インターハイ静岡県大会準決勝です。静学が久しぶりに決勝まで行かずに敗退しました。昨年の決勝後にこんなこと呟いていましたが、まんまと予想が外れました。



先に断っておきますが、私は準決勝の2試合現地観戦していません。記事やSNSの情報からの推測で書いている部分がかなり多いのでご承知おきください。
なんで現地観戦しなかったのかというと、毎年恒例横浜でCL鑑賞会をしていて寝不足だったからです。たしか去年は県大会決勝と被っており、CLを見てからエコパに直行しました。鈍行で4時間。

今回は藤枝総合サッカー場が会場なので公共交通機関だけではアクセスが微妙、行くなら車不可避。さすがに居眠り運転して事故るのは嫌なので大人しく家で寝てました。

というか、パリ・サンジェルマンvsインテルの試合は凄かったですね。史上初の5点差、MFドゥエが1G2Aで大活躍しましたが、1人で3得点に関与するのも史上初。しかもドゥエは2005年6月3日生まれでほぼバースデーゴールだし、そもそもまだ19歳だったのと。それどころか終盤に出場したMFマユルとMFエメリは2006年生まれ。意味がわからん。
個人的にはPSGvsインテルは静学vs清水東を思い出しました。PSGは全員上手いし、インテルと清水東はともに5-3-2の布陣を敷いていましたし、無理にDFラインから繋ごうとしてミスするところも既視感あるなと思ったり。また、PSGは風間サッカーの究極系みたいなサッカーしてるなとも思いました。なんにしろ強すぎました。点差が開いても時間稼ぎをせずに最後まで追加点を取りに行く姿勢も凄かったですね。

記事・ハイライト

静岡学園vs浜松開誠館
静学のスタメンは多分下のような感じ。浜松開誠館は顔と名前が一致していない選手が多いのでなんとも。GK吉田壮馬とMF川合亜門、FW岡田瑛太はスタメンっぽい。フォーメーションはいつも通りなら3-4-2-1でしょう。

結果は0-0のままPK戦へ突入し、開誠館のPK勝ち。静学は3人目の塚田哲也が外し、5人目の佐々木雄基が止められた一方、開誠館は4人全員成功させたようです。
SNSの情報では静学は後半に篠塚怜音と佐々木雄基が投入されたとのことですが、開誠館の守備の前にシュート3本に抑えられて無得点。静学のサイド攻撃は開誠館にほぼ完璧に抑えられて機能していなかったとのこと。
今思えば開誠館は冬のToryval Stageでガチメンの流経大柏を相手に4-1で勝利しており、そりゃ静学を無得点に抑え込むだけの力はあるよなと。流経大柏はこの記事執筆時点でプレミアEAST首位、FW大藤颯太は得点ランキングトップです。流経大柏戦では10番MF安藤晃希に何度かドリブル突破を許していましたが、そういうのを糧にトレーニングした結果が実を結んだのかなと思ったりしています。

個人的に気になったのはFW上田悠世の左WG起用でしょうか。清水東戦では終盤FW坂本健悟の投入に伴って左WGにポジションチェンジをしていました。開誠館戦では上田が左WGでフル出場したようですが、やはり慣れていないポジションで難儀していた模様。上田を左WGでフル出場させたのは坂本だけでなく上田もゴール前に入ることで単純にフィニッシャーの頭数を増やしたかったか、怪我から復帰したばかりの上田の試合勘を戻すために試合には出しておきたかったかというところだと思っています。
SNSでは「静学がベストメンバーじゃなかったから負けた」とする投稿も見られましたが、GKの瀧優斗以外は全員プレミアで試合に出ているメンバーなので的外れかなと。瀧は2試合連続クリーンシートですし。むしろ私はこのインターハイでは控え選手の突き上げがなかったことが敗因とすら思っています。プリンスリーグを見ていてAチームで見たいと思う選手が何人かいたので彼らが出場できなかったのは残念。
開誠館はどうやら準々決勝の浜松南戦でターンオーバーしていたようですね。開誠館はメンバーの入れ替えが激しいので本当に選手を覚えるのが大変。決勝では選手紹介があるのでしっかり覚えたいです。
藤枝東vs磐田東
2022年以来の全国を目指す磐田東と、学校創立101周年を迎え2018年以来の全国復帰を目論む藤枝東の試合。藤枝東のスタメンは以下の通り。

磐田東はCFが2年生ストライカーの高田心羽やU-17静岡県ユース選抜DF原崎晄などがスタメン。
DFラインからのロングボールを高田がループシュートでGK頭をこえて先制。新人戦決勝での静学の四海のゴールを思い出しました。
藤枝東の試合速報やハイライトを見た感じ、磐田東がかなり攻めていたようです。ただ、決め切ることができず、ハイライトからは理由がよくわからないファウルで与えたフリーキックを泉孝太郎に決められて同点になり、PK戦で負けたという感じ。見た感じ7秒以上ボールを手で持ってたというところでしょうか?もったいなかったですね。
決勝は浜松開誠館vs藤枝東
決勝は開誠館vs藤枝東となりました。決勝でこのカードになるのは2022年の選手権以来。このときは開誠館が2-0で勝利し、全国では大津相手にPK戦までもつれ込む激戦を演じました。
今季のプリンスリーグでは藤枝東がペースを掴み、泉孝太郎がPKを沈めて1-0で藤枝東が勝利しました。今度はどちらが勝つのか楽しみです。
