清水エスパルスのホームアイスタでユースvs静学Bの試合です。トップチームが5連勝でJ2首位キープと調子が良く、勢いそのままにサポーターが大挙。静学にとってはかなりアウェイな雰囲気の中での試合となりました。
ユースの試合は観客が多いと言っても駐車場に車を停められるレベル。
この日はかなり暑かったです。公式記録は25.5℃。日焼け止めを塗り忘れたのでめっちゃ日焼けしました。
はいアウェイ。静学側の席で見てました。
試合記録
スタメン
U-17日本代表MF小竹知恩はスタメン。キャプテンのDF中山温樹、MF土居佑至も世代別代表経験者。MF杉山琥二郎が1年生ながらスタメン。澤登監督も期待している模様。U-16日本代表MF針生涼太、怪我から復帰したU-17日本代表MF矢田龍之介はベンチスタート。U-17日本代表MF西原源樹はトップチームに帯同中で不在。
静学はMF原星也が3試合ぶりにスタメン。原が右SH、清水エスパルスJY出身のMF山田悠太が左SH。前節左SHで先発した提坂日葵は本職の左SBでスタメンとなり、それまで左SBのレギュラーだった三原夕輝がベンチスタート。
得点・交代
清水エスパルスユース | 0-3 | 静岡学園B | ||||
得点者 | ||||||
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33分 | 6藤本虎之介(アシスト:3杉山由羅) | |||||
39分 | 9原星也(PK) | |||||
58分 | 23神吉俊之介(PK) | |||||
交代 | ||||||
市川幸優 ②清水エスパルスJY | → | 10矢田龍之介 ③1FC川越水上公園 | HT | |||
56分 | 9原星也 ③静岡学園中 | → | 23神吉俊之介 ②アミザージ神野 | |||
11小竹知恩 ③プログレッソ佐野 | → | 15針生涼太 ②フォーリクラッセ仙台 | 70分 | |||
75分 | 11望月成真 ③静岡学園中 | → | 18杉田和心 ②静岡学園中 | |||
9田代寛人 ③清水エスパルスJY | → | 18中村扇大 ②清水エスパルスJY | 85分 | |||
90+4分 | 10佐々木雄基 ②川崎フロンターレU-15 | → | 15山内文聖 ③大阪港南FC | |||
SUBSTITUTE | ||||||
GK内田康楠 ①清水エスパルスJY | GK25北澤豪士 ③フォンテ静岡 | |||||
DF4皆見宏樹 ③清水エスパルスJY | DF19三原夕輝 ③サルパFC | |||||
DF22佐々木佑河 ②湘南ベルマーレEAST | MF14久保田凌介 ③静岡学園中 | |||||
MF23望月蒼太 ①清水エスパルスJY | FW20上田悠世 ②千里丘FC |
静学は56分に原が負傷交代。また、73分にキャプテンのMF村松宗が足裏スライディングで2枚目のイエローとなり退場。2トップのFW望月成真を下げてMF杉田和心を投入し4-4-1に。終盤、佐々木に代えてDF山内文聖をワントップの位置に入れて逃げ切りを図りました。山内は元々FWだったっぽいです。
スタッツ
清水ユース | 0-3 | 静岡学園B | ||||
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 0 | 5 | シュート | 9 | 7 | 2 |
3 | 6 | 9 | GK | 13 | 5 | 8 |
4 | 5 | 9 | CK | 2 | 1 | 1 |
7 | 4 | 11 | 直接FK | 13 | 7 | 6 |
1 | 0 | 1 | 間接FK | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | オフサイド | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | PK | 2 | 1 | 1 |
所感
静学が終始優位に進めて快勝。前半清水ユースはシュートゼロ。後半は静学に退場者が出ましたが清水ユースはゴールを奪うことができず。
清水ユース期待の矢田龍之介と小竹知恩は厳しく言えばトップ昇格に値するプレーではなかったなという印象。矢田は復帰後初出場ということを考慮すれば良いプレーだったとは思いますが、来年以降プロで戦っていくことを踏まえるともっとやってほしかったです。
小竹は自身がシュートを打つ場面はほぼなく、最後はどうせパスなんだろうなと思ってしまうほど得点に対して消極的に見えました。静学の守備が良かったと言えばそれまでかもしれませんが、プロでプレーするにはもっと圧倒的な物が必要だなと感じました。昨年トップチームではサイドバックでプレーすることが多かったと思いますが、今日のプレーを見る限りではたしかにサイドバックの方が適任のような気がしました。
その点でいくなら、静学の山田悠太はゴールへ向かうアグレッシブなドリブルを見せており、怖い存在だったと感じました。清水エスパルスJY出身。
サイドバックの積極性で考えても静学の方が上。左SBの提坂日葵は外・内問わずドリブルで仕掛けまくり、右SBの杉山由羅はドリブルで仕掛けるシーンはあまりありませんでしたがクロスから先制点をアシスト。
清水ユースの両サイドバックは序盤低い位置にいることが多かったですが、ハメパスになるのを嫌ってなのかセンバからはボールがほぼ出てきませんでした。途中から裏のスペースへ走り込む回数が増え、ボールも出てくるようになりましたが、チームとしての意思統一ができてるのかは微妙。もったいない。
本日の佐々木。いつもながらロングボールの勝率が高いとは言えませんでしたが、ここが収まるようになってくると、そして点が取れるようになってくると静学はもっと強くなるんだろうなと思います。
川崎そだちで見る限りやはりFWは高校に入ってからだと思いますが、この魔改造は来年へ向けての措置だと思いますし、今年はしっかり力をつけてほしいところ。強さと上手さを両立できたら本当に止められない選手になりそう。
ところで、高校年代の有力選手のプレー集をまとめている「高校サッカーフェチ」というYouTubeチャンネルがあるのですが、静学Bの3選手のプレー集が上がってました。コメント欄とか見る限り、しっかり試合を見ている人みたいです。今年に入ってから藤枝明誠や静学の選手のプレー動画がやたら多く出ていますが、まさかこの方静岡の人なのか?一応断っておきますが、私ではないです。笑
リーグ戦一時中断
今節の試合結果と順位は以下の通り。第5節まで終えたところでリーグ戦は一時中断。高校はインターハイ静岡県大会、クラブはクラブユース選手権東海大会を戦って夏の全国を目指します。その後、1回目の登録メンバー変更を経て6/15に再開します。
藤枝東は9位四日市中央工業に4-0で大勝して首位キープ。FW湯山大輔が2ゴールを上げて得点ランキングトップを独走。全試合得点中で、藤枝東の全17得点中11得点が湯山のゴール。
2位に浮上したのが富士市立に6-3で勝利した藤枝明誠。FW水上大和、FWキング栄志が2ゴール。富士市立も2年生エースFW山﨑絢心が今季リーグ初ゴールを含む2ゴールを決めるも及ばず。富士市立は未だリーグ未勝利で降格圏内。
3位は静学B。藤枝明誠と藤枝東に引き分けたものの未だ無敗。
4位、5位と続くのが今節揃って敗戦したジュビロ磐田U-18と清水エスパルスユース。磐田U-18は初黒星、清水ユースは開幕戦以来の2敗目。
6位は浜松開誠館。開幕戦の藤枝明誠戦、第2節の藤枝東戦ともに1点差で負けてしまいましたが、そこから3連勝と調子を上げ、磐田U-18を喰いました。巻き返しに注目。
気になるのは浜名。開幕節で清水ユースに大金星を上げたもののそこから4連敗。今季全敗中で無得点だった名古屋グランパスU-18Bにも0-2で完封負けを喫しました。インターハイで立て直せるか。
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