プリンスリーグ第6節 JFAアカデミー福島vs富士市立

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第1クール最終戦

プリンスリーグ第1クール最終戦。この試合が終わると次節は6月24日。この中断期間でアカ福は日本クラブユース選手権東海予選、富士市立はインターハイ静岡県大会に臨みます。お互い大会へ向けて勝利で終えたいところ。

アカ福は無傷の開幕5連勝、リーグ最多得点&最小失点(16得点2失点)。今季CBからFWにコンバートされた吉田喬が得点ランキング2位の7得点を挙げています。

富士市立は1勝1分3敗の8位。6位刈谷から9位名古屋グランパスU-18Bまで勝点4で並んでおり、6位刈谷、7位海星と得失点差-4で並んでいます。3月のU-17静岡県選抜韓国遠征メンバーにはDF高橋伊吹、DF庵原智晴、MF内木璃斗、MF渡邊奈那斗、FW佐々木英貴の5人が選ばれました。

メンバー

スタメン

アカ福のスタメンは前節と変わらず。

富士市立のスタメンは県選抜の庵原、内木、佐々木が先発。スタメン全員3年生の布陣。

交代

静岡県選抜DF高橋伊吹はウイング起用。

スタッツ

AC福島 富士市立
後半前半 前半後半
3710シュート312
303GK13112
314CK000
459直接FK1248
101間接FK431
101オフサイド431
000PK000

ハイライト

JFAアカデミー福島が前半9分に先制すると、後半30分、31分に追加点を奪い3-0で快勝。

先制点はハーフライン付近左サイドでボールを受けたMF花城琳斗から。右サイド裏へロングフィードを送ると走り込んだWG田丸太陽が綺麗にトラップしてGKとの1対1を制してゴール。

2点目は途中出場のボランチ山口惟博(よしひろ)が今季初ゴール。その後、明らかに気落ちした富士市立相手に間髪入れずに3点目。

富士市立は負けはしたものの後半30分まで0-1で健闘。一方的に殴られ続けるわけではなく、随所に富士市立らしい足元の上手さが見られる好ゲームだったと思います。

3月のヤングサッカーフェスティバルで静岡県ユース選抜に選出されたMF内木璃斗は富士市立の中でも別格でした。また、FW佐々木英貴とFW草処利緒の両WGもドリブルでチャンスを作れていたと思います。相手がアカ福じゃなければもっとやれるでしょう。

静岡県選抜MF内木璃斗
静岡県選抜DF高橋伊吹は右WGとして出場
静岡県選抜FW佐々木英貴
静岡県選抜DF庵原智晴
右WGとして先発の草処利緒

CFで出場したFW細野アーノルドは身体能力が売りのように見えましたが、アカ福DF陣の前に沈黙。

アカ福は藤枝東戦ほど一方的に攻めることはできていませんでしたがピンチらしいピンチはほとんどなく盤石の試合運び。

後半はシステムを弄りながら試合を進めました。右サイドの塚田&田丸コンビを代えて渋川と山口を投入。渋川はそのまま右WGへ、そして山口をボランチに入れて山崎を右SBへ。

しかし、さすがにDFはやったことがなかったのか対応がうまくいかず、最終的には左WGとしてプレー。

3点目は(おそらく)山崎が相手陣内でボールを奪い右に展開、花城が放ったシュートのこぼれ球を山崎が突っ込んで身体ごとゴールに押し込みました。

また、山崎を左WGに移すために右SBの坂本秀吾を投入し、次の交代で左SB林晃希に代えて同じくSBの余田碧(よでん あおい)を投入しましたが、余田が入ったのは右SB。坂本をボランチの位置にし、ボランチだった石田然がセンターバックに、そして左CBの阿部琉星が左SBに移動しました。攻撃時は石田が1列上がることもありましたが、守備時は明確にCBの位置にいました。

FW大畑魁が終盤に出場。吉田に次ぐ184センチの高身長FW。高1のときはギラヴァンツ北九州U-18所属、途中からアカ福に移籍してきたようです。高2までDFだったようで、吉田と同じくFWにコンバートされたようです。出場時間が短く、あまり見せ場がなかったですが、今後に期待です。

順位表

6節終了時点の順位表は以下の通り。アカ福は無傷の6連勝で首位独走。富士市立は降格圏スレスレの8位。2位清水エスパルスユースがプリンス未勝利で最下位の藤枝東に1-5でまさかの大敗。順位を5位に下げました。一方藤枝東は6位まで順位を一気に上げました。

順位チーム勝点試合数勝ち分け負け得点失点得失差
1JFAアカデミー福島18660019217
2藤枝明誠1364111569
3浜松開誠館13641118126
4静岡学園B12640214104
5清水エスパルスユース1063121688
6藤枝東46114915-6
7海星46114713-6
8富士市立46114512-7
9刈谷46114614-8
10名古屋グランパスU-18 B46114724-17

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