プレミアEAST王者の青森山田がプレミアWEST4位の大津相手にシュート0本に抑えて完勝して幕を閉じた全国高校サッカー選手権。
インターハイや高校選手権を見る際に力関係の指標となるのが、
その高校の所属しているリーグのカテゴリーです。
たとえば、死のグループといわれた流経大柏、静学、尚志、米子北、矢板中央のブロック。
プレミアEAST所属の流経大柏、各地方のプリンスリーグで優勝している静学、尚志、米子北、さらに激戦区のプリンスリーグ関東に所属している矢板中央というように、各県もとい各地方最強チームが集まっていたブロックなのです。(さらに米子北はインターハイ準優勝、矢板中央は2017年からの4年でベスト4が3回)
また、静学に0-8で大敗した宮崎日大は宮崎県リーグ4位。そう考えると、辛口になってしまいますが、それくらいの差はついても不思議ではないといえます。
そんな中、関東第一は東京都リーグ1部所属ながら尚志、矢板中央、静学と格上のチームを連破してベスト4まで勝ち上がってきたのは快挙といえるのです!
大津相手にどこまでやれるのか見てみたかったですが、そこは残念でしたね。。。
このように、各チームの所属カテゴリーを知ることで高校サッカーはもっと楽しくなる!
ということで、2022年の各リーグの所属チームを見てみましょう。
目次
プレミアリーグ
今年は東西あわせて24チームで争われます。
まだ発表はされていませんが、静岡県勢の4チームはJFAアカデミー以外WESTになることは確実でしょう。
では、組み合わせを見てみましょう
プレミアリーグEAST
青森山田高
大宮ユース
市立船橋高
流通経大柏高
柏ユース
FC東京ユース
横浜F・マリノスユース
横浜FCユース
(昇格)桐生第一高
(昇格)川崎ユース
(昇格)前橋育英高
(昇格)JFAアカデミー福島
プレミアリーグWEST
清水ユース
磐田ユース
名古屋ユース
ガンバ大阪ユース
セレッソ大阪ユース
神戸ユース
広島ユース
鳥栖ユース
東福岡高
大津高
(昇格)静岡学園高
(昇格)履正社高
高校は名だたる名門校が雁首そろえていますね。
履正社なんかは比較的新興チームといった感じですが。千葉は流経大柏と市立船橋がありますが、群馬にも前橋育英と桐生第一が参加しております。すげえ。
昇格チームはEASTの方が多いですね。その分のしわ寄せとして清水ユースがWESTに移動してきました。その結果、プレミアの舞台で静岡ダービーを見れるようになり増した。
静学は昔はEASTだったのに編成の関係でWESTに来てしまいました。青森山田とか川崎ユースとの試合を見たかった。。。
まあ、来年以降に期待ですね。
プリンスリーグ
プリンスリーグ東海
実質静岡県トップリーグに成り下がっているプリンス東海。
参入戦では名古屋ユースBと静学Bといった強豪のBチームが勝ち上がりました。
岐阜ユースも勝ち上がっていたのですが、レギュレーションの関係で同じ岐阜県リーグ1位の中京高が昇格しています。
個人的には浜名高に頑張ってほしかったですが、初戦が名古屋ユースBだったので運が悪かったですね。来年に期待。
この結果、プリンスリーグ東海2022の組み合わせは以下のようになりました。
帝京大可児高
清水桜が丘高
藤枝東高
藤枝明誠高
常葉大橘高
浜松開誠館高
富士市立高
(昇格)静岡学園高B
(昇格)名古屋ユースB
(昇格)中京高
静学、JFAアカデミー福島という強すぎる2チームがいなくなり、かなり均衡したリーグになるのではないかと思っています。
さすがに静学B、名古屋ユースBが上位へ上がってくるとは思ってないです。
Bチームで上位に食い込んでるのなんて青森山田くらいで、Jユースですらかなり苦戦してますからね。と思ってたらそもそもプリンスにいるBチームは青森山田と鳥栖ユースしかなかった。笑
来年はプリンス関東1部に流経大柏B、プリンス関東2部に矢板中央B、プリンス中国に広島ユースB、プリンス吸収に大津高が参入してくるみたいですね。一気に増えた。笑
静岡県ユースリーグA
静岡県ユースリーグはAリーグだけご紹介。実質プリンス東海2部なので。笑
だいぶBチームが増えてきました。来年か再来年あたりには静学Cが昇格してくると思うので恐ろしいです。
浜名高
磐田東高
藤枝東高B
JFAアカデミー福島B
聖隷クリストファー高
飛龍高
浜松開誠館高B
袋井高
(昇格)清水東高
(昇格)清水ユースB
まとめ
ということで、来年の高校年代の勢力図をざっくりまとめてみました。
インターハイで県2部所属の清水東が東海1位の静学を追い詰めたように、必ずしもカテゴリー差=実力差ではないのがスポーツのおもしろいところ。
静岡県の新人戦は無観客で、プレーを見ることはできませんが、プレー以外のところでも楽しんで2022シーズンを過ごしたいですね。
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