川崎フロンターレU-18 DF関德晴、DF林駿佑 トップ昇格内定

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川崎フロンターレU-18に所属するDF関德晴とU-18日本代表DF林駿佑のトップ昇格が内定しました。

関は186センチのロマン溢れる大型SB、林はここ数年フロンターレに欠けていた闘将タイプのセンターバックです。

なお、林は現在横浜FCからティアモ枚方へレンタル移籍中のDF林賢吾の弟とのこと。

ヤンフロを見ているフロサポからの彼らの印象は下記より。

sak|note
フロサポのぬるサポ。川崎→沖縄→川崎。ユース&生え抜きに甘いフロサポ。好きな言葉は「借りパク厳禁」

2人が1年生の時の選手評がこちら。

■30番DF林駿佑

3年生へもキャプテンも物怖じせずコーチングするフロンターレU-18のスーパールーキーである。敬意を持って3年生から『シュンさん』と呼ばれる1年生は末恐ろしい。そんな林くんはセイネンさんに書いていただきました。


高井幸大、松長根悠仁、由井航太、土屋櫂大くん。そう、近年の川崎フロンターレのアカデミーはディフェンスラインから世代別代表級の選手を輩出している。次はこの選手、ヤンフロの遠藤航と言っていいか。林駿佑くん。センターバック、ストッパー、サイドバック、ボランチ。守備的なポジション、そのどこでも高いレベルでプレーができる選手。

アウェイ青森山田戦、屈強でスピード溢れる青森山田アタッカー陣相手にも競り合い、スピードで負けず。あの試合では特に、青森山田からの裏抜けボールに対してことごとくマイボールにしていたのが印象的。先にカラダを入れファールを受けては相手上級生選手に詰め寄るようなシーンも。

冷静にプレーができるが、ハートもかなり熱い。ビルドアップ◎競り合い◎スピード◎キャプテンシー◎。

まだ1年生。来年も土屋くんとCBコンビで、砦に。期待大。

■32番DF関德晴(カン  ノリハル)

関くんは川崎そだち主筆のだいちさんに書いていただきました。最後の3試合でチャンスを掴みスタメン。1試合に1回見せるスーパーオーバーラップこと『ノリの大冒険』が大好きです。


MF32 関德晴

川崎そだちとしては、フロンターレU-10時代の2017年からそのプレーを見てきた選手。
遠目には、同学年の榎本司(現・尚志高校)と見分けがつかないこともあったのが懐かしい。
今では身長が180センチを超え、小さなころから持ち味としているその推進力を、U-18でも見せ、フロンターレアカデミーを愛するサポーターから期待を集めるプレーヤーとなっていることに、感慨深さも覚える。

大きなインパクトを残したのは、プレミアリーグEAST初先発となった、11月18日の第20節のFC東京U-18戦(〇2-0)。

U-17日本代表の土屋櫂大、柴田翔太郎が不在。元木湊大もメンバー外と最終ラインに多くの欠場者がいたなか、左SBとして出場すると、守備では1対1の強さを発揮。
終盤には、力強いドリブルで高い位置へ持ち込み、個の力で、追加点のチャンスもつくってみせた。

首位青森山田との勝ち点差は4。優勝のためにはもう勝つしかない、という状況のなか、攻守に見せたそのプレーは、多くのフロンターレサポーターに「カン・ノリハル」というその名を、刻み付けるものになったはずだ。

「あの身長で、足元も非常に器用ですし、右左も蹴れて、スピードもあるんですね。本当に素晴らしい可能性がある選手だと思っています」と長橋康弘監督も、その力と将来性を評価。

山中大輝の負傷離脱により、急きょ川崎から群馬へ移動し、チームに合流した7月26日の日本クラブユース選手権グループステージ最終節のV・ファーレン長崎U-18戦(●1-3)で全国大会デビュー。

林駿佑が退場、数的不利になった9月10日の第13節の流通経済大柏戦(〇1-0)でプレミアリーグ初出場。

チームが苦しいときに、ピッチに立ち、選手としての節目を迎えてきたことにも、小さなころから培ってきたものの確かさと、信頼、そして期待が表れていたように思う。

2024年は、江原叡志、元木湊大が卒団。この2年間のチームを支えた不動の右SBと、左SBが抜けて迎えるシーズンとなる。
しかし、それに対する不安よりも、関がピッチで見せるプレーがどんなものになるのか、その期待の大きさが上回る。

