全国高校サッカー選手権静岡県大会2024 準々決勝 静岡学園vs清水桜が丘

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昨年のインターハイ決勝のカードが準々決勝で実現しました。昨年のように清水桜が丘が静学を追い込めるか、注目です。

試合記録

スタメン

静学はいつものスタメン。

清水桜が丘も決勝トーナメント1回戦の富士市立戦と同じスタメン。

得点・交代

静岡学園3-0清水桜が丘
得点者
24篠塚怜音(アシスト:18土田拓)前半32分 
24篠塚怜音(アシスト:11原星也)後半5分 
12佐々木雄基(アシスト:11原星也)後半27分 
交代
14加藤佑基
③奈良YMCA SC
8神吉俊之介
②アミザージ神野
HT   
24篠塚怜音
②ジェフ千葉U-15
12佐々木雄基
②川崎フロンターレU-15
後半20分   
   後半25分14鈴木勇翔
②FC桜が丘
24米山陽音
③エスパルス富士
   後半32分9前川蒼空
③アスルクラロ沼津U15
10遠藤力菫
③FC桜が丘
11原星也
③静岡学園中
15池田双葉
③千里丘FC
後半37分   
7天野太陽
③大阪市ジュネッス
16藤本虎之介
③アイリス住吉
後半37分   

前半32分、ペナルティエリア深くまで進入したDF土田拓からの折り返しをMF篠塚怜音が走りこんで合わせて静学が先制。

後半5分、左サイドでボールを受けた原星也がタメを作って中へ横パスを入れると篠塚がダイレクトでミドルシュート。これがゴール右上に決まり追加点。

さらに後半、ピッチ中央でボールを受けた途中出場のMF佐々木雄基が3人をかわして左サイドの原へ。佐々木はそのままの勢いでゴール前まで走り込むと、原からのリターンをそのままダイレクトで決め切り3点目。

清水桜が丘は集中力高く守れていましたが、ゴールを守りきれず。後半9分に静学の中途半端なクリアをキャプテン瀧怜真がダイレクトでシュートを狙うも惜しくもクロスバー直撃。MF米山陽音やFW遠藤力菫を投入して終盤押し込む時間帯を作ったものの静学のゴールを割るに至らず。

所感

格の差を見せつけた静学がしっかりと清水桜が丘に快勝しました。2年生の篠塚怜音、佐々木雄基の3ゴール。意外な篠塚の2ゴールではあったものの、ゴール前に入っていっての得点は初戦の日大三島戦と同じ形であり、ミドルシュートもプレミアで打っているのでその意識が実を結んだ形。篠塚と佐々木の2人はともに選手権3ゴールのため、このペースで得点を取れればもしかしたら得点王あるかも。佐々木は出れば活躍すると思っていましたが、まさか今年の選手権からトップチームで出してもらえるとは思っていませんでした。今後の活躍に期待。

清水桜が丘は守備面でサイドでの1対1の攻防に食らいついていきましたが力及ばず。特に前半、右サイドの原にはスピードで千切られた場面が何回かありましたが、左サイドの加藤佑基に対しては2人ついて良い形を作らせていなかったのは収穫。ただ、攻撃面ではシュートは打てていたものの上手く糸口を見つけられず、無得点での敗退となりました。

静学 準決勝はダークホース飛龍

静学の準決勝の相手は藤枝東をPK戦で破った飛龍。守護神吉川湊のロングキックに高原伸ノ介のロングスロー、そこから引き摺り込まれるカオスな状況からのスーパーエース丹羽咲人の決定力をどう攻略するかが鍵。昨年のインハイ準決勝でもこのカードになり、この時は3-2で静学が勝利したもののロングスローにかなり手こずっていた印象。全国でもここまで振り切ったチームはほとんどないと思うので、しっかり勝てれば良い経験になるはず。

清水桜が丘は逆転でのプリンス昇格へ

清水桜が丘は県Aリーグでは残り2試合でプリンス昇格プレーオフ出場圏内まで勝点4の4位となっており、正直厳しい状況。ただ、3位磐田東とは直接対決が残っており、直接対決に勝てればまだプレーオフ出場の可能性が出てきます。選手権ではベスト8で敗退してしまいましたが、名門復活へ向けて爪痕を残せるか。

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