関東ルーキーAリーグ第1節 静岡学園vs前橋育英

今年も開幕しました、関東ルーキーリーグです。今年はキックオフ直後くらいにグラウンドに着きましたが、ピッチサイドはほとんど観客で埋まっていて座れる場所を探すのがちょっと大変でした。例年の倍以上観客いたと思います。

試合記録

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スタメン

静学は4-3-3。吉田太郎さんの記事によると、スタメン11人中9人が静学中出身とのこと。静学中出身者は例年背番号が固まっており、今年は50〜60番台で固まっているようです。GKはFC東京深川のGK松原奏風。DFラインはDF秋山奏翼、DF石川貴久、DF三保琥太郎、DF木原結大。アンカーはキャプテンマークを巻くMF山田栞汰、インサイドハーフはMF北村岬輝とMF吉澤心。右WGに静学中の10番MF亀川潤、左WGにMF西谷朱雀、CFはTSV1973四日市のMF加藤悠佑。

前橋育英の方は直接フリーキックを決めたMF掛水楓空とめっちゃ名前呼ばれてた(気がする)DF宮﨑斗真しかわかりませんでした。

得点

  • 前半30分
    • 静学:52北村岬輝
  • 前半35分
    • 静学:60吉澤心
  • 後半10分
    • 前育:48掛水楓空
  • 後半39分
    • 静学:52北村岬輝

静学は前半30分、ゴール前の混戦をMF北村岬輝が押し込んで先制。

その後の前半35分、ペナ前で中に入ったMF西谷朱雀のヒールパスをMF吉澤心が縦に持ち込んでそのままシュート。超ハイレベルな連携で追加点を奪い、2-0でリードして前半終了。

西谷が左サイドからカットイン
足裏で背後に流す
吉澤が受け取って縦に持ち運ぶ
そのままシュートを決めた

後半6分、裏へのスルーパスに抜け出したFW加藤悠佑がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得、加藤が自分で蹴るも前育GK鈴木劉がストップしゴールならず。

後半開始早々にPKのチャンス
前育GK鈴木劉がスーパーセーブ

反対に後半10分、ペナルティエリアやや右側でのフリーキックをMF掛水楓空がゴール左に直接決めて1点差に。

48番がキッカーのMF掛水楓空
超ビューティフルシュートが決まって1点差に

後半39分、ペナルティエリア内でボールを持ったMF北村岬輝が冷静にゴール左にシュートを流し込んでこの日2ゴール目。

MF北村岬輝がこの日2点目を決めてダメ押し

3-1と引き離して試合終了。

交代

  • 後半8分
    • 前育:83→43
  • 後半16分
    • 静学:14加藤悠佑→65山田優志
  • 後半19分
    • 静学:63西谷朱雀→57宮坂脩斗
    • 前育:34→66
  • 後半26分
    • 前育:58→64
  • 後半33分
    • 前育:48→74

試合終了時の静学のフォーメーション

所感

静学が終始押し込んで3-1で快勝。一昨年の第2節でも前橋育英と対戦し、ほぼ何もできずに1-8の大敗を喫しましたが、今年は真逆で前育にほぼ何もさせませんでした。さすがに8点も取れませんでしたが、チャンスは大量に作りました。静学らしいドリブルや、ヒールパスなどを織り交ぜたショートパスの繋ぎの連続。1年生のこの時期でこの完成度!?とめちゃくちゃ驚いてます。

ただ、この試合を見て静学イレブンに対して最初に感じたのは守備の上手さ。前育はゴールキックは全てDFに預けてスタートし、DFラインから繋いでいこうというチーム。しかし、静学の加藤がコースを限定しながらプレスを掛け、ほかの選手もパスコースも完全に切っているので、前育DFとしてはショートパスを繋いでもすぐ囲まれてボールを奪われるし長く蹴れば弾き返されるという状況。この試合の7〜8割くらいは前育陣内でプレーしていたと思います。強い年の静学は奪われてもすぐに奪い返す守備ができているとよく言われますが、それを高校1年生のこの時期に既にできていると感じました。すごい。

