毎年恒例甲信越静U-16サッカーがエコパなど静岡県内で開催されました。今年で17回目。
試合結果
新潟県選抜が3戦全勝で5大会ぶり3度目の優勝。MVPはアルビレックス新潟U-15のDF鈴木勝大とのこと。
新潟 | 山梨 | 静岡 | 長野 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新潟 | ー | 2〇0 | 2〇1 | 4〇0 | 9 | 8 | 1 | 7 | 1 |
山梨 | 0✕2 | ー | 2〇1 | 4〇0 | 6 | 6 | 3 | 3 | 2 |
静岡 | 1✕2 | 1✕2 | ー | 1〇0 | 3 | 3 | 4 | -1 | 3 |
長野 | 0✕4 | 0✕4 | 0✕1 | ー | 0 | 0 | 9 | -9 | 4 |
静岡県選抜メンバー
静岡県選抜のメンバーは以下の通り。他県の公表されている登録メンバーは20人なので、初日の2試合に出場した計20人が登録メンバーで間違い無いと思います。
早生まれの高校1年生は藤枝明誠から4人、浜名、富士市立、沼津U18、磐田U-18から1人ずつの計8人。DF細谷蒼太、DF佐野輝典、MF大石然一郎、FW中山聖那、FW河合航希の5人はヤングサッカーフェスティバルでもメンバーに入っていました。
Pos | 選手 | 学年 | 所属(高校) | 所属(中学) | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | GK | 田辺匠真 | 中3 | 静岡学園 | 静岡学園中 | |
2 | GK | 小松澤亘希 | 中3 | 清水桜が丘 | FC桜が丘 | |
3 | DF | 佐野輝典 | 高1 | アスルクラロ沼津U18 | アスルクラロ沼津U15 | |
4 | DF | 細谷蒼太 | 高1 | 富士市立高 | ||
5 | DF | 鈴木翔湧 | 中3 | 浜松開誠館 | 浜松開誠館中 | |
6 | DF | 藤田一駿 | 中3 | 静岡学園 | 静岡学園中 | |
7 | DF | 平岩煌麻 | 中3 | ジュビロ磐田U-18 | ジュビロ磐田U-15 | |
8 | DF | 藤田葵翔 | 中3 | 浜松開誠館 | 浜松開誠館中 | |
9 | MF | 大石然一郎 | 高1 | 藤枝明誠高 | 藤枝明誠SC | |
10 | MF | 松浦大峨 | 高1 | 藤枝明誠高 | 掛川JFC | |
11 | MF | 飯田凌大 | 高1 | 浜名高 | ジュビロSS浜松 | |
12 | MF | 赤池奏吾 | 中3 | アスルクラロ沼津U18 | FCヴァーデュア三島 | |
13 | MF | 望月蒼太 | 中3 | 清水エスパルスユース | 清水エスパルスJY | ナショナルトレセンU-14(2022) |
14 | MF | 本田瑠偉 | 中3 | ジュビロ磐田U-18 | ジュビロ磐田U-15 | |
15 | MF | 原田音生 | 中3 | 藤枝東 | FC桜が丘 | ナショナルトレセンU-14(2022) |
16 | MF | 藤田志瞳 | 高1 | 藤枝明誠高 | FC DREAM | |
17 | MF | 大場創雅 | 中3 | ジュビロ磐田U-18 | ジュビロ磐田U-15 | ナショナルトレセンU-14(2022) |
18 | MF | 西岡健斗 | 中3 | ジュビロ磐田U-18 | ジュビロ磐田U-15 | |
19 | FW | 河合航希 | 高1 | ジュビロ磐田U-18 | ジュビロ磐田U-15 | |
20 | FW | 中山聖那 | 高1 | 藤枝明誠高 | ジュビロ磐田U-15 |
今回はジュビロ磐田U-15のMF西岡健斗が10番を背負ったようです。
中高一貫校、J下部組織の面々はそのまま昇格すると思います。気になるのは街クラブ勢。FC桜が丘のGK小松澤亘希とMF原田音生の進路に注目。特に原田音生はナショナルトレセンに選ばれてますし、争奪戦になっていそう。この時期に県選抜に選ばれているということは静岡県内のどこかでしょう。FCヴァーデュア三島のMF赤池奏吾はアスルクラロ沼津U18に入団したようです。既にToryval STAGEやJユースリーグで試合に出ている模様。
ヴァーデュアは”公認支部”という名目の東京ヴェルディの下部組織。稀にヴェルディユースへの昇格者が出ているようです。OB進路先はおそらく過去通算の話だと思いますが、ヴェルディユースよりも松本山雅U-18へ進んだ選手の方が圧倒的に数が多いのは気になっちゃいますね。
他県選抜メンバー
新潟県選抜と山梨県選抜のメンバーは以下の通り。長野県選抜は判明したら載せようと思います。
新潟県選抜は登録20人中9人がアルビレックス新潟の下部組織。高体連は日本文理から4人、北越から1人選ばれています。
越境組として、GK仲七璃がFC東京むさしから選ばれています。高校では新潟県内のチームに加入するということでしょう。
街クラブ勢である長岡JYFCのDF佐藤謙心、グランセナ新潟のMF星山陽哉、MF斎藤成湊、FW小林椋人、FW本多昭吾の去就は気になるところ。特にFW小林は新潟県選抜の10番。
アルビレックス新潟U-15の選手たちは十中八九ユースに上がるでしょう。また、最年少の中学2年で選ばれたFW長谷川蒼羽は今後注目。
山梨県選抜は登録20人中ヴァンフォーレ甲府U-15から9人が選ばれています。高体連は駿台甲府、韮崎、山梨学院、日大明誠、甲府工業、甲府城西と各校から1人ずつ選出。街クラブ勢はフォルトゥナSCから2人、Uスポーツクラブ、韮崎SCから1人ずつ。珍しく中体連からも笛吹市立石和中から1人選出されています。かなり手広く選んでいる印象。フォルトゥナから浜松開誠館に加入するルートが確立されていますが、今年はどうなんでしょうか。
まとめ
今大会、静岡県選抜は4チーム中3位と不本意な結果に終わりましたが、ヤングサッカーフェスティバルでは強豪東京都選抜相手に圧倒して勝利していますし、そこまで心配することはないかなと思います。これから開幕するU-16東海リーグなどを経て10月の国スポという流れになりますが、今年こそは良い結果が得られるよう頑張ってほしいと思います。
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