口瑛太とMF福島和毅、右SHがMF岡本桂乙、左SHがFW東若泰雅。2トップはFW倉中悠駕とFW日髙元。

神村学園はDF中野陽斗がJ2いわきFC、MF福島和毅がJ1アビスパ福岡、FW徳村楓大がJ1町田ゼルビアに加入内定。

さらにベンチスタートのDF竹野楓太は11月のU-17W杯で6試合中5試合出場、決勝トーナメントでは全試合スタメン出場と圧倒的な経験値を誇る選手。

ほかにも代表クラスの選手がおり、再会後のリーグは2戦2勝。全国選手権出場を決めていてチームの状態も良い難敵です。
試合経過
| 静岡学園 | 0-1 | 神村学園 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | ||||||
| 90分 | 10佐々木悠太 | |||||
| 交代 | ||||||
| 35分 | 16東若泰雅 ③神村学園中 | → | 11徳村楓大 ③神村学園中 | |||
| 63分 | 6堀ノ口瑛太 ③神村学園中 | → | 21竹野楓太 ②神村学園中 | |||
| 63分 | 9倉中悠駕 ③日南市立吾田中 | → | 19花城瑛汰 ②神村学園中 | |||
| 28足立羽琉 ②川崎CHAMP | → | 32加藤薫 ③静岡学園中 | 73分 | |||
| 13松永悠輝 ②湘南ベルマーレU-15 | → | 33宮本侑宕 ③アルコバレーノFC | 82分 | |||
| 9上田悠世 ③千里丘FC | → | 14佐々木雄基 ③川崎フロンターレU-15 | 86分 | |||
| 15松井翼 ③静岡学園中 | → | 34村山陽紀 ③名古屋グランパスU-15 | 86分 | |||
| 23藤原晃太郎 ③フレスカ神戸 | → | 22落合咲蔵 ③静岡学園中 | 86分 | |||
| 88分 | 11徳村楓大 ③神村学園中 | → | 10佐々木悠太 ③神村学園中 | |||
| SUBSTITUTE | ||||||
| GK1有竹拓海 | ③ | FC東京深川 | GK25久保侑工 | ② | 神村学園中 | |
| DF20林奏汰 | ② | グランパスみよし | DF20大空星那 | ② | カマタマーレ讃岐U-15 | |
| MF28新名優樹弘 | ③ | フォルトゥナ延岡 | ||||
スタッツ
| 静岡学園 | 0-1 | 神村学園 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 後半 | 前半 | チーム合計 | 前半 | 後半 | ||
| 1 | 4 | 5 | シュート | 9 | 3 | 6 |
| 3 | 3 | 6 | GK | 8 | 5 | 3 |
| 2 | 1 | 3 | CK | 5 | 1 | 4 |
| 7 | 4 | 11 | 直接FK | 11 | 7 | 4 |
| 3 | 0 | 3 | 間接FK | 0 | 0 | 0 |
| 3 | 0 | 3 | (オフサイド) | 0 | 0 | 0 |
| 0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
所感
お互い攻撃しあう展開ではあったものの、クオリティに差があったかなという印象。神村学園は攻撃時に左SBのDF荒木仁翔がかなり高い位置をとり、左SHのFW東若泰雅が中へ入って3-2-3-2のような形をとっていました。

この状態でセンターバックのDF中野陽斗がボールをゆっくり持って縦パスを虎視眈々と狙いながらビルドアップ。静学は前半なかなか中野にプレスを掛けることができず、地味に押し込まれる展開が続きました。

対する静学は神村とは対照的で、じっくり攻撃ではなく単騎のドリブルで速く攻めることが多かったです。神村は陣形を整えながら攻めているのでボールを失っても守備への切り替えがスムーズにできてボールを回収できる一方、静学は陣形がバラバラな状態で攻めることが多かったのでボールを奪われると一気にゴール前まで行かれていました。ボランチのMF四海星南がサイドにフォローに行って中がMF足立羽琉だけの状態のときにボールを奪われ、簡単に中央突破を許している場面というのも何回かありましたし、陣形を整えながらゆっくり攻めるのって大事だなぁと思いながら見ていました。
神村のSBの上がった裏を突いてセンターバックの中野を外につり出して中を空けるという攻め方がおそらく理想なのですが、なかなかそういう場面はなく。藤原と松永の両SHのドリブルは間違いなく効いていたので、単発ではなく厚みを持った攻撃がしたかったですね。選手個々の質というよりはシステムの部分でやられていた印象。
後半は時折神村のDFラインでボールを奪う場面があったり、松永がドリブルでゴール前まで侵入する場面があったり攻めていた印象。松永は攻守にめちゃくちゃ頑張っていましたね。左サイドのDF石川舞偉から対角の松永へのロングフィードもかなり効いていました。しかし後半の静学のシュートは1本のみ。その1本は松永がドリブルで長距離運んだところから静学がボール保持し、左サイドのMF藤原晃太郎へ。藤原はカットインしてクロスを選択すると、中でFW坂本健悟が胸で落としてFW上田悠世がダイレクトでシュート。決定的なシュートでしたがクロスバーのわずか上に外れました。素晴らしい形でしたが、最後決めたかったですね。




静学としては通用している部分もある一方でどこか変えなきゃいけない、けど変えたらそこから崩れそうな気もしてなかなか交代しにくい状況だなと思って見ていましたが、思い切って3枚替えしたのは驚きでした。結果的にはその4分後に失点して敗北。得点を決めたのは88分にアクシデントで投入されたMF佐々木悠太で、出場から2分で結果を出しました。残り1試合、途中出場でチームを勝利に導くヒーローが静学にも現れるか注目です。
順位
第21節終了時点での順位は以下の通り。

11位ファジアーノ岡山U-18と12位東福岡の直接対決は、岡山U-18が3-0で快勝。その結果、岡山U-18が残留圏の10位に浮上し、静学が降格圏に転落しました。

最終節のカードは以下の通り。
- 神村学園vsファジアーノ岡山U-18
- サンフレッチェ広島ユースvs静岡学園
- 東福岡vsヴィッセル神戸U-18
岡山U-18はアウェイで神村学園と対戦。岡山U-18が勝利した瞬間に静学のプリンス降格が決定します。反対に静学が勝利した場合、岡山U-18は神村学園に勝たないと得失点差でプリンス降格になります。神村学園は全国選手権に向けてプレミア4連勝で締めたいはず。そういう意味では案外条件は悪くないのかもしれません。
| ファジアーノ岡山U-18 | ||||
|---|---|---|---|---|
| ○ 勝点23 | △ 勝点21 | × 勝点20 | ||
| 静岡学園 | ○ 勝点21 | 岡山U-18 | 静学 | 静学 |
| △ 勝点19 | 岡山U-18 | 岡山U-18 | 岡山U-18 | |
| × 勝点18 | 岡山U-18 | 岡山U-18 | 岡山U-18 | |
最終節までに残留を決めることができていないのが現状、積み重ねの結果ではあります。しかし、最終節に勝てば他力の部分があるとはいえ残留できるというのもこれまでの積み重ねの結果です。東福岡は最終節100-0で勝っても残留できないですからね。苦しい試合が続いていますが、今いるメンバーの総力戦で最後しっかり勝って残留を掴み取ってほしいです。



コメント