とはいえ、静学中出身のメンバーで固められているという点を踏まえると、前育と比較して完成度の差はあっても仕方ないのかなとも思いました。片や既に3年間一緒にやってきて全中優勝まで成し遂げたチーム、片や全国から選りすぐりのメンバーが集まったとはいえど結成から1ヶ月も経っていないチームですからね。後半途中に静学中出身のメンバーで固めていることに気付き、今年の静学は強いぞ!と手放しで喜ぶのはまだ早いのかなと冷静になりました。だとしてもここまで攻守に渡って完成度が高いとなると、期待度はめちゃくちゃ高いです。

静学中の全中優勝メンバーは以下リンクより。

日章学園中学校 vs 静岡学園中学校 試合情報|令和7年度 全国中学校体育大会 第56回全国中学校サッカー大会|JFA.jp
令和7年度 全国中学校体育大会 第56回全国中学校サッカー大会 日章学園中学校 vs 静岡学園中学校の試合情報ページです。

静学中関連の記事も置いておきます。

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あまりに圧倒的な成績で静岡県のみならず全国すらも制してしまったので、個人的に静学中出身のメンバーに対する期待度は相当高かったです。まさかルーキーリーグの開幕節で勢揃いするとは。そして、その期待にそぐわない実力を見せてくれました。

その中で最も目立っていたのは、やはり中学時代10番を背負っていたMF亀川潤。個人的に静学の花形だと思っているウイングのポジションから静学らしいキックフェイントからの切り返しなどを駆使したドリブルを見せる選手。相手に囲まれても慌てずに打開する場面もあり、めちゃくちゃ上手いです。右サイドの左利きドリブラー、ロマン十分です。

このモーションからの
キックフェイント

左SBのDF木原結大も特に後半目立っていました。低い位置からドリブルで持ち上がる場面が多々。そして上手い。DF提坂日葵のようなTHE静学サイドバック。

キャプテンのMF山田栞汰は攻守に存在感を見せました。

MF北村岬輝は全中でも得点を量産していましたが、この試合でも2ゴールを決めました。点の取れるインサイドハーフは魅力的。

B戦

B戦は出場選手を間違えてる部分結構あるかもなので、話半分に見てください。

B戦の前半はGK浅野翔多朗、4バックはDF恩田蒼太朗、DF小池望良(もら)、DF村田聖(ひじり)、DF髙橋悠(はるか)。ダブルボランチはMF髙岡歩武と39番、トップ下はMF山下陽叶(はると)。右WGはMF古澤樹、左WGはMF佐野天空(しえる)、CFが62番。

後半は多くの選手を入れ替え。ボランチはMF岡部親(ちかし)とMF佐野優也、トップ下にMF太田泰河。右WGが山﨑心翔(まなと)、左WGがA戦にも出たMF宮坂脩斗、CFがFW河野廉。途中から10番のMF岡部親がCFをやっていました。

試合は後半終盤に左サイドの高い位置でのスローインを受けた宮坂が粘ってペナ内に侵入してマイナスのパスを供給。このパスを岡部が合わせたものの前育GKのナイスセーブ。しかし、こぼれ球に詰めていた河野が押し込んでゴール。B戦も静学が勝利しました。

B戦の方は外部出身のメンバーが多かったこともあってかドリブルでガンガン攻めると言うよりはDFラインからパスをしっかり繋いでいくスタイルでした。

前育もA戦と比べてDFラインからしっかり繋ぐことができていたし、前育が攻め込む時間も長かったです。静学の前プレを左サイドで完璧にかわし切ったのはすごかったです。

ルーキーリーグ白星発進

ルーキーリーグ開幕節を幸先よく勝利で終えた静学。試合内容的にも今年は全国行けるのではないかという期待は高まっています。ほぼ毎年ルーキーリーグの何かしらのタイトルを取っているので、ぜひ頑張ってほしいです。

  • 2019年:5位
    • FW持山匡佑・・・得点ランキング2位
  • 2020年:優勝
  • 2021年:優勝
    • FW神田奏真・・・得点王
  • 2022年:準優勝
    • FW大木悠羽・・・得点王
    • MF金野仁・・・アシスト王
  • 2023年:5位
    • MF北田優心・・・アシスト王
  • 2024年:8位
    • MF加集啓太・・・アシスト王
  • 2025年:7位

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