ついに準々決勝まで来ました。
試合結果
- 静岡学園2-0東海大翔洋
- 静学:20神吉俊之介、9上田悠世
- 藤枝東0-4藤枝明誠
- 明誠:14紅林佑太×2、13磯川友×2
- 飛龍1EX2浜名
- 飛龍:11秋山蓮永
- 浜名:17加藤大和、7小栗漣斗
- 清水桜が丘2EX3磐田東
- 清桜:9田中莉安、20室岡拓弥
- 磐東:9加藤侍大、16寺田礎生、23袴田琉聖
磐田東は0-1で迎えた後半10分に4番がDOGSOで一発退場に。さらに清水桜が丘のDF室岡拓弥が追加点を決めて0-2と突き放しましたが、ここから磐田東は2点を決めて延長戦に持ち込むと、袴田琉聖が決勝点を決めてまさかの10人と逆転勝ち。10人になると強くなるって一体どこの川崎フロンターレなんだ。正直、県総体優勝を知り、なおかつFW伊藤悠陽やDF相澤瑛心といった国体メンバーなどの有力選手が揃った世代が引退したので一旦谷間の世代になるのかなと思っていましたが、舐めていました。
有力選手の引退という意味では、MF野澤康佑、FW川嶋琉之亮、FW津田廉大といった静岡県選抜メンバーが引退した浜名も今年はどうかなと思っていましたが、こちらも延長戦の末飛龍に逆転勝ち。今年の浜名もコレクティブなサッカーを展開していました。負けた飛龍の新10番MF横山瑠杏は昨年のスーパーエース丹羽咲人のような存在感はまだないものの、相当上手いです。また、高原伸ノ介のロングスローも健在でした。
静学vs翔洋も予想外の好ゲーム。前半4分に神吉俊之介のゴールで静学が先制したものの、前半はそれ以降ゴールは生まれず。展開も一方的ではなく、この日トップ下に入ったMF釜下諒のループ気味のシュートがクロスバーを叩いたり、翔洋にも決定機が多く生まれました。最終的には後半14分にフリーキックの流れから途中出場のFW上田悠世が追加点を挙げて静学が2-0で勝利しましたが、静学側だけでなく翔洋側にも十分見所のある良い試合でした。
一番拮抗した試合になると思われた藤枝ダービーはまさかの藤枝明誠の圧勝。紅林佑太と磯川友がともにドッピエッタで4-0。まだ今年の藤枝東の試合を見ていないのでなんとも言えないところもあり、一方で藤枝明誠は清水東戦を見る限りそこまで相手を圧倒しているとも思っていなかったので意外。来週の準決勝静学戦でどのような戦いを見せるか注目。
準決勝組み合わせ
来週愛鷹多目的競技場で行われる準決勝の組み合わせは以下の通り。連覇を目指す静岡学園は清水東を3-0、藤枝東を4-0で破っている藤枝明誠。右の山は浜名と磐田東の県Aリーグ、さらに西部勢同士の対戦となりました。浜松開誠館が上がってくると思っていたので本当に意外。まさかの3年連続静学vs浜名の決勝になったら面白いですが、どうなるか。
- 静岡学園vs藤枝明誠
- 浜名vs磐田東