ルーキーリーグ関東第9節 静岡学園vs矢板中央

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静岡学園のルーキーリーグ最終節の相手は矢板中央。静学は2連勝して最下位を脱出しており、この最終節で矢板中央に引き分け以上でAリーグ残留が決まります。

スタメン

選手間違えてたらごめんなさい。

GKは春の甲信越静U-16サッカーで静岡県選抜に選ばれた田邉匠真。4バックは右から佐野泰聖、飯尾善、保延昭良、55番。アンカーはサンフレッチェ広島JY出身の野坂啓人。インサイドハーフはFC東京むさし出身の安永龍生と既にプリンスリーグにメンバー登録されている泉新。右WGに昨年U-15日本代表に選ばれた経歴を持つ10番加集啓太。左WGにはプリンスリーグで既に得点を決めている松永悠輝。センターフォワードには渡邉怜央が入りました。キャプテンマークを巻いたのは松永。

交代

  • 14安永龍生→20坂本健悟
  • 26渡邉怜央→7足立羽琉

前育戦同様積極的に交代枠を使うのかと思ったら今回は2枚しか使いませんでした。安永に代えて国スポ東海大会で静岡県選抜に選ばれた坂本健悟をセンターフォワードへ投入。そして、インサイドハーフに落ちた渡邉怜央に代えて足立羽琉。

所感

1-8で惨敗した前橋育英戦と同じチームとは思えないほど静学らしさ全開で勝利。特に前半はほとんどずっと静学がボールを握って2得点。先制点の渡邉怜央は一目散にベンチへ突っ込んで喜びを表現し、追加点の安永龍生はクリロナのゴールパフォーマンス。

後半は降格への焦りからかプレーが荒くなった矢板中央に押し込まれる時間帯が増えましたが、なんとか1失点で抑えて勝利。3連勝でAリーグ残留を決めました。

この試合で目立っていたのは右WGの加集啓太とIHの泉新。

加集はこの日2アシストを記録し、1対1で圧倒的な存在感を見せました。それでいてしっかり下がって守備をサボることもありませんでした。前半終盤でかなり疲れているようだったので交代するかと思ったらフル出場しました。あと、レフティ特有の絶対左足しか使わないマンなのかと思っていたらそんなことなかったです。

2年生の北田優心とキャラが被ってそうだなぁという感じがするので、ポジション争いがどうなるか。まあでも北田はどちらかといったら真ん中寄りの選手な気がするし、加集はバリバリサイドの選手なので被らないのかも。

泉は相手からかなり削られていましたが、身体を上手く使っていなし、めちゃくちゃ上手かったです。あれだけ激しく来ていた相手に対して一歩も引くことなく戦えたのはすごいと思いました。あと、ロナウジーニョみたいなノールックパスを何本も通していました。

プリンスリーグのメンバーに残っているのかは分かりませんが、もし残っていたらぜひプレーを見たい選手。

左WGの松永悠輝も相変わらずの上手さ。後半に見せたクライフターンで裏街道したやつ凄すぎました。サイドバックの55番とも良い連携を見せていました。

55番は本当にサイドバックの選手なのかというほどドリブルの馬力があり、それでいてルーレットみたいにくるっと回って相手をいなす柔軟さも持ち合わせているめちゃくちゃ良い選手。

アンカーの野坂啓人はインパクトのあるプレーこそなかったものの、相手の攻撃の芽をしっかり摘んだり、時にはセンターバックの間に入ってボールを回したりと冷静なプレーが光りました。

ルーキーリーグ関東閉幕

これで静学はルーキーリーグ閉幕。既に泉新と松永悠輝は夏にプリンスリーグ登録メンバー入りを果たしています。秋のメンバーに入っているのかは分かりませんが、1年生がどれだけ上のカテゴリーに入っていけるか注目。松永と坂本健悟、加集啓太は国スポ東海大会で静岡県選抜入りしましたし、今日のプレーを見る限りでは加集もプリンスリーグのメンバーに食い込めると思います。あと左SBの55番もそう遠くないうちに上のカテゴリーで見れそうな気がします。

あと1回登録変更があるはずなので、この中からプレミアリーグを戦うAチームに入れる選手が出てくるか注目したいです。

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