インターハイ全国大会2026決勝 静岡学園vs近大附属

ついに決勝まで来ました。準決勝の大津戦が山場だと思っていたので金曜有休を画策していましたが、残念ながら静岡朝出発で9時半キックオフは間に合わないため断念。決勝参戦しました。福島にはいわきFC関係で何回か行ったことがありますが、Jヴィレッジは初。

静岡県勢のインターハイ決勝進出は2011年の静岡学園以来。優勝すれば1996年の清水商業(現清水桜が丘)以来30年ぶりとなります。小野伸二の代だそうです。

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Jヴィレッジに着いてからは近大附属サッカー部や関係者はたくさん見ましたが静学の関係者は全く見かけず。バックスタンドの応援は静学10人くらいに対し、近大附属は用意されたスペースが全て埋まるくらい大量。鳴物を使用した大人数の応援は山彦によって2倍に聞こえ、静学にとってスーパーアウェイ状態でした。後で出た記事によると、近大附属サッカー部200人が応援していたようです。また、U-16プーマカップに参加していた25チームの選手たちも駆けつけていたようです。

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試合記録

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令和8年度 全国高等学校総合体育大会 サッカー競技大会 近大附属 vs 静岡学園の試合情報ページです。

スタメン

静学はこの全国大会、大会前の負傷で10番のMF松永悠輝と2年生MF杉ノ原芽生が欠場し、初戦となった2回戦でキャプテンのMF足立羽琉が負傷して以降欠場。この試合はさらにDF小田切颯佑もメンバー外になっていました。準決勝大津戦で捻挫したとのこと。まさかのレギュラークラスの選手を4人欠いた状態で決勝に臨むことになりました。

GK田邉匠真、3バックはDF飯尾善、DF林奏汰、DF保延昭良。ボランチはMF半田怜也とMF溝口昊、右WBがMF佐野泰聖で左WBがMF安永龍生、トップ下にMF泉新。2トップはFW坂本健悟とFW村松亮。

準々決勝・準決勝では3バックの真ん中にDF新宮仁喜を入れて足立のいたボランチに林を押し出す形を取っていましたが、この決勝は溝口をスタメンに抜擢しました。小田切が欠場したことで安永をサイド起用し、攻守で安定感のある半田はボランチ起用、守備というより攻撃面で特徴のある泉をトップ下で起用しました。ただ、実際は元々溝口がトップ下、泉がボランチで起用される予定だったのを2人で話し合って監督に直訴し、受け入れられた結果だったようです。ちなみに泉は静岡学園中時代10番だった選手。県大会得点王のFW沢井翼と準々決勝・準決勝でWBでスタメンだったMF高丘泰昂、スーパーサブとして活躍しているMF長坂健太はベンチスタート。

近大附属は3-4-2-1でスタート。メンバーは準決勝の滝川第二戦と同じ。GK興山俊士、3バックはDF中谷竣太、MF森一翔、DF清水彦。ボランチはMF岡本陽樹とMF金光哲平、右WBがDF藤川澄生で左WBがMF福井健将。前線3枚は右からMF中澄恵大、FW久下彬、FW山本翔大。

FW久下彬はインターハイ5試合3得点で、185センチの長身を生かした空中戦が武器の模様。

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試合経過

静岡学園2-1近大附属
得点
12泉新(アシスト:26村松亮)19分 
 30分5藤川澄生(アシスト:7中澄恵太)
15沢井翼(アシスト:13加藤煌清)70+5分 
交代
8半田怜也
③清水エスパルスJY
15沢井翼
③VIVAIO船橋
HT   
18佐野泰聖
③千里丘FC
14長坂健太
③静岡学園中
HT   
26村松亮
③清水エスパルスJY
24高丘泰昂
③柏田SC
HT   
   50分15山本翔大
③大阪狭山SC
10川西啓斗
③柏田SC
12泉新
③静岡学園中
13加藤煌清
③静岡学園中
59分   
   68分7中澄恵太
③大阪市ジュネッス
9大西遼朋
③神戸FC
   68分18久下彬
③広陵町立真美ヶ丘中
11吉川和希
③RIP ACE SC
SUBSTITUTE
GK17池田旬静岡学園中 GK21八幡知志セレッソ和歌山
DF2青木豪琉静岡学園中 DF3谷口大翔長野FC
DF16新宮仁喜千里丘FC DF26坂田篤紀ソルティーロ大阪
DF21岡田湊空静岡学園中 MF2川童琉偉ガンバ大阪JY
MF26齋田侑樹静岡学園中 MF23天野正大朗近大附属FC
    FW25塚原唯翔アイリス住吉

