プレミアWEST2025 静岡学園vs名古屋グランパスU-18

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ホーム3連戦の最終戦、同じ東海地方の名古屋グランパスU-18との試合です。

試合記録

静岡学園高校 vs 名古屋グランパスU-18 試合情報|高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025|JFA.jp
高円宮杯プレミアリーグ 2025大会公式サイトのWEST 静岡学園高校 vs 名古屋グランパスU-18の日程・結果ページです。試合結果、出場記録、公式記録を掲載しています。

スタメン

静学のスタメンは以下の通り。GKは有竹拓海、4バックは松井翼、吉田俐軌、筒井龍之介、加藤薫でここ数試合同じ。ダブルボランチはMF四海星南とMF杉田和心。杉田はプレミアスタメン3試合目です。右SHがMF神吉俊之介で左SHがMF落合咲蔵。2トップにFW佐々木雄基とMF藤原晃太郎。藤原がワントップ気味、佐々木が1.5列目みたいな感じ。FW上田悠世、FW坂本健悟ともに欠場。また、MF篠塚怜音もベンチ入りせず。

名古屋U-18は3-4-2-1。GKは加藤直太郎。3バックはDF神戸間那、DF小室秀太、DF鶴田周。ボランチはMF野村勇仁とMF神谷輝一で、WBはMF千賀翔太郎とMF野中祐吾。シャドーがMF八色真人と小島蒼斗で、ワントップにFW大西利都。大西は19得点で得点ランキングトップ。

スタッツ

静岡学園0-4名古屋U-18
後半前半チーム合計前半後半
729シュート1064
134GK1376
7411CK413
459直接FK1248
213間接FK110
213(オフサイド)110
000PK110

試合経過

静岡学園0-4名古屋グランパスU-18
得点
 11分11大西利都
 42分11大西利都(PK)
 65分11大西利都(アシスト:14鶴田周)
 74分11大西利都(アシスト:10八色真人)
交代
22落合咲蔵
③静岡学園中
28足立羽琉
②川崎CHAMP
HT   
   60分20小島蒼斗
②FCオリベ多治見
15恒吉良真
③名古屋グランパスU-15
   60分28千賀翔太郎
②名古屋グランパスU-15
27白男川羚斗
②名古屋グランパスU-15
11神吉俊之介
③アミザージ神野
12山田悠太
③清水エスパルスJY
70分18神谷輝一
②名古屋グランパスU-15
23中條遼人
②名古屋グランパスU-15
16杉田和心
③静岡学園中
31小田切颯佑
②Uスポーツクラブ
81分   
23藤原晃太郎
③フレスカ神戸
34村山陽紀
③名古屋グランパスU-15
81分   
   83分5神戸間那
③名古屋グランパスU-15
24オディケチソン太地
②JFAアカデミー福島
   83分10八色真人
③名古屋グランパスU-15
13伊藤ケン
③三重サッカーアカデミー
SUBSTITUTE
GK29府川拓夢PSTC LONDRINA GK31利田夏惟中③マルヤスFC83ジュニア
DF20林奏汰グランパスみよし DF25成瀬楓悟名古屋グランパスU-15
MF6前田一樹静岡学園中    

立ち上がりは名古屋U-18がやや攻勢。11分、MF八色真人からのパスを受けたFW大西利都がシュートを放つもGK有竹拓海がストップ。しかし、こぼれ球を大西が再び押し込んで名古屋U-18が先制。

5分後に静学がゴールネットを揺らすもオフサイド。しかし、時間が経つにつれて静学が徐々にペースを握っていきます。

左SB加藤薫が突破を見せる

そんな中、42分にDF加藤薫が激しい接触ではなかったものの相手の足を引っ掛けたとしてPK献上。大西が右に蹴ったキックは有竹が触れたもののそのままゴール。

PKを大西が右隅に決めて2点目

前半は0-2で折り返し。果敢にドリブルを仕掛けるもフィジカルで負けがちだったMF落合咲蔵と慣れないワントップで持ち味を出せていなかったMF藤原晃太郎が気になりましたが、ハーフタイムではMF落合咲蔵に代えてMF足立羽琉をボランチに投入。藤原を左SHに配置し、MF四海星南をトップ下に移動して後半スタート。

後半は立ち上がりから静学ペース。左サイドに移った藤原のドリブルからチャンスを作り出します。

しかし、後半も得点したのは名古屋U-18。八色から左サイドを駆け上がったMF鶴田周にパスが通ると、鶴田は低いアーリークロスを選択。ファーから走り込んだ大西がワンタッチで合わせて3点目。さらにその直後には大西のシュートがクロスバーを叩く場面も。

大西が今季5度目のハットトリック達成

74分、八色のスルーパスから大西がゴールを決めて0-4。大西はプレミア23点目。

静学は70分に山田悠太を投入。MF杉田和心が攣ったこともあり、81分にはDF小田切颯佑とDF村山陽紀を投入。両サイドバックに配置し、左SBのDF加藤薫をボランチに、そして右SBのDF松井翼を左SHへ。

松井がキレのある突破を見せるなど気を吐いたものの、最後得点を奪うまで至らず。0-4の大敗を喫し、ホーム3連戦を1勝2敗で終えました。

このカットインからのシュートがブロックされて試合終了

所感

静学の攻めている時間が長かったものの決めきれず、逆に名古屋U-18がFW大西利都が決定機をしっかり決め切りました。シュート8本で4得点。すごい。

前半はMF藤原晃太郎がワントップ気味のポジションをとり、FW佐々木雄基がトップ下のようなポジションでしたが、なかなか藤原までボールが渡らず。藤原としては持ち味のスピードのあるドリブルを見せることもできず、ヘディングの競り合いでも高さ不足で勝つことができず、かなりしんどい前半だったのではないかと思います。後半は藤原が左SHに移動し、かなりのびのびとドリブルができている印象がありました。また、佐々木ワントップ、MF四海星南トップ下の形になったことでやりやすくなっていたように見えました。まさかFW上田悠世もFW坂本健悟も不在なんてことがあるのかという話ではありますが、残留のために早めに新しいプランを持っておきたいところ。

また、ここ数試合左サイドに定着してきているMF落合咲蔵は持ち味のドリブルで気持ちよく突破できる場面がプレミアで少なくなってきているような気がします。フィジカルで潰されているような場面も散見されますし、簡単ではないですがアジャストしていく必要があると思います。

持ち味を発揮できていたといえば、DF松井翼とMF杉田和心の静学中コンビ。

松井は開幕当初は出場機会が少なかったものの、第9節ヴィッセル神戸U-18戦から10試合連続出場し、ここ4試合は右SBでスタメンを勝ち取っています。名古屋U-18戦では右SBでスタートしましたが、終盤は左SHでプレー。ドリブルがかなり効いています。シーズン開幕当初は4バックの陣容が固まっていなかったものの、ようやく固まりつつあるように見えます。現在DF塚田哲也が離脱中、左SBをDF加藤薫とDF小田切颯佑で奪い合っている状況なのでまだ状況が変わる可能性はありますが、まずは選手権でどういう布陣になるのか注目。

6/29の帝京長岡戦以来の久々のスタメンとなったMF杉田和心が攻守ともに気を吐きました。守備では相手にしっかり身体をぶつけたりスライディングでボールを奪い取りました。さらに攻撃では少ないタッチでボールをはたいたりサイドへ的確にボールを配給したり。昨年プリンスリーグで見ていた時は落ち着いてボールを捌くプレーが特徴的でしたが、あまり激しく守備をする印象がありませんでした。持ち味を残したまま守備をしっかりやっており、今後出場機会が増えそうだなと思いました。

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