インターハイ静岡県大会3回戦 東海大翔洋vs磐田東

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お初のTOKAIブルーオーシャンフィールド、通称東海BOF。

翔洋が県優勝したのは2014年のインターハイ静岡県大会が最後。10年ぶりの全国出場を狙います。

写真には映っていませんが、翔洋は女子サッカー部も一緒に応援。対する磐田東もかなりの人数が応援に駆けつけていました。

磐田東は2022年に17年ぶり2回目のインターハイ静岡県大会優勝を果たしましたが、そのときの1年生が3年生になりました。当時1年生で唯一メンバー入りしていた伊藤悠陽が10番でキャプテン。

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試合記録

スタメン

スタメンは判明してる分だけ。

翔洋は4-3-3。昨年の選手権メンバーを見る限り、GKは小川遥都、DFラインには渡辺悠斗と小林志道が入っていそうですが不明。田北、太田も確定ではないです。西田、藤倉、小關は記事で見たので確定だと思います。

磐田東は4-4-2。県選抜のDF相澤瑛心は左SB、キャプテンで10番の伊藤悠陽は右SH。FW宇都宮海斗とFW森髙栄太の強力2トップ。

交代

  • 後半9分 翔洋:11→22、6→20
  • 後半15分 翔洋:5→16
  • 後半20分 翔洋:2→25
  • 後半35分 磐田東:11→20遠藤有眞
  • 後半37分 翔洋:17→7
  • 後半40+1分 磐田東:7→15、8→16鍋田学、9→19
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選 3回戦 東海大翔洋 vs 磐田東 | レポート | 高校サッカードットコム
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試合概況

翔洋は比較的中盤で繋ぐ意識が高め、磐田東は繋ぐことにこだわらずとにかく前線にボールを送る戦い方という印象。

先制点は磐田東。右サイドでMF鈴木謙心が粘り、低いクロスを送ると翔洋DF陣は大きくクリアできず。こぼれ球をFW宇都宮海斗が押し込んで先制。

また、すぐその2分後にCKを得ると、キャプテンMF伊藤悠陽が入れたボールを頭で石川袖大が合わせて2点目。

立ち上がりでいきなり2失点し、翔洋イレブンもさすがにまずいと戦い方の確認。

しかし、早い時間とはいえ2点先行されている中で翔洋からは闇雲なロングボールが散見され、ペースが掴めず。センターフォワードの11番が頑張って収めるし、両サイドからドリブルなどでチャンスは作るものの押し込みきれず。

そんな中流れを変えるゴールを奪ったのが注目選手のFW西田堅翔。右サイドから仕掛けてキーパーの頭上を射抜くシュートを決めて1点差に詰め寄りました。西田は弓矢パフォーマンス。

しかし、34分にFW宇都宮海斗がこの日2点目となるロングシュートを決め、36分に県選抜DF相澤瑛心がペナ外から強烈ミドルをぶち込み、一気に1-4に。

この間、磐田東MF鈴木謙心のミドルがポストを直撃したり翔洋のシュートをゴールライン上でクリアというようなシーンもあったり互角の戦いではありましたが、勝負を決めたのはチャンスを確実に決め切る決定力かなと感じました。翔洋はあと一歩のところで決まらない場面が多かったです。

まさか前半でこれだけスコアが開くとは思っていなかったです。

後半、翔洋はひたすら両サイドの小關と西田にボールを渡して突破を図るも磐田東DF陣が最後までやらせず。西田はカットインからシュートを打つ場面が多くあったものの威力がなく。

西田は終盤足を攣ったものの最後までピッチに残り奮闘しました。

しかし最後、後半ATにカウンターから途中出場のFW遠藤有眞がダメ押しして試合終了。

所感

1点差の接戦になると予想していたこのゲーム、まさかの開始10分で0-2と差がつき、1点差になってわからなくなったと思ったらすぐに追加点を奪い、前半で1-4の大差がつきました。しかし、内容を見れば互角、もっと言えば個々の選手の足元の技術は翔洋の方が上にも見えました。勝負を分けたのは決めるべきところでしっかり決められるかどうか、得点を奪う姿勢の差かなぁと感じました。

翔洋の前線3人はさながら静学。両サイドのドリブルの破壊力、センターフォワードの背負うプレーの力強さ、見ていて楽しかったです。11番はゴール前で背負って反転シュートを打とうとしている場面が何回かありましたが、あれを決め切ることができればバフェティンビ・ゴミスだと思いました。11番がせっかく収めてくれているのにそれを活かせていなかったようにも見えたので、そこは修正要。

あとは10番をもっと前で見たいなぁと思いました。DFラインでボールを持っている時にアンカーの10番がフリーで要求していてもパスが出てこない場面が多かったですが、ボール失わないし運ぶこともできるしもっと使ってほしかったと思います。

リーグ戦を通じて戦術の練度を上げていけば県Aリーグ優勝は可能だと思いますし、選手権でも期待したいなと思いました。

磐田東はトーナメント用の戦い方なのか、やたらロングボールを蹴っていた印象。ただ、私はサンフレッチェ広島ユースのハイクオリティなロングボールサッカーを見てしまったので、やるならもっと突き詰めてほしいなぁと思いました。広島ユースでは糸を引くような美しい軌道で意図のあるロングボールがDFから出てきますし、もっと向上の余地があると思います。次戦に期待。

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