インターハイ静岡県大会もベスト8まできました。藤枝東が初戦で負けるような波乱もありましたが、概ね順当なメンツとなりました。
トーナメント表
藤枝東が初戦で静清PK負け。FW湯山大輔(2年:清水エスパルスJY)が前半5分に早々と先制しましたが1分後には同点に追いつかれ、前半12分で逆転を許す展開。前半38分に再び湯山が決めて同点に追いつきましたが、勝ち越しには至らず。PK戦は1番手のキャプテンMF野田隼太郎(3年:AC福島)が失敗。続くDF河西祐哉(3年:セレッソ大阪U-15)、DF植野悠斗(3年:FC東京むさし)は成功させたものの、4番手のMF武田陸(3年:藤枝東FC)も失敗。4人全員成功させた静清に敗戦しました。静清は磐田東相手にもPK戦まで持ち込みましたが力尽きました。
プリンス勢では、富士市立が県Aリーグの清水東に敗戦。セットプレーからの2発に沈みました。
県Aリーグ勢は東海大翔洋がオイスカに4-4の撃ち合いを演じた末にPK負け。また、常葉大橘も飛龍に負けました。
準々決勝組み合わせ
愛鷹多目的競技場
第一試合 磐田東vs清水桜が丘
昨年インターハイ静岡県大会を制した磐田東と中部予選を1位通過した清水桜が丘の一戦。
磐田東は昨年も主力だったFW徳増倭(3年:ジュビロSS浜松)、FW瀧井空(3年:ジュビロSS掛川)、昨年1年生で唯一メンバー入りしていたFW伊藤悠陽(2年:ジュビロ磐田U-15)の強力3トップが注目。新人戦では徳増が10番でしたが、インターハイでは瀧井が10番になって徳増が11番のようですね。
清水桜が丘はAリーグで3勝1分の首位。MF澤野航大(3年:FC桜が丘)、FW遠藤力菫(2年:FC桜が丘)が得点源のようです。
第二試合 静岡学園vs浜名
プレミアWESTで首位を走る静岡学園と西部予選1位の浜名が激突。新人戦決勝では浜名が1-0でジャイキリをかましており、静学にとってはリベンジマッチとなります。ただし、県リーグでは静学Cチームが浜名を3-0で下しており、浜名にとってもリベンジマッチとなります。複雑・・・。準々決勝ベストカードと思います。
藤枝総合サッカー場
第一試合 藤枝明誠vs清水東
プリンス2位の藤枝明誠は県1部の清水東との対戦。清水東は2021年のインターハイ県大会で準優勝し、藤枝明誠は2022年のインターハイで準優勝。ある意味準優勝対決となります。藤枝明誠は初戦の浜松湖東に9-0、静岡城北に7-1で圧勝。昨年からレギュラーのFW林賢人が7ゴールを挙げています。FW遠野翔一は2ゴールですが、プリンスリーグでは7ゴール。
第二試合 浜松開誠館vs飛龍
プリンス勢の浜松開誠館は東部予選1位の飛龍が相手。飛龍は昨年までプリンスに所属していた常葉大橘をウノゼロで破っての準々決勝進出。富士市立が敗退してしまったので東部勢唯一の生き残りとなりまふ。
浜松開誠館のエースFW菅原太一はプリンスリーグで唯一全試合ゴールしており、得点ランキングトップの9得点を挙げています。また、昨年の全中優勝メンバーをはじめ1年生にも注目選手が多く、どれだけ試合に絡んでくるかも注目。
飛龍は謎。清水エスパルスユースとJFAアカデミー福島のプリンス降格の煽りを受けて県Bリーグに降格。今年の県リーグのメンバー表には3年生が1人もおらず苦戦を予想していたが、県リーグは2勝2敗の5位とまずまずの結果。そしてインターハイ東部予選では日大三島を破って1位通過し、県大会でも格上の常葉大橘に勝利。実際のところ3年生はいるんだと思いますが、意外なダークホース。開誠館相手にどこまでやれるか。
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