2022年の成績
大会 | チーム | 成績 |
---|---|---|
新人戦 | Aチーム | 中止 |
インターハイ | Aチーム | 県ベスト4 |
高校選手権 | Aチーム | 県ベスト4 |
プレミアリーグ | Aチーム | WEST4位 |
プリンスリーグ | Bチーム | 東海5位 |
県2部リーグ | Cチーム | 2位(昇格) |
県3部リーグ | Dチーム | 1位(昇格) |
中部2部リーグ | Eチーム | 1位(昇格) |
中部3部リーグ | Fチーム | 2位 |
名古屋グランパスに加入したDF行徳瑛、ガンバ大阪に加入したMF髙橋隆大を擁し、久しぶりに参戦したプレミアリーグで4位という好成績を収めたものの、インターハイと選手権ではともにベスト4で姿を消すこととなってしまいました。
今年の布陣
新人戦成績:準優勝
試合 | スコア | 相手 | 得点者 |
---|---|---|---|
1回戦 | 不戦勝 | 浜松湖東 | なし |
2回戦 | 6-1 | 掛川東 | 志賀小政3、小山顕、大木悠羽、吉村美海 |
3回戦 | 12-0 | 日大三島 | 志賀小政、岩本耀太、高田優3、神田奏真4、大村海心、望月飛羽、野田裕人 |
準々決勝 | 7-1 | 聖隷 | 神田奏真3、志賀小政、眞井礁伍、高田優、大木悠羽 |
準決勝 | 2EX1 | 磐田東 | 泉光太郎、志賀小政 |
決勝 | 0-1 | 浜名 | なし |
新人戦メンバー
フォーメーションは今年も4-2-3-1がメインとなりそうですが、昨年はMF髙橋隆大が務めていた右SHのポジションの人選がまだ定まっていないように感じます。新人戦決勝ではMF高田優が右SHで先発しましたが、途中から選手権でも務めていたトップ下、ボランチにポジションを変えていました。
また、4-4-2が基本になる可能性もありそうです。新人戦でも後半から1年生FW大木悠羽を投入してFW神田奏真と2トップを形成しました。この2人はともにルーキーリーグ関東得点王です。
2022年のメンバーは静岡学園中を始め静岡のチーム出身の選手が大半を占めていましたが、今年は関西出身の選手が増加しました。2021年も関西出身の選手がレギュラーのうち9人をしており、プロ入りした4人は全員が関西出身でした(DF伊東進之輔:千里丘FC、MF玄理吾:FC Libre、MF古川陽介:京都サンガU-15、MF川谷凪:千里丘FC)。
今年は先発のうち7人が関西出身。静学はメンバーの入れ替えが激しいので今後どうなるかわかりませんが、静岡出身選手にもっと頑張ってほしいと思います。
主要メンバー
前年所属チームは、
Aチーム:プレミアメンバー・選手権メンバー(1度でも登録されればOK)
Bチーム:プリンスリーグ登録メンバー
Cチーム:県リーグ初期登録メンバー
背番号 | 前年所属 | 学年 | Pos | 選手 | ふりがな | 前所属 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | A | 高2 | GK | 中村 圭佑 | なかむら けいすけ | FC東京むさし | U-18日本代表(2022) |
2 | C | 高2 | MF | 望月 飛羽 | もちづき ひゅう | 静岡学園中 | |
3 | A | 高1 | DF | 矢澤 怜士 | やざわ れお | 大阪東淀川FC | |
4 | A | 高2 | MF | 福地 瑠偉 | ふくち るい | 清水エスパルスJY | |
5 | B | 高2 | MF | 眞井 礁伍 | まない しょうご | ガンバ大阪JY | |
6 | A | 高2 | MF | 泉 光太郎 | いずみ こうたろう | 八尾大正FC | |
7 | B | 高2 | MF | 吉村 美海 | よしむら よしうみ | 大阪市ジュネッス | |
8 | A | 高2 | MF | 志賀 小政 | しが こまさ | 千里丘FC | ルーキーリーグ全国MVP |
9 | A | 高2 | FW | 神田 奏真 | かんだ そうま | 大阪東淀川FC | U-16日本代表(2021)、ルーキーリーグ関東MVP&得点王 |
10 | A | 高2 | MF | 髙田 優 | たかだ ゆう | エスパルス静岡 | |
11 | C | 高2 | DF | 石川 智也 | いしかわ ともや | エスパルス静岡 | |
12 | B | 高2 | DF | 井口 晴斗 | いぐち はると | 大阪東淀川FC | |
13 | B | 高2 | MF | 森崎 澄晴 | もりさき すばる | 刈谷JY | |
14 | A | 高1 | MF | 野田 裕人 | のだ ひろと | FCディバイン | |
15 | C | 高2 | MF | 田嶋 旦陽 | たじま あさひ | FC渋谷 | |
16 | C | 高2 | MF | 大平 青空 | おおひら はる | ディアブロッサ高田 | |
17 | A | 高2 | GK | 及川 初 | おいかわ はじめ | 松本山雅U-15 | |
18 | B | 高2 | MF | 野瀬 快 | のせ かい | MIO東近江 | |
19 | C | 高2 | MF | 大村 海心 | おおむら かいしん | 大阪東淀川FC | |