スタッツ

静岡学園2-1近大附属
後半前半チーム合計前半後半
145シュート413
819GK312
527CK312
358直接FK422
134間接FK312
134(オフサイド)312
000PK000

所感

試合レポートみたいなのはゲキサカとかでたくさん出ているので本当に所感。やはり決勝ということもあって、全員気合が入っていて静学らしさを出そうというのが感じられました。立ち上がりDF飯尾善がミドルを打ったり空中戦でFW久下彬を吹っ飛ばしたりしましたし、FW村松亮もめちゃくちゃ上手かったし、MF溝口昊もあまり長時間見る機会がなかったので特徴がいまいちわかっていませんでしたが少ないタッチ数ながらもそこに上手さを感じました。

ただ、後半は3枚替えの影響かリズムをなかなか掴めていなかった印象。MF半田怜也は大事をとって交代させたのだろうと思いますが、これが攻守に落ち着きがなくなってしまった要因のひとつかなと個人的に思っています。また、両WBに縦への推進力のあるMF高丘泰昂とMF長坂健太を投入しましたが、高丘は1回目のドリブル突破を綺麗に止められてしまったからかその後しばらくは消極的に見えました。

後半開始時のフォーメーション

近大附属は繋ぐというよりはロングボールやロングスロー主体のチーム。ハーフラインを超えた位置でのスローインはもれなくMF中澄恵大のロングスローがやってくるという感じ。静学はリーグやインターハイでもロングスローを使うチームと対戦しておりGK田邉匠真を中心に上手く守れている印象がありましたが、まさかの1本目のロングスローで失点。その後のロングスローはしっかり対応していましたが、さすがにあれだけのしつこくロングスローを投げられるとまた決まってしまうのではないだろうかとヒヤヒヤして見ていました。まあ、この失点に関しては直前に田邉が相手に倒されてすぐには起き上がれなかったのにプレーが止まらず、静学ベンチが抗議してイエローが出たという流れがあったのですが、この一連の流れで集中が少し切れてしまったりしていたのかなという気がしています。良くも悪くも静学ベンチは熱いですからね。

ロングボールに関してはブレイク中のFW久下彬相手にほぼ完勝していてかなり安心して見られました。後半は静学のテクニックに触発されてか近大附属側にもテクニックを見せてくる選手がいたり、終盤のオープンになってきたところで途中出場の10番FW川西啓斗がロングシュートを放ってきたり、怖い場面はありましたけどね。

目指すはプレミア復帰&選手権優勝

去年の世代はメンツが強烈だったので全国優勝できるのではと彼らが1年生の時に予想していました。しかし、結果はご存知の通り夏冬ともに全国大会を逃し、プレミアからも降格してしまいました。一方、今年の世代はルーキーリーグ前橋育英戦で1-8でボロ負けしており、この差を埋めるのは簡単じゃないと思っていましたが、全国優勝を成し遂げました。高校年代は本当にわからないですね。

インターハイ優勝を成し遂げ、次の目標はプレミア復帰と選手権優勝になるかと思います。インターハイで優勝したからと言って、この2つの目標を達成するのは簡単ではありません。プレミア復帰するためにはJユースを倒さなくてはいけませんし、選手権にしてもこのインターハイで戦わなかった多くのプレミア勢を倒さなくてはいけません。プレミア勢は大津のほかに青森山田、前橋育英、昌平、流経大柏、帝京長岡、東山、米子北、神村学園と8チームあります。前橋育英と流経大柏にはルーキーリーグでも負けていますし、選手権で借りを返せたら最高。特に決勝で前橋育英に勝って優勝できたら最高ですね。

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