2年生のときがこちら。

■4番CB林駿佑

今季世代別代表に呼ばれた闘将・シュンさんである。闘将系の選手はフロンターレアカデミーにはめずらしい。常に出してる声も武器にする2年林くん、セットプレーではずっとアラートを発してますし、先輩だろうが遠慮も容赦もなくコーチングします。3年の柴ちゃんに『シバ、遠い』とか普通にコーチングする姿は頼もしいの一言。

林くんはとにかく穴のないCBで、対人もカバーもコーチングもロングボール対応も全てにハイレベルで、且つキャプテンシーもあります。来季のキャプテンは林くんで決まりと言い切れるU-15時代のキャプテンである。1年時から3年生の由井航太へコーチングしてた林くんは最上級生になったらもう全体を動かしまくるんだろうなぁ。

チームの悪癖であるATの失点をトップダウン型意思統一で防いでほしい。例えは古いけど、試合中の軽率なプレーにはドゥンガみたく怒鳴りまくるくらいでいい。それが似合うシュンさんだから、後ろからチームを支え優勝へ導いてくれ。期待してます。

PS   きっと沖縄キャンプに帯同するので、プロに混ざりどこまで通用するかを確認してきます。26シーズン昇格候補のひとりだからね。

■15番SB関德晴(カン ノリハル)

関くんがメンバーから呼ばれてる『ノリ』は『徳』ではなく旧字の『德』なのでフロサポみんな、よろしくね。そんな関くんは長くユースを応援してるちろちゃんさんに書いて頂きました。関くんは2年にして全試合スタメン、3年を差し置きチームで1番プレータイムが長く、ヤスさんからの厚い信頼を感じます。


戦術班でもないのに関くんも書かせてもらい申し訳なく思います。

一年生の時関くんのプレーを初めて見た時はとてもワクワクしてロマンを感じました!

ドリブルでスルスルと駆け上がってゴール前に行く姿はあのジェジエウの真夏の大冒険を思い起こすような感覚でした。

あの細い体のどこにそんな力を秘めているのかと思うほどゲーム終盤まで勢いよくサイドを駆け上がって上げるクロスは早くトップでも見たい選手の1人です。2種登録早くーー。高身長、足の早いSBは魅力です。あとボールを長く拭かなくてもたくさんの助走を取らなくても長い手から繰り出されるロングスローもあります。

青森山田で聞いた終盤疲れてる恩田くんへの『恩田GO‼️』は最高に笑わせてもらいました。来年も後ろからその掛け声で恩田くんも走らせて、関くんのクロスからのたくさんのゴールが見たいものです。もちろん関くんのゴールもね!


関くんはロマンです。関くんも26シーズン昇格候補として沖縄キャンプに帯同すると読んでるので、プロ相手にどこまで通用するのか楽しみ。

180㌢を明らかに超す長身SBは、いろんな会場で他校のコーチや選手から『左SB、ヤバっ』って注目されてました。“拭かなくても”投げれるロングスローは、関くんが持ったら『投げれるぞ』って警戒されてましたしね。そんな試合中に関くんが恩田くんへ放った『恩田!ラーメン食いに行こうぜ!』は大笑いしました。関くん、恩田くんと仲いいね(笑)

過去10年でユースからトップ昇格した選手は以下の通り。2022年から5年連続でトップ昇格者が出たことになります。2022年にプレミアプレーオフを勝ち抜きプレミア昇格を掴み取り、2023年に初参戦ながらプレミアEAST優勝を勝ち取っています。

川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト
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  • 15年:板倉滉、三好康児
  • 17年:田中碧
  • 19年:宮代大聖
  • 20年:宮城天
  • 22年:五十嵐太陽
  • 23年:高井幸大、松長根悠仁、大関友翔
  • 24年:由井航太
  • 25年:土屋櫂大
  • 26年:関德晴、林駿佑←New

U-21リーグが始まるからという事情もあるかもしれませんが、ここ数年海外移籍で選手が引き抜かれまくっている現状を鑑みると、ユースからどんどん引き上げていくのは悪い流れではないと思います。もちろん、プロでやれるだけの実力があることが大前提にはなりますが。現高校2年生ならDF藤田明日翔、高校1年生ならDF笹倉拓真、FW川村求、FW十河晟央、FW全天海などトップ昇格が楽しみな人材がたくさんいます。ヤンフロ、またの名を蕪組織がフロンターレを引っ張っていってくれることを期待しています。

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