選手権県大会準々決勝、アイスタ会場第2試合は静岡学園vs磐田東。
今年は新人戦の準決勝で対戦しており、静学が1-0で勝利しています。
インターハイでは反対の山に入ったため対戦なし。磐田東は新人戦に続いて準決勝に進出し、浜松開誠館にPK戦の末敗れています。静学は決勝で浜松開誠館に勝って県制覇、そのまま全国大会優勝をもぎ取っています。
新人戦、インターハイと今季連続で県ベスト4入りしているという点で、磐田東は番狂せの可能性が高いチーム。とはいえ、インターハイで全国を制し、プリンスリーグでも未だ無敗で首位独走して優勝を決めている静学が相手となるとやはり話は変わってきそうではあります。
ちなみに県Aリーグで10/10に静学のBチームと磐田東が対戦しています。結果は1-1で引き分け。
試合記録
スタメン
静学はいつも通り3-4-1-2。GK田邉匠真、3バックはDF飯尾善、U-17日本代表DF林奏汰、DF保延昭良。ボランチはMF半田怜也とMF加藤煌清、右WBがU-15日本代表歴のあるMF加集啓太で左WBがMF安永龍生。トップ下がスタメン唯一の2年生で普段ボランチのMF杉ノ原芽生。2トップがFW坂本健悟とFW沢井翼。

磐田東は4-1-4-1。もしかしたら4-2-3-1かも。GK小澤周央、4バックはDF栗井啓介、DF井野哲秀、DF小林泰良、DF堀口晄良。アンカーにMF鈴木海生、インサイドハーフにMF足立佳翼とMF原拓也。右WGがFW竹内謙弥で左WGが寺田礎生、ワントップがFW髙田心羽。

試合経過
| 静岡学園 | 3-0 | 磐田東 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | ||||||
| 9坂本健悟(A:15沢井翼) | 前半6分 | |||||
| 15沢井翼(A:7加集啓太) | 後半11分 | |||||
| 15沢井翼(A:19杉ノ原芽生) | 後半16分 | |||||
| 交代 | ||||||
| 後半14分 | 14竹内謙弥 ③浜松市立東部中 | → | 16佐野志 ①フランクフルトAJ | |||
| 19杉ノ原芽生 ②静岡学園中 | → | 10松永悠輝 ③湘南ベルマーレU-15 | 後半18分 | |||
| 後半26分 | 8原拓也 ③FC雄踏 | → | 18大瀧智尋 ③JFC FUTURO | |||
| 後半26分 | 9寺田礎生 ③袋井市立浅羽中 | → | 23黒田悠斗 ②アスルクラロ伊豆 | |||
| 7加集啓太 ③プルミエール徳島 | → | 24高丘泰昂 ③柏田SC | 後半28分 | |||
| 11安永龍生 ③FC東京むさし | → | 14長坂健太 ③静岡学園中 | 後半28分 | |||
| 後半37分 | 7足立佳翼 ③伊丹FC | → | 19ルクモヌ・カリド ①浜松市立曳馬中 | |||
| 後半37分 | 10髙田心羽 ③BLINQ FC | → | 17藤原晨 ②御前崎市立浜岡中 | |||
| 9坂本健悟 ③大阪市ジュネッス | → | 25村松亮 ③清水エスパルスJY | 後半40+1分 | |||


所感
静岡学園が優位に試合を進めて3-0で快勝しました。磐田東は決定機を何回か迎えたものの決め切ることができず、新人戦とインターハイに続くベスト4入りならず。
磐田東はいつも通りFW髙田心羽をワントップに置くシステムで静学に対抗し、髙田はU-17日本代表DF林奏汰と常にマッチアップする形になりました。

個人的には、ただひたすら髙田へのパスが跳ね返され続けるのを見ていてもったいないなぁと思いました。髙田は相手を背負ってボールキープするのが上手い選手ではありますが、その前の楔のパスやロングボールはほぼ全て跳ね返されていました。一方で髙田の足元にパスが届きさえすればドリブルで林相手でも優位に立つことができていました。サイドに流れたり低い位置に落ちてみたりしてフリーで足元にボールを受けられる機会が増えればもっと磐田東にチャンスが訪れたのではないかと思います。髙田をサイドや中盤で起用するのも手だったのではと思います。

磐田東は1年生のFW佐野志(フランクフルトアカデミージャパン出身)とMFルクモヌ・カリド(浜松市立曳馬中出身)が途中出場。カリドはインターハイで既にメンバー入りしていた有望株です。中体連出身で強豪校に1年から試合に出るのはすごい。


ちなみに磐田東はここ数年部員数が右肩上がり。今年は3年生33人、2年生54人、そして1年生77人。来年からは磐田東中からの入部もあることから、来年から入部制限も設けるとのこと。どのようにチームが変化していくか注目。
静学はFW坂本健悟が1G、FW沢井翼が2G1Aと強力2トップが結果を残しました。点の取れるセンターフォワードがいない年もある中で、今年はそれが2人もいる稀有な世代。

この試合で個人的に最も驚きがあって注目していたのが、普段ボランチでプレーしている2年生MF杉ノ原芽生のトップ下起用。ボランチの時のような広い展開力をそのままに、裏への抜け出しを狙って自分がパスの受け手になる動きも積極的に行っていて、結果としてクロスからFW沢井翼のゴールをアシスト。個人的にはボランチよりもトップ下の方が適性あるんじゃない かなと思いました。見ていて楽しかったです。

先日横浜FCへの加入内定が発表されたMF松永悠輝は後半18分から登場。トップ下に入りました。ドリブルをファウルで止められて激昂する場面がありましたが、そんなに目立つ場面はありませんでした。まだコンディションを上げていく段階かなと思います。

個人的には右WBのMF加集啓太の守備にも注目していました。普段は割と守備が緩い印象があるのですが、この試合はしっかりプレスして身体をぶつけてボールを奪いに行っていてすごく良かったです。


左サイドのMF安永龍生から攻める場面が多かったので頻度が多かった訳ではありませんでしたが、持ち味のドリブルもしっかり披露し、惜しいシュートも放ちました。ここまで攻守にやれるようになった訳だし、次は結果に結びついたらいいなと思います。


次戦は浜松開誠館
静学の次の相手は浜松開誠館。同じプリンスリーグのカテゴリーでも点差が開くことが珍しくない今季において、インターハイ県大会決勝では2-1、プリンスリーグでは1-1と僅差の試合を繰り広げている数少ないチームです。清水エスパルス内定のGK松浦迅ビエラやDF大石櫂、MF石川塔梧といった世代別代表経験者がいる上に、昨年夏冬に全国を経験したメンバーが多くいるので簡単な試合にはならないと思います。夏冬全国制覇に向けて正念場の1つになると思うので楽しみです。


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