プリンスリーグ東海第12節 JFAアカデミー福島vs静岡学園B

高円宮杯プリンスリーグ
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前節までの振り返り

アカ福は第9節で清水エスパルスユースに敗戦し、最後のクラブユース選手権ではグループリーグ敗退と良くない流れでしたが、その後見事に立て直しプリンスリーグ後半戦は2連勝。圧倒的首位をキープしています。前節海星高校ではFW吉田喬が4ゴールを挙げ、再び得点ランキング首位に舞い戻りました。

得点ランキング

静岡学園Bは前節の藤枝東戦はインフル蔓延による延期で1試合未消化。しかしながら2位清水エスパルスユースとは勝点3差であり、アカ福としても油断できる相手ではありません。ただ、前半戦の主力がAチームに昇格していたり、ルーキーリーグを終えた1年生が合流するであろう時期であったりするため、選手の入れ替えはかなり激しくなってきておりその影響は未知数です。

試合記録

スタメン

公式記録:高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ東海

アカ福はキャプテンのCB長尾ジョシュア文典が欠場。おそらくSBSカップの時の怪我だと思います。代わりに入ったのは普段サイドバックを務めるDF坂本秀吾。右SBには普段中盤のMF山崎太湧が入りました。また、右SHにはMF田丸太陽ではなくMF渋川颯也が入りました。

前回観戦した浜松開誠館戦と比べると選手が全然違います。左SBの菅井海翔と右SHの庄大空以外は全員違うメンバー。菅井と庄の2人も背番号が変わっています。

序盤は両者五分な展開。ついさっきまで静岡県リーグを見ていたからかインテンシティの高さにビビりながらの観戦となりました(ピッチまでの距離が近いこともあるとは思いますが)。

均衡を破ったのは41分。ロングボールの処理にもたついた静学DF齋藤大雅からアカ福10番花城琳斗がボールを奪って中は折り返すと、最後はFW吉田喬が静学GK有竹拓海の股を抜いてゴール。前半は1-0でアカ福がリードで折り返します。

後半は序盤でアカ福にアクシデント。DF阿部琉星が負傷。そのまま立てずにコーチにおんぶされてピッチを後にします。

その後、阿部に変わってDF塚田喜大を投入。これに伴い、アカ福は大幅なシステム変更。

フォーメーションは5-3-2。ボランチの石田然を3バックのセンターに下げ、塚田と植田陸をWBに。右SBの山崎太湧を中盤に上げ、渋川颯也と山口惟博とともにセンターを締める形へ。攻撃時は左サイドは植田、右サイドは渋川と塚田で攻めているようでした。

このフォーメーションに代えてすぐに得点が生まれました。62分、FW吉田喬がポストプレーでDFの裏はボールを流すと、花城がそのまま独走してゴール。

また、76分には花城がセンターサークルあたりから意表をついたロングシュートを決めて3点目。勝負を決めます。花城は去年からプレミアリーグでも頻繁にロングシュートを打っていましたが、決まったのは初めて見ました。

この後、静学FW加藤歩貴が得点を決め、フォーメーションを前掛かりにしながら得点を目指しました。間違っていないならこんな感じで右サイドをDF鵜澤浬1人に任せてSHの松井宙斗が中は入り、かなり左サイド偏重で攻めていましたが得点はならず。3-1でアカ福が勝利しました。

Bチーム公式戦デビューだった1年生有竹はナイスセーブもあったものの、ペナ外までクリアに行ったのに失敗して無人のゴールにシュートを打たれたり(静学DFの必死のブロックで得点ならず)、課題の多く残る試合となりました。

順位

アカ福は早くも勝利数を2桁に乗せました。12試合33得点5失点は超驚異的。主力のセンターバック2枚がいなくても盤石な試合運びをする適応力には正直脱帽です。

静学Bは6位となりましたが、消化試合が1試合少ないためまだ上位を狙える位置にいます。

どちらのチームも優勝してもプレミア昇格はありませんが、アカ福は有終の美を目指して、静学はAチーム個人昇格を目指して突き進んでほしいですね。

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