アスルクラロ沼津 2023シーズン振り返り

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チーム概観

ゴン中山体制1年目は及第点

今シーズンはゴン中山こと中山雅史が監督に就任しましたが、1年目から一定の結果を出しました。また、今年はJ2ライセンスの取得にも成功し、リーグ終盤まで昇格の可能性を残していたこともあり楽しくシーズンを過ごさせてもらいました。

下のグラフはアスルの今シーズンの節ごとの順位推移です。スタートダッシュに失敗したものの、13節から22節まで6勝2分2敗で一気に勝点を積んで3位に浮上しました。後半戦は連敗が続いて最終的に13位になってしまいましたが、昨シーズンまでの得点力不足や試合内容の閉塞感が大きく改善され、今後に大きな期待を抱かせてくれる1年となりました。

ポゼッションリーグNo.1

ゴン中山体制でもポゼッションサッカーに取り組みました。ポゼッションサッカー自体は今井雅隆時代にも取り組んでいましたが、最終ラインでボールを回すだけで攻撃に繋がらないなどモノにならず、昨シーズン途中で諦めてロングボール頼みのサッカーにシフトしていました。しかし、今シーズンはパス数&ボール保持率ともにリーグ1位の一発回答。シュート数やペナルティエリア侵入回数もリーグ上位にまで増加しており、「アスル=攻撃サッカー」を印象付けました。

久々の2桁得点ストライカー

今シーズンは2017年以来の2桁得点者が誕生。ブラウンノア賢信がキャリアハイの13G7A。13得点はJ3得点ランキング3位、7アシストは德永とともにチームトップの数字となります。

また、高卒4年目の森夢真も今シーズン5G4Aと結果を残し、成長が見られました。

ドリブラー補強で吉

昨シーズンはドリブル突破できる選手がおらず攻撃に閉塞感がありました。クラブもそれを感じていたのか、ドリブラーの津久井匠海や安藤阿雄依を補強。津久井は期待に応えてサイドからのガンガン仕掛けてチャンスを演出しました。下に示したのはドリブルのCBP(チャンスビルディングポイント)です。CBPは「そのプレーがどれだけシュートに結びついたか」を示すFootball LABの独自指標ですが、今年の津久井の数字は飛び抜けています。

安藤はルーキーイヤーである今シーズン、あまり多くの試合には絡めませんでしたが、出場した試合では印象的なドリブル突破を見せており、今後に期待の選手。レンタル元の清水エスパルスがどういう判断を下すかわからないですが、来シーズンもアスルで見たい選手です。

今オフの契約状況

GK:武者の契約更新は当確

昨シーズンに引き続き武者大夢が守護神。武者が30試合に出場、残りの8試合は新加入の渡辺健太が出場しました。昨シーズンもGKは武者と控えの2人体制となっており、試合に全く絡めなかった三井大輝は名古屋へレンタルバック、控えだった野村政孝は移籍しました。武者の契約更新は当確だと思いますが、渡辺健太、そして試合出場のなかった谷俊勲の去就がどうなるかは不透明です。

DF:全選手の去就が確定

登録11人中5人が契約満了。加えて高卒3年目の川前陽斗もアスルで試合に出ることなく契約満了しました。

藤嵜智貴がまさかの契約満了。J2へステップアップするか契約更新かの2択だと思っていましたが、意外な展開。2017年に大卒でアスルに加入し、リーグ通算160試合13得点。今季も27試合に出場し、完全に主力でした。

また、ブラジル人助っ人のDFラウールスダティは1試合もベンチ入りすることなく1年で契約満了。今年は日本やアスルのサッカーに慣れる年で、勝負は来年かと思っていましたが・・・。

センターバックは今季5人登録されていましたが、そのうちまともに稼働したのは附木雄也、篠崎輝和、藤嵜の3人。篠崎の負傷に伴い井上航希が育成型期限付き移籍からレンタルバック。来季は附木、篠崎、井上の3人で回すことになりそうですが、プラスで1人獲得する可能性が高そうです。

サイドバックは右に安在達弥、左に濱託巳と絶対的な存在が君臨。2人とも今季は全試合に出場しました。そんな中左SBのバックアッパーとして試合に絡んでいた大迫暁は契約満了。ほぼ出場機会のなかった市川侑麻、前川智敬も今季限りで退団となりました。左SBでの出場が見込まれる宮脇茂夫は来季試合に絡めるか。サイドバックも新たに選手を獲得する可能性が高そうです。

MF:現所属選手の契約更新が必須

まだ去就が不明な選手が多いです。契約更新が発表されているのは高卒1〜2年の遠山悠希と岩崎圭吾、そしてベテラン染矢一樹の3人のみ。出場機会のなかった下川雅人は1年で契約満了となりました。

未だ去就不明なのは持井響太、鈴木拳士郎、佐藤尚輝、德永晃太郎、菅井拓也、森夢真、伊東輝悦の7人。伊東はともかく、全員主力なので契約更新は堅いでしょう。鈴木はセンターバックからセンターフォワードまであらゆるポジションをこなせる貴重な選手、德永はチームアシスト王、菅井はキャプテン、佐藤は10番。佐藤は今季1得点と物足りない結果に終わってしまいましたが、来季は10番としてチームを牽引してほしいところ。森は今季32試合出場5得点4アシストとブレイク。特に昨シーズンまでスタメン5試合だったのが今シーズンは23試合と大幅に伸ばしました。来シーズンは更なるブレイクが期待されます。

唯一の不安要素といえば持井でしょうか。今季東京ヴェルディからレンタルでやってきてチーム2位の7得点3アシスト。中盤で不可欠な存在として牽引しましたが、ヴェルディがレンタルバックするか否か不透明。安在の時のように借りパクさせてもらえればアスルにとって大きな補強になることは間違いありませんが、果たして。

FW:ブラウンノア賢信の去就に注目

和田育、赤塚ミカエルと期待の大卒ルーキーが加入しましたが、期待ほどの活躍はできず。和田は32試合3ゴール1アシスト、赤塚は15試合0G0A。一方でブラウンノア賢信が37試合13G7Aと大躍進。13得点はJ3で3位の数字。早く契約更新してほしい選手の1人となりました。

また、シーズン途中から元日本代表の川又堅碁も加入。結果は残せなかったものの、経験をチームに還元したり、明るいキャラでチームに良い影響を与えたりと期待される面は大きいと思います。

ウイングは横浜F・マリノスからレンタルしている津久井匠海がブレイク。2G2Aと数字こそ奮いませんでしたが、その突破力は非常に魅力的でした。借りパクできないかな。また、清水エスパルスからレンタルしている高卒ルーキー安藤阿雄依も出場7試合ながら印象的なドリブル突破を見せており、来年もアスルで見たい選手です。高卒2年目の杉本大雅は2試合しか出場機会がありませんでしたが、来年こそ頑張ってほしいところ。

まとめ

今シーズンは来シーズンJ2昇格を期待させるには十分な1年だったと思います。その要因になった戦術の深化、大ブレイクしたノアの引き留め、さらに持井や津久井と言ったレンタル組の確実な借りパクが超重要になってきます。

来シーズンはJ2昇格プレーオフができるという話もあり、J2ライセンスを持っている今や昇格は現実的な目標になっています。今年よりさらに面白いサッカーで悲願のJ2昇格を掴み取ってほしいです。

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