20 | C | 高2 | MF | 岩本 耀太 | いわもと ようた | 大阪市ジュネッス | |
21 | B | 高2 | DF | 提坂 煌世 | さげさか こうせい | 静岡学園中 | |
22 | 高1 | FW | 大木 悠羽 | おおき ゆう | 清水エスパルスJY | ルーキーリーグ関東得点王 | |
23 | C | 高2 | MF | 菅井 海翔 | すがい かいと | 鹿島アントラーズノルテ | |
24 | B | 高2 | DF | 水野 朔 | みずの さく | IRIS FC SUMIYOSHI | |
25 | 高2 | GK | 松本 寅以 | まつもと とらい | 伊丹FC | ||
A | 高2 | DF | 山下 峻太郎 | やました しゅんたろう | 清水エスパルスJY | ||
A | 高1 | FW | 山下 輝大 | やました こうだい | 静岡学園中 | 国体選抜(2022)、タウンクラブ・中体連キャンプ | |
A | 高2 | GK | 山口 航生 | やまぐち こうせい | 湘南ベルマーレU-15 | ||
A | 高1 | GK | 野口 晟斗 | のぐち せいと | 大阪東淀川FC | ||
A | 高1 | DF | 関戸 海凪 | せきど かな | 静岡学園中 | 国体選抜(2022) | |
A | 高1 | MF | 金野 仁 | こんの じん | 1FC川越水上公園 | ルーキーリーグ関東アシスト王、タウンクラブ・中体連キャンプ | |
A | 高1 | FW | 浅居 潤亮 | あさい じゅんのすけ | ガンバ大阪JY | ||
B | 高2 | MF | 小山 顕 | こやま けん | 神戸FC |
注目選手
2019年、2021年、2022年とここ数年でプロ選手をコンスタントに輩出しており、静学のキープレイヤーには要注目です。
GK1中村圭佑(高2:FC東京むさし)
昨年から守護神を張り続けるのがU-18日本代表のGK中村圭佑。中学はFC東京むさしでプレーしていましたが、U-15日本代表に選ばれていたチームメイトGK小林将天の存在感が強く、あまり目立っていませんでした。所属が変わった高校1年時はそろってU-16日本代表メンバー入り。高校2年でもともにU-17日本代表入りしていましたが、プレミアリーグでは小林が出場時間を伸ばせなかった一方で中村は正守護神としてほぼ全試合に出場。SBSカップに出場するU-18日本代表に中村が1学年下ながら飛び級で選出されると3年生の栗林颯(サガン鳥栖U-18)を差し置いて全試合に出場しました。
中村はU-17日本高校選抜候補にも選出され、合宿後はJクラブの練習にも参加。高卒プロを本気で目指すと語っており、今年の活躍に要注目の選手です。
今年はセカンドGK争いも激しそうです。GK山口航生(湘南ベルマーレU-15)とGK及川初(松本山雅FC U-15)はどちらもJ下部組織出身。プレミアリーグでは山口が継続してメンバー入りし3試合に出場した一方、及川は1度もメンバー登録されませんでした。しかし、選手権でメンバー入りしたのは山口ではなく及川。そして、新人戦でメンバー入りしたのも及川。中村圭佑が絶対的な存在なので出場機会は少ないかもしれませんが、熾烈なセカンドGK争いも注目です。
MF8志賀小政(高2:千里丘FC)
ルーキーリーグ全国大会では10番を背負いMVPに選ばれた左SH。
プリンスリーグでは15試合2得点と振るいませんでしたが、新人戦では2回戦の掛川東戦でハットトリックすると、その後の日大三島戦、聖隷戦、磐田東戦と4試合連続ゴール。決勝では浜名の堅い守りを前にゴールを奪えませんでしたが、たしかな存在感を見せました。
FW9神田奏真(高2:大阪東淀川FC)
昨年FPの中で唯一年間を通してレギュラーを張り続けた2年生。1年生の時にルーキーリーグ関東で得点王とMVPをダブル受賞し、高校選手権全国大会でも1年生でGK中村圭佑とともにメンバー入りしました。
プレミアリーグでは21試合10得点で得点ランキング8位、新人戦でも7得点を挙げました。
気がかりなのが、継続して得点を挙げられない点でしょうか。プレミアリーグでは東福岡戦で5ゴールの固め打ちをしましたが、その前の時点では14試合3得点と振るわず。今回の新人戦でも3回戦の日大三島戦と聖隷戦の2試合で7ゴールを挙げたものの、延長戦までもつれ込んだ磐田東戦や決勝の浜名戦ではゴールを奪えませんでした。ポストプレーなどで明らかに別格な存在ではあるのですが、チームが苦しい時になかなか得点が奪えないのはFWとして致命的。今年こそ殻を打ち破れるか注目です。それができればプロ入りも十分あり得ると思います。
また、1年生でレギュラーを確保したDF矢澤怜士(高1:大阪東淀川FC)やスーパーサブのFW大木悠羽(高1:清水エスパルスJY)、今回メンバーから漏れたMF山下輝大(高1:静岡学園中)、MF金野仁(高1:1FC川越水上公園)にも注目しています。
FW大木悠羽はルーキーリーグ関東得点王。また、MF金野仁(1FC川越水上公園)はルーキーリーグ関東アシスト王で、この2人のホットラインが今年見られるか注目。FW山下輝大はDF関戸海凪とともに国体静岡県選抜メンバーで、中学時代は全中ベスト4に輝いています。
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