昨季J3ギラヴァンツ北九州でプレーしていたガンバ大阪MF髙橋隆大がブラジルのグアラニへ完全移籍することが発表されました。

北九州では2024シーズン18試合1得点でした。

年始に「北九州から離れる」ということはリリースされていましたが、ガンバからは今シーズンの所属についてリリースがなく、選手一覧にもレンタル中一覧にも載っていない状態でした。契約満了というリリースもありませんでした。
ゲキサカの方で移籍の経緯がたくさん語られています。多分静学出身YouTuberの方でも動画が出たりするんじゃないかと思います。

小柄ではあるものの、ドリブルでの突破力や両足で同じようにシュートを打てるところはかなり群を抜いていたと思いますし、北九州の試合を見ていても明らかに通用していました。それでもレギュラーにはなれなかったというところなんだと思います。
ブラジルで実力を見せつけ、また日本へ逆輸入して活躍できることを期待しています。
他の静学出身選手
ところで、この辺りの世代のほかの静学出身はどうなっているのか少し気になったので調べました。
髙橋と同期の行徳瑛は名古屋グランパスへ加入。1年目は名古屋でルヴァンカップに1試合出場したのみ。2年目は夏にAC長野パルセイロに育成型期限付き移籍するも出場は1試合のみ。3年目となる今年も長野に育成型期限付き移籍となりましたが、これまでとは打って変わってJ3の全3試合フル出場を果たしています。

髙橋と行徳の一学年上の世代は、MF古川陽介、MF玄理吾、MF川谷凪、DF伊東進之輔の4人が高卒プロ入りした世代。
古川はジュビロ磐田に加入し2年目、3年目にスーパーサブとして活躍。3年目の昨年夏にポーランドのグールニクザブジェへ期限付き移籍しました。ポーランドではコンスタントに出場機会を掴んでいるようです。

玄理吾は徳島ヴォルティスでの1年目でリーグ戦14試合出場と良い滑り出しを見せ、2年目は19試合出場(13試合スタメン)と順調なシーズンを送りました。3年目となった昨季はシーズン途中で栃木SCに期限付き移籍しましたが、徳島と合わせて25試合に出場しました。今季は徳島で開幕を迎え、今のところ出場なし。ベンチには入っているので今後の活躍に期待。

川谷凪は清水エスパルスに加入し、いわきFC、ファジアーノ岡山と育成型期限付き移籍で渡り歩きましたが3年間でのリーグ戦出場は6試合のみ。しかし、今季プレーする奈良クラブでは2試合フル出場を果たし、躍進が期待されます。

伊東進之輔はギラヴァンツ北九州に加入。福山シティへの育成型期限付き移籍を挟んで3シーズンプレーしたものの、カップ戦を含め北九州でのプレーは6試合のみ。昨シーズン末に契約満了となっていました。今季はJFLのヴィアティン三重でプレー。今週末が開幕戦となります。
