来年の国体へ向けて始動
今年の国体も静岡県選抜は初戦敗退してしまいましたが、既に来年へ向けて動き始めています。「スルガカップ2023静岡国際ユース(U-15)サッカー大会」が10/7〜10/9に行われました。前回大会は静岡県選抜に加えてジュビロ磐田U-15、横浜F・マリノスJY、FC東京U-15深川が参加しましたが、今回は清水エスパルスJY、JFAアカデミー福島、韓国の全北現代モータースが参加しました。
静岡県選抜メンバー
浜松開誠館中とジュビロ磐田U-15のメンバーがメイン。20人のメンバーのうち8人が浜松開誠館中、5人がジュビロ磐田U-15の選手です。残りは静岡学園中から3人、静岡市の街クラブFC.LESTEから2人、藤枝東FCとFC桜が丘からそれぞれ1人です。
GK松浦迅ビエラ(浜松開誠館)はU-15日本代表、DF平岩煌麻(ジュビロ磐田U-15)、MF大場創雅(ジュビロ磐田U-15)、MF原田音生(FC桜が丘)、MF川口太崇(藤枝東FC)の4人はナショナルトレセンメンバーです。
結果
AC福島 | 清水JY | 全北現代 | 静岡選抜 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失差 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JFAアカデミー福島 | ー | 0●2 | 3〇1 | 4〇2 | 6 | 7 | 5 | 2 |
清水エスパルスJY | 2〇0 | ー | 0●2 | 3〇1 | 6 | 5 | 3 | 2 |
全北現代モータース | 1●3 | 2〇0 | ー | 1〇0 | 6 | 4 | 3 | 1 |
静岡県選抜 | 2●4 | 1●3 | 0●1 | ー | 0 | 3 | 8 | -5 |
JFAアカデミー福島、清水エスパルスJY、全北現代モータース(韓国)の3チームが勝点6で並び、得失点差で順位が決まりました。静岡県選抜は残念ながら全敗で大会を終えることになりました。
国体メンバー争い
国体のメンバーは、今大会のメンバーに清水エスパルスJYのメンバーをプラスして争うことになると思います。下記選手たちは日本代表、ナショナルトレセン選出歴のある選手たち。今後のメンバー入りが有力です。
Pos | 名前 | ふりがな | 所属 | 選抜歴 |
---|---|---|---|---|
GK | 内田 康楠 | うちだ こなん | 清水エスパルスJY | U-15日本代表 |
GK | 松浦 迅 ビエラ | まつうら じん | 浜松開誠館中 | U-15日本代表 |
DF | 平岩 煌麻 | ひらいわ こうま | ジュビロ磐田U-15 | ナショナルトレセン |
DF | 伊藤 心音 | いとう こころ | ジュビロ磐田U-15 | ナショナルトレセン |
DF | 森下 賀一 | もりした かいち | ジュビロ磐田U-15 | ナショナルトレセン |
MF | 大場 創雅 | おおば そうが | ジュビロ磐田U-15 | ナショナルトレセン |
MF | 増田 奏萌 | ますだ かなめ | 清水エスパルスJY | ナショナルトレセン |
MF | 半田 怜也 | はんだ ときや | 清水エスパルスJY | ナショナルトレセン |
MF | 清水 惺羽 | しみず せいは | 清水エスパルスJY | ナショナルトレセン |
MF | 望月 蒼太 | もちづき そうた | 清水エスパルスJY | ナショナルトレセン |
MF | 杉山 琥二郎 | すぎやま こじろう | 清水エスパルスJY | ナショナルトレセン |
MF | 川口 太崇 | かわぐち たいし | 藤枝東FC | ナショナルトレセン |
MF | 原田 音生 | はらだ ねお | FC桜が丘 | ナショナルトレセン |
また、街クラブメンバーの進路は気になるところです。FC桜が丘のMF原田音生は清水桜が丘、藤枝東FCのMF川口太崇は藤枝東に行きそう。と思ったけど、川口は清水の自宅から練習に通っているそうで、どこを選ぶかは未知数。
そして、LESTEのDF大成柚希とFW望月海亜がどこに行くかも注目。昨年県選抜のメンバーだったDF山本旬は藤枝東へ進学し、Bチームながら既に試合に絡んでいます。近年LESTEは清水東への進学も増えてきています。MF木内琢満は2年からレギュラーを掴み3年の高校選手権まで主力として活躍しました。今年もMF堤崎陽琉が1年生ながら選手権で既に試合に出場しています。
国体選抜はなぜか県外から越境してきた選手を積極的に起用したがらないきらいがあるので、あまりサプライズは起こらないんだろうな、現状のラージグループから選ばれるんだろうなと思っています。頑張ってほしいところ。
次はヤングサッカーフェスティバル
次の照準は来年の2月に行われるヤングサッカーフェスティバルだと思います。毎年東京都選抜と対戦していますが、東京ヴェルディやFC東京だけでなく、川崎フロンターレや浦和レッズ、柏レイソルなど周辺都道府県の下部組織からもメンバーが集まる東京都選抜は難敵。今年の国体もまだ勝ち残っています。来年の国体には誰が生き残るのか注目です。
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