静岡県リーグ2024年動向

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Aリーグ

優勝した浜名は、3年連続の挑戦となったプリンスリーグ参入戦で帝京大可児との撃ち合いを制して15年ぶりのプリンス復帰を決めました。

1年でのプリンス復帰を目指した清水桜が丘は、四日市中央工業相手に先制したものの逆転負けで参入戦1回戦敗退。Aリーグ残留です。

チーム
2位清水桜が丘
3位静岡学園C
4位東海大翔洋
5位清水東
6位磐田東
7位浜松開誠館B
8位常葉大橘
9位清水エスパルスユースB
昇格アスルクラロ沼津U18
昇格飛龍

Bリーグからの昇格はアスルクラロ沼津U18と飛龍。アスルは18試合73得点21失点と圧倒的な成績で昇格。トップ昇格や県選抜の選手を輩出することもあり、来年注目。飛龍は静岡学園Dに続く3位だったものの、静学CがAリーグに所属しているため静学Dの代わりに昇格することになります。何はともあれ飛龍は1年でのAリーグ復帰です。

来年プリンスリーグへの挑戦権を手にするのは清水桜が丘、東海大翔洋、清水東を始めとした名門校か、それともアスルユースが勢いそのままにAリーグすらも突っ切るのか、注目です。

Bリーグ

Aリーグ最下位の藤枝東Bが降格。昨年Aリーグから降格した飛龍は1年でAリーグ復帰を決めましたが、聖隷、科学技術、袋井はBリーグ残留。

チーム
降格藤枝東B
2位静岡学園D
4位藤枝明誠B
5位聖隷クリストファー
6位焼津中央
7位科学技術
8位袋井
9位Honda FC U-18
昇格静清
昇格清水桜が丘B

昇格してきたのは近年力をつけてきている静清と1年でのBリーグ復帰となった清水桜が丘B。

名門のBチームと聖隷や科学技術のAチーム、どちらがAリーグ昇格を掴み取るのか注目です。

Cリーグ

Cリーグは来年おそらく15チームで1回戦総当たりになると思われます。強豪チームのBチーム、Cチームに加えて日大三島やオイスカと言った高校サッカーでよく聞く名前のチームが参加します。

チーム
降格日大三島
2位藤枝明誠C
3位浜松開誠館C
4位オイスカ
5位富士市立B
6位浜名B
7位浜松東
8位ジュビロ磐田U-18 B
9位磐田東B
10位静岡北
11位常葉大橘B
12位浜松湖東
昇格沼津東
昇格聖隷クリストファーB
昇格浜松工業

地区リーグからの昇格は、東部リーグ1位の沼津東、西部リーグ1位の聖隷クリストファーB、そして参入戦を勝ち抜いた浜松工業。中部リーグ1位の藤枝明誠Dは、県Cリーグに藤枝明誠Cが残留したため昇格ならず。2位島田工業が繰上げになると思われましたが、各リーグ2位で行われる参入プレーオフに参加し、2位に終わったため昇格できなかった模様。

藤枝明誠はBリーグのBチーム、CリーグのCチームともに最後まで昇格の可能性がありましたが、惜しくも昇格ならず。まあ、Bチームが昇格失敗した時点でCチームの昇格は消滅し、さらにDチームの昇格も不可能になることが確定するので・・・。さらに言えば、仮にBチームが昇格できてもCチームが昇格失敗すればDチームは昇格できないので、かなり難しい条件だったことは確かです。来季は藤枝明誠に注目です。

まとめ

来季はAリーグが特に注目。どのチームがプリンス参入プレーオフに進出できるのか、特にアスルユースの動向は要チェックです。

藤枝明誠の順位にも密かに注目したいところ。全チーム昇格できるか、どこかで詰まってしまうのか。また、静学のCチーム、Dチームに次期エースとなる逸材が紛れ込んでいないかを見るのも面白いかもしれません。

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